- 2021.04.19
バローロ・ビアンコの別名をもつアルネイスの特徴や味わい
かつてはそのバローロのタンニンを和らげる為に白ブドウ品種のアルネイスがブレンドとして用いられていました。ブレンドの需要がなくなったことで一時は消滅寸前まで栽培量が減ってしまいましたが、生産者の研究と努力によって、現在はピエモンテ州・ロエロを代表する白ブドウ品種として人気を集めています。
かつてはそのバローロのタンニンを和らげる為に白ブドウ品種のアルネイスがブレンドとして用いられていました。ブレンドの需要がなくなったことで一時は消滅寸前まで栽培量が減ってしまいましたが、生産者の研究と努力によって、現在はピエモンテ州・ロエロを代表する白ブドウ品種として人気を集めています。
イタリア・カンパニア州中央部、アヴェリーノの郊外にあるワイン産地グレコ・デ・トゥーフォー。イタリア語でギリシアのことをグレコと言い、ギリシャのワインは、古代ローマ時代から希少なワインとして記されていました。そこで、本日はグレコ・デ・トゥーフォーのワインについてお話します。
2010年白ワイン用のブドウ品種である甲州が、O.I.V.に品種登録され、続いて2013年にマスカット・ベーリーAがO.I.V.に正式に品種登録され、ここから、一気に日本ワインが世界から注目を集めるようになり、目覚ましく日本ワインの品質が向上していきました。そこで、本日は日本で開発された日本固有の赤ワイン用黒ブドウ品種であるブラック・クイーンについてお話します。
イタリア最北端のワイン産地トレンティーノ・アルト・アディジェ州。長くオーストリア・ハンガリー帝国によって統治されていた時代があったため、ワインもオーストリアの影響を強くうけており、イタリアとドイツの要素が見事に調和したユニークなワインが造られています。そこで、本日はアルト・アディジェで造られるワインについてお話します。
前回お話したガッティナーラと並んでピエモンテ州北部を代表するワイン産地のゲンメ。造られるワインは、ガッティナーラとおなじネッビオーロを主体とした赤ワインで、ガッティナーラよりも長期熟成のポテンシャルが高く、マイルドで女性的な味わいが特徴です。そこで、本日はゲンメのワインについてお話します。
イタリアワインの王様であるバローロで有名なピエモンテ州。バローロ、バルバレスコの産地よりも北に位置するガッティナーラは、かつてここで造られる赤ワインはバローロと同等のイタリアで最も偉大な赤ワインの1つと見なされていました。そこで、本日はガッティナーラで造られるワインについてお話します。
マケドニアという国をご存じですか?旧ユーゴスラヴィアの構成国の1つで、1991年の独立当初の国名であるマケドニア共和国をめぐり、ギリシャとの間で論争が生じたこともありました。現在は北マケドニアという国名になり、一時衰退していたワイン産業も復活し、現在、高品質なワインが次々に生みだされています。そこで、本日はマケドニアのワインについてお話します。
この数年でスーパーのワインコーナーに陳列するワインの様子が少し変わってきたと実感している方も多いのではないでしょうか。ほんの少し前までは、1000円以下のデイリーワインはほとんどがチリ産だったのに、最近は、フランスやイタリアの1000円以下のワインも増えてきました。これは、2019年2月1日に発効された日欧EPAが大きく関係しています。そこで、本日は日欧EPAと今後のワイン業界に与える影響についてお話します。
意外に知られていないワインの殺菌方法に、ワインに火入れをするという手法があります。温度変化にとても弱くデリケートなお酒であるワインに火入れ?それってどうゆうこと?と目を丸くするかたも多いですよね。そこで、本日はワインを殺菌する際の火入れについてお話します。
ドイツ最南のワイン産地で、ドイツの13の地域の中で、一人当たりのワイン消費量が最も多い地域でもあるヴュルテンベルク地方。ここでは、赤ワインの生産が70%以上を占めており、日常的に気軽に飲めるデイリーワインが多く造られています。そこで、本日はドイツのヴュルテンベルク地方のワインについてお話します。