ラ・シャペル・ド・ラ・ミッション・オー・ブリオン
LA CHAPELLE DE LA MISSION HAUT BRION
La Chapelle de la Mission Haut Brion | ラ・シャペル・ド・ラ・ミッション・オー・ブリオン
ボルドー5大シャトーとして名高い
シャトー・オー・ブリオンに向かい会う、
シャトーラ・ミッション・オーブリオン。
現在はオー・ブリオンと同じく
ドメーヌ・クラレンス・デュロンが
所有しています。
シャトーラ・ミッション・オーブリオンは近年、品質、価格、人気が最も上昇したシャトーであり、年によってはその評価がオー・ブリオンを上回る程の実力を持っております。 名実共に、今やオー・ブリオンと並び、メドック、サン・テミリオン、ポムロールの名立たるシャトーに渡り合う、グラーヴ地区を代表するシャトーです。
ラ・ミッション・オーブリオンは、17世紀にラザリスト会の宣教師たちによってブドウ園が整備され、シャトーが建てられました。 もともとオー・ブリオンのブドウ園の一部だったと言われており、オー・ブリオンに匹敵する上質なワインが造られていました。 フランス革命により領地は国家に没収され、競売に掛けられてしまいます。
所有者は何度も替わり、シャトーはすさんだ状態になりますが、1919年にシャトーを購入したウォルトナー家により、ラ・ミッション・オーブリオンのワインは、メドックの一級シャトーや隣のオー・ブリオンに匹敵し、時にはしのぐほどまでに高められました。
「テクスチャーの官能性では「ラ・ミッション・オー・ブリオン」の方が上を行っている」
と言わしめ、 ロバート・パーカー氏に
「ラ・ミッション・オー・ブリオンは依然として一級シャトーの品質のワイン。文句なしに世界で最も非凡で独特のワイン」
と言わしめた逸品です。
1983年には2つの兄弟シャトー、ラ・トゥール・オーブリオンと白ワインをつくるラヴィル・オーブリオンと共に、 オー・ブリオンを所有するドメーヌ・クラレンス・デュロンに買い取られます。
豊富な資金力、優秀なスタッフのもと、ラ・ミッション・オーブリオンはメドックの一級シャトーに匹敵する、品質と人気を誇るシャトーです。
ラ・ミッション・オーブリオンのセカンドワイン『ラ・シャペル・ド・ラ・ミッション・オー・ブリオン』は、 2006年より、旧シャトー・ラ・トゥール・オーブリオンのワインが採用されています。
ウォルトナー家の時代から一緒に造られており、ラ・ミッションと地続きなブドウ畑のため、セカンド的な位置づけのシャトーでした。 ラ・トゥール・オーブリオンは1953年のグラーブ格付(赤)に選出されている実力シャトー。 ラ・ミッションの力強く、芳醇で濃厚なスタイルを受け継ぐ、メドックの格付シャトーに匹敵するワインです。