フォレ・ペール・エ・フィス
幻のゴーディショを所有する生産者
フォレのゴーディショはブルゴーニュファンの中でも、知る人ぞ知る幻のワインです。
ゴーディショはラ・ターシュとラ・グランリュの間に位置し、同じ畑を所有していたDRCは、裁判所に申請をして、結果ゴーディショをラ・ターシュにしたという話があるくらいです。つまり、ラ・ターシュの一部はゴーディショなんです。すなわちゴーディショはラ・ターシュと言っても過言ではありません。
この話のため、ゴーディショはブルゴーニュファンの中でも特に熱狂的なファンを持つ幻の畑となりました。
ファン垂涎のワインのため、常に品薄状態が続くゴーディショを手に入れられる人はとっても幸運!
もちろんエシェゾーやヴージョなどの品質も高く、ブルゴーニュの真髄が味わえます。
このハイクラスのヴォーヌ・ロマネは果実味に富み、加えて豊かな深みと、しっかりとしたタンニンも豊富。ブルゴーニュ赤ワインの真髄を味わうことができます。
ゴーディショだけを誉め立ててしまいましたが、それ以外のワインも素晴らしい作りです。エシェゾー、クロ・ヴージョ、モレ・サンドニ、ヴォーヌ・ロマネ・プティ・モンなど、どれもブルゴーニュワインらしい格調高さに溢れています。
古木にあるフォレの魅力
フォレの魅力は何と言っても古木にあります。
モレ・サンドニ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サンジョルジュなどにあるフォレの畑には古木が非常に多いのです。
同じ畑であれば、古木から生まれるワインは、若い木から生まれるワインより複雑な風味となります。特にフォレの畑は50年近い古木からワインが生み出されます。
リュット・レゾネ
フォレの畑では、除草剤のないリュット・レゾネと呼ばれる「減農薬栽培」を取り入れています。最近流行りのビオとは異なりますが、自然派のワインであり、優しい味わいが特徴です。
収量制限も厳しく、20~25人のグループで厳しい選別をしながら手摘み収穫をし、さらにその後、最終的な選別が行われます。容赦なく行われる選別により、よく熟したブドウだけが残り、ワインが作られます。
ノンフィルターワイン
フォレのワインは澱引き、清澄を行わず、ノンフィルターで出荷されます。新樽の割合は50%以下で、ワインに強い影響を与えすぎないようにしています。
その結果、フォレのワインは優しく、奥深く、エレガントなワインが生まれます。
高評価を続々獲得
フォレのワインはワインスペクテーター、バーガウンド・ドット・コムなどで高い評価を得ています。例えば、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・サン・ジョルジュという1級畑のキュヴェは
- バーガウンド・ドット・コム89-92点
- ワインスペクテーター誌89-92点獲得
をそれぞれ獲得。
ニュイ・サン・ジョルジュでこの高得点ということに、驚きを禁じえません。ニュイ・サン・ジョルジュだけでなく、フォレの得意なニュイ・サン・ジョルジュなども素晴らしい品質です。