- 2020.11.12
ワイン造りの中でもとても重要な作業のピジャージュとは
以前このソムリエ手帳でお話したことのある「バトナージュ」。これは、白ワインの醸造工程の中で、タンクの底に沈んだ澱(おり)を、バトン(Baton)を用いて、熟成期間中にワインと一緒に攪拌することを言いました。今回は、作業としてはこのバトナージュに似た作業のピジャージュについてお話します。
ワインショップソムリエ ソムリエ手帳~ワインのおすすめ知識~
以前このソムリエ手帳でお話したことのある「バトナージュ」。これは、白ワインの醸造工程の中で、タンクの底に沈んだ澱(おり)を、バトン(Baton)を用いて、熟成期間中にワインと一緒に攪拌することを言いました。今回は、作業としてはこのバトナージュに似た作業のピジャージュについてお話します。
極甘口から辛口まで多様な味わいが楽しめるシェリー。シェリーの熟成された深い味わいを出すために必要な醸成方法のソレラシステム。伝統的な味わいと高い品質を保つために受け継がれてきた技法です。そこで本日は、ソレラシステムについてお話します。
イタリアワインやスペインワインをよく飲まれる方なら、ワインのラベルに「Reserva(レゼルヴァ)」「Gran Reserva(グラン・レゼルヴァ)」と表記されたワインを見かけたことがあるのではないでしょうか。このレゼルヴァの表記について、通常のワインより熟成されているワインという認識はあっても熟成に関する細かい規定まで知っている方は少ないと思います。そこで、本日はレゼルヴァの意味と基準についてお話します。
2015年から8つ目のクレマンの産地に認定されたことで話題になったサヴォワ。しかしながら、まだフランス国内でもこの産地を知る人は少なくマイナーな産地。そこで、本日はフランスの知る人ぞ知るワインの銘醸地サヴォワのワインについてお話します。
以前、このソムリエ手帳でウルグアイワインをご紹介した際に、お話したことがあるブドウ品種のタナ。フランスの南西地方で広く栽培されていたタナがウルグアイに渡り、現在では世界各国で栽培されるブドウ品種となりました。本日は、そんなタナについてお話します。
以前このソムリエ手帳で、ワイン発祥の地はどこかについてお話したことがありました。ワイン発祥の地は、ロシアやトルコなどに隣接しているシルクロードの要所として栄えた東欧の南コーカサス地方の小国ジョージア(グルジア)で、紀元前6000年前からワインが造られていたと言われています。そこで、本日はワインの起源とワインが世界にどのようにして広まったのかについてお話します。
ジェネリックワインという言葉をご存知ですか?ジェネリックというと医薬品のイメージが強いと思いますが、もともとジェネリックとは、英語でGenericと表記し、「一般的な」「ブランドにとらわれない」といった意味の言葉です。そこで、本日はジェネリックワインについてお話します。
最近アペロという言葉が流行り、日本でも食前酒を飲む機会が増えてきましたね。海外では食後にもゆっくりと甘口ワインを楽しむ習慣があります。食前酒、食中酒、食後酒とワインはどんな場面でもすばらしい味わいと時間を提供してくれます。そこで本日は、食後酒としておすすめの甘口ワインをご紹介します。
ブルゴーニュ地方の中でも南に位置するコート・シャロネーズ地区。5つあるコート・シャロネーズ地区のA.O.C.中でも上質として知られている白ワインの名産地リュリー。本日はリュリーのワインについてお話します。
フランスワインの銘醸地ブルゴーニュ地方。そのブルゴーニュの中でももっとも北に位置するシャブリ地区は、シャルドネの栽培に適した産地で、キレのある辛口の白ワインを生み出します。そこで、本日は世界で人気辛口白ワインシャブリについてお話します。