メドック地区のポイヤックに位置しており、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドが自社畑で栽培されています。
1855年に行われたメドック格付けで1位にランキングされるなど、五大シャトーの中では、筆頭と呼ばれる立ち位置にいるシャトー・ラフィット・ロートシルト。
約104ヘクタールを超える自社畑を所有しており、五大シャトーの名に恥じない、堂々たる佇まいのシャトーとして知られています。
造られ方の特徴
シャトー・ラフィット・ロートシルトでは、カベルネ・ソーヴィニヨンが主に栽培されており、一部の畑の中には樹齢100年を越る古樹も存在しています。収穫は全て手摘みで行われ、熟練の職人たちの厳しい目で選果が行われています。シャトー・ラフィット・ロートシルトでは、ブドウの品質に非常にこだわっており、傷がついたブドウなどではなく、健全なブドウのみがワインに使用されます。
シャトー・ラフィット・ロートシルトの造りは、除梗機、破砕機を使用して破砕されたブドウを品種別にタンクに分け、別々でアルコール発酵させられます。シャトー・ラフィット・ロートシルトがほかのシャトーと大きく違うところが、自社で樽を製造し、熟成にはその樽が使用されているところです。自社のワインの品質をとことん追求した結果、自分たちで樽を造るという部分に行き着いたのです。