プピーユ Poupille 神の雫ワイン
プピーユは神の雫に登場したワインとして、一躍有名になりました。
「あのペトリュスと競い合った話題のワイン」
フランスのワイン専門誌のブラインド・テイスティングにて、
ボルドーワイン450銘柄のなかで、1位を獲得!
「プピーユ」のAOCであるコート・ド・カスティヨンは、
ボルドーでは比較的マイナーな場所にもかかわらず超高級ワインとして知られる
あの「ペトリュス」に、ワインコンテストで最後まで肩を並べて
競い合いました!
「神の雫」にも登場!!
『もう オリャア あのワイン飲む時のバックミュージックは絶対にジャズよ。
それも黒人のビンビンにソウルフルな 』(#87より)
《POUPILLE プピーユ》
“コート・ド・カスティヨンの奇跡”
マイナーなアペラシオンから奇跡を起こしたのは、この「シャトー・プピーユ」のオーナー、フィリップ・カリーユ氏(左写真)です。
カリーユ家はサン・テミリオンを拠点に、1790年には既にサン・テミリオンでワイン造りを始めています。
フィリップは父方と母方両方のシャトーを受け継ぎ、現在3つのシャトーの運営をしているオーナー醸造家です。
ウノローグ(醸造士)でもある彼は、若い時からその能力を発揮、ギリシャや南アフリカといった各地で醸造技術者として請われ、海外のワイナリーでも活躍してきました。
フィリップ・カリーユ氏
「高品質なワインを生み出すためには栽培は自然でなければならない」
と考えるフィリップは、
より自然な栽培方法、
より厳格な収穫時の選別...
など改革を進め、年々その品質を向上させています。
樹齢40年!のメルロー100%!
新樽100%でしかも18ヵ月熟成という
究極のワイン!!
それがボルドーファンも納得のプピーユ!なのです。
当店ソムリエ 平野《テイスティングコメント》
果実味がとても豊かで、酸味とのバランスもすばらしい。
タンニンは丸く旨みに包まれた印象がありとても心地よくく長い余韻となって楽しめます。 この価格で、このレベルのボルドーワインが味わえるなんて!
もちろんコストパフォーマンスに優れた、お勧めの1本です!!
プピーユの特徴と通販での選び方
フランスのボルドー地方で生産されている「プピーユ」。
かの有名な高級ワイン「シャトー・ペトリュス」と、ブラインド・コンテストで張り合ったという伝説があるワインです。
ここでは、高級ワインと張り合う実力派として知られているプピーユとは、一体どんなワインなのか。
歴史や味わいの特徴などをご紹介いたします。
現オーナーである「フィリップ・カリーユ氏」の母方の一族は、1790年にはボルドー地方のサン・テミリオンを拠点にワイン造りを開始。
一方、父方の一族も、1850年にスペインから移住し、ワイン造りを開始します。
その後、1967年に「シャトー・プピーユ」の名を取得。
現オーナーのフィリップ・カリーユ氏は、1989年にシャトー・プピーユのワイン造りに加わり、2008年に正式に受け継ぎオーナーになりました。
18歳の時から醸造家として南アフリカ、ギリシャ、アメリカなど世界各国で活躍してきたフィリップ・カリーユ氏は、それらの経験をワイン造りにも活かしながら上記を含む3つのシャトー(農園)を運営する醸造家です。
「高品質なワインを生み出すためには、栽培は自然でなければならない」。
そう考えるフィリップ氏は、昔から環境を配慮した自然栽培を行うため有機栽培を始めます。その後2008年に有機栽培の認定を受けます。
フィリップ氏には、ブドウ畑や土壌を自然に近い形で保ち、できる限り環境を汚さずに次世代に託したいという思いがありました。
そこで、彼は土壌汚染の原因になる農薬と化学物質の使用をやめ、ワイン造りに使用した排水は濾過してから流すといった水源を汚さないよう徹底。そのほかにも、極力肥料を使わない方針でブドウを栽培します。
それから、ブドウ畑にセンサーを設置して、常にブドウの状態をチェックできるようし、何か問題が起きた時でもすぐに対応できるような体制を整えます。
このような徹底ぶりや努力を惜しまない考え方こそが、高品質なプピーユを生み出している所以でしょう。
樽にもこだわっており、毎年のブドウの出来に合わせてに使われる木材の産地も変えるという徹底ぶりです。
さらにフィリップ氏は自然を大切にすることがワインの未来を切り開くと考えており「カスティオンを世界で初めての有機栽培のアペラシオン(原産地)」にしようと、同じ地の生産者にも有機栽培を推奨しました。
また、熟成させている時には沈んだ澱から複雑味を引き出すために攪拌をしますが、通常はワインを少しだけ抜き取るため、樽の中に空気が入ってしまい酸化してしまうリスクがあります。
しかしそれを防ぐためにフィリップ氏は「オクソライン」を使った方法を採用。
オクソラインとは、回転させることができるスチール製の樽用のラックのことで、これを使うことでワインを抜かなくても攪拌をしながらも、酸化を防ぐことができるのです。
環境についてここまで真剣に考え、より自然に生産することを意識し続けたプピーユ。
その甲斐あって、十万~数百万円の価格がつくボルドー最高峰の高級ワイン「シャトー・ペトリュス」とブラインドテイスティングコンテストで最後まで張り合うほどの、品質と味わいを持ったワインになりました。
メルローとは一体どのような特徴があるブドウなのか、詳しくご説明いたします。
メルロー
メルローは、フランスのボルドー地方が原産の赤ワインに使用されており、多くの国で栽培されている人気のブドウ品種です。プピーユはメルローだけで造られる単一品種(メルロー100%)のワインで有名です。
カベルネ・ソーヴィニヨン、カルベネ・フランなどとブレンドしているワインもありますが、その場合もメルロー主体の構成となっています。
メルローの粒は中くらいの大きさで、房が大きめなのが特徴です。
熟すのが早く糖が上がりやすいため、果実実溢れる豊かな味わいになります。
病気に強く、様々な気候や生育条件に適応する万能で栽培しやすいとブドウ品種と言えるでしょう。
メルローを使用したワインはほかのブドウ品種のワインと比べるとやや明るい朱色が強く、ブラックチェリーやプレーンなどを感じさせる果実の香りと、チョコレートやコーヒーのような香りを感じられます。
そこまで酸は強くなく、タンニンも柔らかめ。まろやかで繊細な味わいが特徴です。
赤ワインは渋みが強いというイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、メルロー単体のワインはなめらかで上品な口当たりですので、初心者でも飲みやすく感じられるでしょう。
そこで、こちらではプピーユを通販で購入する際の選び方についてご紹介いたします。
楽しみ方についてもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
プピーユの選び方
まず、選ぶ際に気になる、シャトー・プピーユとプピーユの違いについてご説明します。実はシャトー・プピーユは、プピーユのセカンドワインの位置づけです。
シャトーとつく方が上質なイメージがありますが、セカンドワインですのでプピーユの方が価格が高くなります。
ちなみにセカンドワインとは、ワイナリーの中の二番手のワインのことです。より格付けの高いワインをファーストワインと呼びます。
2010年のシャトー・プピーユは、メルロー100%で造られており、濃厚で暗めな色味の中に綺麗なツヤが含まれているのが特徴的です。
赤い果実とフレッシュなブドウの香りで、上品な渋みと心地良い酸味とのバランスが絶妙でしょう。
それから2011年のプピーユは、こちらも同じくメルロー100%となっていますが、味わいの濃さもありつつ、なめらかな口当たりに仕上がっています。
ほどよいタンニンとかすかな甘みをバランス良く感じられるのが特徴です。
上質なメルローが持つ豊かな果実の香りと、上品な味わいがお楽しみいただけるでしょう。
セカンドワインだから品質に劣るというわけではなく、それぞれのヴィンテージに違った良さがありますので、ぜひお好みのプピーユをお選びくださいませ。
プピーユは樹齢40年を誇る有機栽培の古株メルローを、新樽で18ヶ月熟成したこだわりの品質となっています。 ボルドーワインを探されている方や、メルロー主体のワインがお好きな方にとって、プピーユは納得いただける究極のワインとなり得るでしょう。
また、ワイン専門誌のテイスティングでは「ボルドーワイン450銘柄中・1位」を獲得した事もあり、1本数十万円以上で取引されている「シャトー・ペトリュス」と競い合ったワインとしても有名です。
日本でも漫画「神の雫」で取り上げられるなど品質にお墨付きがある一方で、知る人ぞ知るという立ち位置のため、価格の高騰が起きていないのも嬉しいところ。
つまり価格はお手頃でありながら、高級ワインと競うほどの味わいがお楽しみいただけますので、低価格帯で高品質なワインを探している方にもおすすめです。
プピーユの楽しみ方
プピーユは抜栓直後は少し酸味を感じるかもしれませんが、馴染んでくればメルロー特有のフレッシュな果実の香りがお楽しみいただけます。果実味と酸味のバランスが良いワインですので、「ステーキ、焼き鳥、とんかつ、ハンバーグ」などといった肉料理との相性も良いでしょう。
ほどよいタンニンとまろやかな口当たりは、より素材の味を引き立ててくれます。
もちろん肉料理全般やその他のお料理とも合わせてお楽しみいただけるでしょう。
プピーユはワイン単体でお飲みいただくのもおすすめです。
プピーユのメルローならではの味わいを深く感じられますので、他のボルドーワインやメルロー主体のワインと飲み比べてみるのも面白いでしょう。
さらにコストパフォーマンスも高いですので、普段使いはもちろん大人数での気軽なホームパーティーなどにも最適。
高品質で飲みやすいワインですので、周りの方にもきっと喜ばれることと思います。
「大人気漫画で紹介されている」ことや「高級ワインのシャトー・ペトリュスと張り合った実績」など、話題性の面でもバッチリですね。
ぜひこの機会に、ワイン通をも唸らせるプピーユの実力派ワインをお試しになってみてはいかがでしょうか。
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