Chateau Fort de Roquetaillade フォール・ド・ロクタイヤード | |
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ボルドーの歴史あるシャトーで造られている、 伝統的な趣漂う白ワインです。 このシャトーが位置するのは ボルドー南部のグラーブ地区。 このエリアは、通常のボルドーワインよりも味わいに厚みと複雑さがあり、より洗練されたワインとして定評があります。 ボルドーの白ワインに特徴的な 柑橘やハーブの香りに加えて、 滑らかな喉越し、コク、 アーモンドやヘーゼルナッツのアロマ…と ワンランク上のボルドー白ワインが 楽しめることがグラーヴ産白ワインの魅力。 実はフランスで今ボルドー産白ワインの人気が高まっています。 (実際白ワインの現地価格は急上昇中です!) 爽やかな香りから、どんな料理とも相性が良い ボルドー・グラーヴの辛口白ワイン。 夏の昼下がりによく冷やし、ブランチで乾杯、というのもおすすめです! |
「フォール・ド・ロクタイヤード」のワインを造るのは、 実はフランスでも有数の 歴史あるシャトーなのです! 700年以上も昔、 1306年に法王クレマン5世の甥が建てた 中世の見事な城砦は、今も歴戦の名残をとどめています。 貴族の城館としての歴史を持つ他のボルドーのシャトーとは異なり、 無骨で実戦的な造りが歴史の重みを感じさせてくれます。 |
ロクタイヤードは"岩を穿ち造った"という意味。 先史時代からすでに守りの拠点として活用されていた形跡があります。 最初はシャルルマーニュ大帝がピレネー方面に 侵攻する際の拠点として城を築きました。 その後、14世紀初頭にはクレマン5世(アヴィニョンの 教皇庁最初の法皇)の権勢が拡大し、 甥にあたるイギリス国王のエドワード1世が、 今のシャトー・ロクタイヤードを築きます。 ※同じグラーヴ地区にある 有名なシャトー・パプ・ クレマンは、 このクレマン5世の所有です。 |
シャトー・フォール・ド・ロクタイヤードは ボルドーの中でも南寄りのグラーヴ地区で造られているワインです。 この地区は、 5大シャトーの一つ 「オー・ブリオン」で知られる、 古くからのワインの名醸地。 ボルドーでは例外的に、 赤も白も非常にクオリティの高いワインを生み出しています。 シャトー・オー・ブリオン白 シャトー・パプ・クレマン ドメーヌ・ド・シュヴァリエなど 多くの格付けシャトーは、 実際赤ワインの評価を上回る白ワインを造っています。 フランス人は、魚料理に合わせたり、 夏に飲んだりと生活の中でボルドーの白ワインを良く飲みます。 「柑橘系の爽やかな香りやハーブの香りがあって、 爽やかだから夏に飲みたくなるし、いろんな料理に合わせやすいから」 と言われます。 しかし、レストランでの食事や、 少しグレードの高い夕食を、という時は、同じボルドーでも、 このグラーヴ地区のワインを飲みます。 ・この地区の白の方が格上というイメージ ・ブドウの品質 ・様々な醸造テクニック このような理由から、とても複雑で深みのある白ワインが多く、 実はフランス人の人気が高いワインなのです。 |
厚みがあって、柑橘系やハーブのすっきり爽やかな味わいの白ワインは、
冷やして前菜や魚料理と一緒に楽しむのがおすすめ。 また、和食ともよく合います。 |
フランスで人気の高いボルドー白ワイン、
カフェではグレープフルーツ入りのグリーンサラダや、ハーブをたっぷり使った魚のムニエルにライムやグレープフルーツ
を添えた料理が人気です。 |
テロワールのポテンシャルを余すことなく引き出す あの「ステファン・デュルノンクール」の醸造コンサルタントにより 瞬く間に評価が高まりました。 ソーヴィニヨンブラン種70%、 セミヨン種30%をブレンド。 ぶどうはもちろん手摘み100%です! |
コンサルタントデュルノンクール氏の 十八番醸造テクニック ●マロラクティック発酵… ワインに含まれるリンゴ酸を乳酸に変化させます。 この技術で、酸味は非常に柔らかく上品になり、滑らかな質感、複雑な香味成分が生成されます。 ●シュール・リー… リーとは澱のこと。通常醸造の後抜いてしまう澱をワインと 一緒に管理する技術で、酵母菌がワインに溶け込み、旨み成分や深みが増します。 |
ミシェル・ロランと並びボルドーでも引っ張りだこの名醸造家ステファン・デュルノンクール氏。 デュルノンクール氏は、並はずれたテイスティング能力とブドウ畑の環境を的確に分析する能力、 独力で情熱的に蓄積した経験をもとに、多くのシャトーの品質を劇的に向上させました。 パヴィ・マッカンをあっという間にサンテミリオン特別級に押し上げ、 ・カノン・ラ・ガフリエール、 ・ラ・モンドット ・ラルシ・デュカス をトップクラスのワインに導いた業績が高く評価されています。 |
品質の高いぶどうと、高度な技術が組み合わさり、柑橘類、グレープフルーツ、ハーブの爽やかさや、 アーモンド、ヘーゼルナッツ等の香ばしい深みあるアロマと、 フレッシュでフルーティーな味わいが特徴の、本格派グラーヴ辛口白ワインが生まれます! |
『グラーヴ地区の中でも コストパフォーマンスの良さは 最高の部類に属する』 ロバート・パーカー / 2004年が90点 ワインスペクテイター 90点(2004年) デキャンターマガジンで3つ星評価(2006年) ボルドーコンテストで金メダル獲得(2006年) |
ボルドーのグラーヴ地区にあるシャトー・フォール・ド・ロクタイヤードを訪問。
シャトーは見るからに「要塞」という雰囲気をそのまま残した状態で手入れされていました。
しかも今回は当主のバリトー夫妻がシャトー内を案内していただきましたが、現在もこのシャトー内に住んでいるそうで最後にご自宅部分も少し見せていただきました。
まず入り口に入る濠の下を除くと黒ヤギを発見。
このシャトー・フォール・ド・ロクタイヤードは、1306年にローマ法王クレマン5世により建てられたシャトーの一つ。この時7つのシャトーを建てましたが、ワインが造られているのはこのシャトーだけだそうです。
そしてこのシャトーの建築家は、あのパリのノートルダム大聖堂やモンサンミシェルなども手掛けた人だそうです。
シャトー内には、フランスの伝統的な調度品が数々並び、暖炉や鉄兜(本物の)もありました。
実際にそこは応接間として、コンサートや食事会などを行ったりするそうです。
そして、バリトーさんご夫妻が暮らすリビング&ダイニングルームを見せていただきました。
真ん中にはお花が飾ってある大きな台があり、こちらは昔から使われているキッチンになっています。
台の部分はローストができたり、下の部分はオーブンになっていたり、横ではお湯を沸かしたりなどなど・・・
さらには、台の周りを1周できるものも使い勝手がいいそうです。
私もほしくなりましたが、手入れは大変そうでした。
また周りには、いろいろな種類の鍋やバーベキューをするときなどのロースト串焼き回転機というものがあり見ているだけで楽しくなるようなリビングでした。
今回は、醸造施設やブドウ栽培などのお話ではなく、本当にシャトー見学という内容で観光気分で楽しませていただきました。
今回訪れた、ボルドー、グラーヴ地区のシャトー・フォール・ド・ロクタイヤードのシャトー内を訪問した動画をまとめましたのでご覧ください。
一部聞き取りにくい個所がありますので、翻訳テキストをお読みいただければと思います。
●聞き手: ネットショップ店長田中、通訳・仕入れ担当セバスチャン、ボルドーネゴシアンデュボスさん
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