シャトー・クロワ・ド・ラブリ
CHATEAU CROIX DE LABRIE
世界が認める、ボルドー出身ワイン醸造コンサルタント、『メルロの魔術師』と名高い、ミシェル・ロラン――その指導を受けながら手入れを施された畑の、完熟メルロをふんだんに使用したワイン! |
引く手数多の醸造コンサルタント、ミシェル・ロラン氏。彼の持つ異名は、「シンデレラワイン請負人」「フライング・ワインメーカー」「メルロの魔術師」など、その凄腕を物語るものばかりです。醸造家としてあまりにも有名なこのロラン氏が一線を退くと報じられたのが、2020年のこと。つまり、このヴィンテージのプリムールは、ロラン氏の指導の下に醸造された最後のワインのひとつともいえます。
AOCサンテミリオン・グラン・クリュの心臓に位置するシャトー・クロワ・ド・ラブリ。2012年に現在のオーナーであるクーデュリー夫妻がこの土地のテロワールに惚れ込みシャトーを購入。有機農法を取り入れオーガニック認証を取得、一部ビオディナミの導入など、できうる限り自然と調和しながらのワイン造りを実践しています。全体の生産量が非常に少なく、ワインが熟成される樽は居間に置かれ、それを見たロバート・パーカー氏が「ガレージ・ワインと言うよりは【ヴァン・ド・サロン】(居間で造られたワイン)だ」と表現するほどです。このシャトーでワイン造りを率いるは、オーナー夫妻の妻・アクセルさん。女性らしい感性が光ります。