- 2021.01.03
羊のチーズという別名をもつブドウ品種ペコリーノ
イタリアのマルケ州とアブルッツォ州で盛んに栽培されている固有品種のペコリーノ。羊乳から造られるチーズのペコリーノチーズと同じ名前を持つこの品種は、一時絶滅したと思われていましたが、奇跡の復活を遂げ現在では人気の固有品種の1つです。そこで、本日は白ブドウ品種のペコリーノについてお話します。
ワインショップソムリエ ソムリエ手帳~ワインのおすすめ知識~
イタリアのマルケ州とアブルッツォ州で盛んに栽培されている固有品種のペコリーノ。羊乳から造られるチーズのペコリーノチーズと同じ名前を持つこの品種は、一時絶滅したと思われていましたが、奇跡の復活を遂げ現在では人気の固有品種の1つです。そこで、本日は白ブドウ品種のペコリーノについてお話します。
前回のカンパーニア州に引き続き、イタリアワインシリーズといたしまして、今回はイタリアの首都であるローマがあるラツィオ州のワインについてお話します。古代ローマ時代から栄えてきた大都市ローマのあるラツィオでは、どのようなワインの歴史があり、どのようなワインが造られているのか。
ナポリ、アマルフィ海岸、ポンペイ遺跡など、風光明媚な観光地として人気のカンパーニア州。古くから南イタリアの中心都市として栄えてきた歴史を持ち、ワイン造りの歴史も古くローマ時代には高品質で高価格なワインを造る産地でした。そこで、本日はイタリア・カンパーニア州のワインについてお話します。
かつてフィリップ4世やルイ14世といった王族にも愛飲されていたフランス初のロゼワインであるタヴェルのロゼ。造られるロゼワインは、オレンジ色がかったサーモンピンクの鮮やかな色調で、プリムールワインとしてリリースもされますが、10年以上の長期熟成にも耐えるポテンシャルも持っています。そこで、本日はフランスを代表するロゼワインタヴェルのワインについてお話します。
ジゴンダスのワインはご存じですか?ジゴンダスという響きから、フランスのワイン産地というイメージがわきにくいですが、フランスを代表する歴史あるアペラシオンの一つ、シャトー・ヌフ・デュ・パプから東へわずか20kmほどの、フランス南東部ローヌ地方のワイン産地なんです。そこで、本日はジゴンダスのワインについてお話します。
以前このソムリエ手帳で、ポルトガルの酒精強化ワインのポートワイン、スペインの酒精強化ワインのシェリーをご紹介しましたが、今回は、イタリアの酒精強化ワインのマルサラワインについてお話します。
南イタリア、カンパニア州のワイン産地タウラージ。固有品種であるアリアニコから造られる最高峰のワインは、「南のバローロ」と称されるほど、上質なものなら20年以上の熟成にも耐えられるポテンシャルを持ったワインを生み出します。そこで本日は、表情豊かなアロマに、濃厚で複雑な味わいが魅力のタウラージのワインについてお話します。
フランス南西部にあるワイン産地のガイヤック。とてもめずらしい固有品種が多く、造られるワインは赤、白、ロゼ、スパークリングと、甘口から辛口まで多種多様です。そこで、本日はガイヤックのワインについてお話します。
以前このソムリエ手帳でお話したことのある「バトナージュ」。これは、白ワインの醸造工程の中で、タンクの底に沈んだ澱(おり)を、バトン(Baton)を用いて、熟成期間中にワインと一緒に攪拌することを言いました。今回は、作業としてはこのバトナージュに似た作業のピジャージュについてお話します。
極甘口から辛口まで多様な味わいが楽しめるシェリー。シェリーの熟成された深い味わいを出すために必要な醸成方法のソレラシステム。伝統的な味わいと高い品質を保つために受け継がれてきた技法です。そこで本日は、ソレラシステムについてお話します。