- 2020.02.16
クレオパトラが愛飲していたと言われるキプロスワインとは
キプロスは地中海に浮かぶ小さな島で、対岸にはレバノンやトルコがあり、地中海貿易の中継地として栄えました。そのため、古くからブドウが栽培され、ワインが造られてきました。そんなキプロスを代表するワインが、天然の甘口ワイン。かつて、クレオパトラや、イングランド王を虜にしたとされるそのワインは、12世紀からずっと同じ名で造り続けられているため、世界最古のワインの1つでもあります。
ワインショップソムリエ ソムリエ手帳~ワインのおすすめ知識~
キプロスは地中海に浮かぶ小さな島で、対岸にはレバノンやトルコがあり、地中海貿易の中継地として栄えました。そのため、古くからブドウが栽培され、ワインが造られてきました。そんなキプロスを代表するワインが、天然の甘口ワイン。かつて、クレオパトラや、イングランド王を虜にしたとされるそのワインは、12世紀からずっと同じ名で造り続けられているため、世界最古のワインの1つでもあります。
ワイン発祥の地とされるコーカサス地方に位置し、シルクロードの中継地としても栄え、ワイン造りが盛んにおこなわれていたアゼルバイジャン。政治的背景や戦争によって一時ワイン産業も衰退しましたが、独立後ワイン造りが再開し、近年徐々に世界から注目を集めるワイン産地へと進化しています。
国民の99%がイスラム教徒というトルコ。ワインは無縁のようにも思えますが、意外にもワイン造りの歴史は古く、紀元前4000年までさかのぼります。固有品種も多く、エキゾチックなテイストのワインが造られており、最近では、品質がどんどん向上しており、世界の評価も高まってきています。本日は、トルコワインについてお話します。
「酸のある黒」の意味をもつ、ギリシャの固有品種クシノマヴロ。世界でも最も珍しい高貴なブドウ品種の1つです。しっかりとしたストラクチャーや複雑なアロマがあり、イタリアのバローロ地区で有名なネッビオーロや、フランスのブルゴーニュ地方で知られるピノ・ノワールと味わいが似ていると比較されることが多くあります。そこで、本日はギリシャの固有品種クシノマヴロについてお話します。
日本の夏の高い湿度や冬の寒さにも耐えられる強さを持ちながら、高貴品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンの上品で芳醇な香りと、しっかりとした骨格のあるタンニンを持つブドウの品種ヤマ・ソーヴィニヨン。
ピノ・ノワールとサンソーを交配させて造られたブドウ品種ピノタージュ。造り手によってさまざまな味わいを出す品種で、樽熟成のものは、骨格のしっかりとしたボルドー地方のワインのようになり、ピノ・ノワールの特性も受け継ぐため軽やかでエレガントなブルゴーニュワインのような風味も生み出す面白い品種。
みなさんは、モルドバワインをご存知でしょうか。日本でもまだなじみの薄いモルドバワインですが、実は、その歴史は古く紀元前3000年も前からすでにワイン造りがはじまっていて、世界最古のワイン産地なんです。そんなモルドバがなぜそれほど世界的にも有名な産地として、認識されていないのか、それには、モルドバの悲しい歴史的背景があります。
ワインとは実に奥深く、神秘的なお酒ですよね。同じブドウから造られ、同じ醸造を経てワインになるのに、1本500円から1本100万円を超えるものまで、ワインの価格はさまざまです。また世界各地で生産されていて、造られる産地によって味わいもさまざま。そこで本日は、ワインのさまざまな違いについてお話します。
ソムリエのような、スマートなワインの注ぎ方って憧れますよね。スマートにサーブできると、周囲にも洗練された印象を与えることができます。そこで、本日はワインの注ぎ方とその際のマナーについてお話します。
ワインを飲みなれてくると、自分が好んで飲むブドウ品種や産地が見つかると思います。さまざまなワインを飲んでいくうちに、次第にワインの魅力にはまると、ブドウ品種や産地だけでなく、より複雑なワインを試したくなり、いくつかのブドウ品種がブレンドされたワインの味のハーモニーを楽しみたくなります。そこで、本日はブレンドワインについてお話します。