Chateau Marjosse
シャトー・マルジョス
Chateau Marjosse | シャトー・マルジョスとピエール・リュルトン
ラベルの下に 明記された「ピエール・リュルトン」の文字。
このマルジョスを所有するのは、あのシュヴァルブランとイケムの総支配人を務める、ピエール・リュルトン氏。
ワイン業界の人なら知らない人はいない程の大物です。
ボルドー最高峰の1級格付け8大シャトーの2つの総支配人を同時に努めるのは史上初のようで、2004年にこの事が発表されると、たちまち話題になりました。
遠く離れた日本でも読売ONLINEに紹介されているほどです。
そして、この記事の中に、このマルジョスについての記載もあります。
このシャトーは、リュルトン氏が個人的に惚れ込んで、1990年より個人所有するシャトー。
「優れた土壌、高樹齢のブドウ樹、ブドウ品種の多様性など、
すべてが最高のワイナリーの条件を満たしている」
以降時間を見つけてはこのマルジョスの畑に改善を重ね、最高の技術を注いで醸造を行います。
そのおかげもあって、このシャトー・マルジョスは、
アントル・ドゥー・メールという気軽に飲めるボルドーワインを作る土地でありながら、そのポテンシャルを十二分に発揮し、今ではボルドーでも大人気のワインの一つとなりました。
プティ・シャトーとは思えないクオリティで、今やフランス国内はもちろん、
海外からも引く手数多というワイン。
通常ならば高額・希少な格付けワインでなければ実施されない、
「プリムール」と呼ばれる先物販売的な取引も行われる程の人気です。