Chateau les Gravieres シャトー・レ・グラヴィエール |
パーカーポイント 91(2008年) 無ろ過、無清澄、濃密さの故にあたかも固形物であるかのような凝縮した構造の液体となったこのサンテミリオンは、溢れるような芳醇さと、果実味を備えている。 向こう10年間は十分に楽しむことができるだろう。 "This solidly constructed, dense, unfined and unfiltered St-Emilion possesses plenty of richness as well as fruit. Enjoy it over the next decade." |
バロー家は、19世紀末からこのサンテミリオンのポムロルに近いエリアに畑を所有し、ワインを作っています。 1971年より現当主ドゥニ・バロー氏がワイナリーを引き継ぎ運営しています。 バロー家の所有する区画は、サンテミリオンの中でも独特です。 サンテミリオンのワインを美味しくする秘訣、深い砂質・砂利質の土壌は、水はけがよいため、ブドウの樹が余計に水分を吸って果実が水っぽくなることを防ぎます。 そこに加え、バロー家の持つ区画は、その下に鉄分を多く含んだ土壌があります。 これはポムロルの「ペトリュス」に代表される、濃密で複雑なメルロを生み出す大切な条件です。 そのため、このシャトー・レ・グラヴィエールでは、サンテミリオンで一般的なカベルネ・フランとメルロの組み合わせではなく、 あえてメルロ100%という、ユニークな品種構成でワインを作っています。 |
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