個性豊かなワインを生み出すギリシャワインの特徴とは

個性豊かなワインを生み出すギリシャワインの特徴とは
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個性豊かなワインを生み出すギリシャワインの特徴とは

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ギリシャワインとは

ギリシャには300種類以上の固有のブドウ品種があり、
その中には古代から伝わる貴重な品種も数多くあります。
ギリシャ北部から中央、ペロポネソス半島、エーゲ海に浮かぶ
サントリーニやクレタなどの島々まで、
ギリシャはさまざまな地域でブドウが栽培され、
それぞれの地域でテロワールにあったブドウが栽培され、
バラエティに富んだ個性豊かなワインが造られています。
そこで、本日はギリシャワインについてお話します。

ギリシアワインの歴史

ギリシャワインの歴史は、フェニキア人(現代のレバノン人)の手によって、
ワイン造りが古代ギリシアへ伝播され、紀元前2000年頃から始まったとされています。
それまでワインは上流階級の飲み物とされていましたが、
ギリシャで庶民にもワインが広がりワイン文化が拡大していきました。
昔はアンフォラという陶器でワインの運搬・保存をしており、
ギリシャワインで有名なものにレッツィーナというワインがあります。
このワインはアンフォラにワインを貯蔵していた時代に、
壺口の接着剤として使われていた松脂がたまたま中に入ってしまってできたものでした。
ギリシャワインは、長い歴史の中で独自の発展を遂げてきましたが、
一時オスマン帝国の領土となりイスラム教による支配下にあったことで
ワイン造りが衰退していきました。
しかし、、1980年代EUに加盟したことで、EUのワイン法が導入されるとともに、
フランスに渡ったギリシャの若き醸造家たちが、ギリシャへ戻りワインを造りはじめ、
2000年頃からふたたびギリシャワインが注目されるようになりました。

ギリシアワインの特徴

ギリシャには300種類以上の固有のブドウ品種があり、
その中には古代から伝わる貴重な品種も数多くあります。
現在でも40種類以上のブドウ品種がワイン造りに使用されており、
バラエティに富んだ個性豊かなワインがギリシャワインの特徴です。
先ほど触れた松脂の香りを付けたワインのレッツィーナもギリシャ独自のワインで、
現在もヨーロッパではギリシャでのみ造られており、
醸造中にあえて松の樹脂を入れて醸造しています。

産地・ブドウ品種

北部ギリシャ地方
古代ギリシャからの伝統的なワインの産地で、
ナウサという産地が、1971年に初めてO.P.A.P.に認定されました。
ここでは大陸性気候を活かしてクシノマヴロという品種が盛んに栽培されており、
ナウサで造られるクシノマヴロ単一のワインは、ピノ・ノワールやネッビオーロなどの
高貴品種で造られる高級な赤ワインに似た味わいを持つと言われています。

中央ギリシャ地方
ギリシャワインの総生産量の3分の1を占める最大の産地。
特にアッティカという産地では、レツィーナを造るサヴァティアーノが豊富に生産されています。
またカベルネソーヴィニヨンから高品質なワインが造られており、今後も期待される産地です。

ペロポネソス地方
ギリシャのワイン生産量の4分の1を占めるワイン産地です。
ギリシャ神話でヘラクレス生誕の地と言われており、
人口5,000人ほどのネメアは、ギリシャ赤ワインの最重要産地で、
地ブドウのアギオルギティコ100%の赤ワインは、ヘラクレスの血とも呼ばれています。

クレタ島やサントリーニ島などの島々
美しい島々が浮かぶエーゲ海は、それぞれの島でワインが造られており、
中でもクレタ島は、ワイン造りに適した気候と土壌に恵まれ、
マルヴァジアから造られるワインは、果実と酸のバランスが見事な甘口ワイン
に仕上がります。
また、サントリーニ島は3500年の歴史があり、火山土壌から造られるワインは、
柑橘類の香りと豊かなミネラルとキレのある酸が特徴的なアシルティコという
品種から造られる白ワインが有名です。

おすすめワイン

クーロス・ネメア
クルタキス社は、1895年、ギリシャワインの産地として有名な
アッティカのマルコポーロに創設されました。
ギリシャ固有のブドウ品種を使用し、
そのポテンシャルを最大限いかしたワイン造りを目指す、
ギリシャで最も評価されているワイナリーの一つです。
ネメア地域で栽培されているギリシャの固有品種、
アギオルギティコから造られた「ヘラクレスの血」と
呼ばれるコクのある赤ワイン。
伝統的なスタイルでありながらフルーティな味わいを残し、
モダンな印象を持つワインに仕上げました。
明るいルビー色、豊かな深みとなめらかな口当たりが心地よいワインです。

クーロス・ネメア

レッツィーナ ナチュール
テトラミソスは1999年、ペロポネソス半島北西に位置する
アノ・ディアコプトに創設されました。
醸造家パナヨティス・パパヤノプロスは「自然」ということを
コンセプトにワイン造りを行っており、
収穫は全て手で丁寧に摘み取り有機農法を実践しています。
古代からの製法である甕醸造も取り入れられ、
テトラミソスは環境との調和を第一に考えたワイン造りを実践しています。
粘土製アンフォラを用い、野生酵母で発酵熟成。
ブドウの木の周りに生息する松から厳選された
松脂(1kg/10hl) をティーバッグのような
サシェに入れワインに添加して風味をつけています。
深みを帯びた黄金に輝く外観がとても美しく、
オリエンタルなハーブやスパイスの豊かな香りが溶け込んでいて、
独特の香りとエキゾチックな味わいを楽しめます。

レッツィーナ ナチュール

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