Chateaux Les Anguilleys [1995] Medoc
シャトー・レ・ザングイユ [1995] メドック
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ボルドー・メドック地区 格付けワインがひしめくサンテステフ村から程近い場所に位置するシャトー。
ジロンド河から受ける影響による砂利質土壌と、 石灰質土壌のテロワールも持つため、それぞれの特徴を生かしたアッサンブラージュによって、芯の強いフィネスを持つワインを造ります。
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1840年より、5代に渡ってこの地でブドウを造ってきました。
そして40年前、現当主の代からシャトー・ヴュー・ロバンと呼称を変え、メドック・クリュ・ブルジョワとなりました。
現在、シャトー・ヴュー・ロバンとシャトー・レ・ザングイユなどを手掛けるボルドー左岸のプティシャトーとして、
ロバート・パーカー氏からも
「メドック地区で信頼のおけるシャトー」
として高評価されています。
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畑は、極力自然に近い農法=リュット・レゾネを行っており、収穫は、一房一房丁寧に手摘みで行われる、体に優しい自然派ワイン。
カベルネ・ソーヴィニョン55%、メルロ40%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2%のクラシックなメドックの品種構成によりアッサンブラージュされたワインです。
伝統的なメドックのグランクリュワインにも通じる方法で造られます。
砂利質、リス氷河期の砂質、石灰質、様々な層が複雑に分布している場所の為、それぞれの特徴を生かした品種が造られるのです。
発酵は、3~4週間の樽で定温管理しつつ最高の条件で行い、3ヶ月ごとに澱引きを行います。通常18ヶ月の瓶熟成を経た後出荷されます。
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熟成ワインの魅力・・・
それは、若いヴィンテージでは感じられなかった、
味わいと香りの複雑さや奥行き。
また、時間とともに角がとれて和らぐため口当たりが柔らかくなり、
円熟味が加わり、魅惑的な味わいに変化します。
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グラスの縁は、ややレンガ色がかり15年という長い歳月を経たワインの色合いを呈し、蔵元で大切に熟成されていたのがわかります。
「15年熟成されたボルドーワイン」というと、価格も気になるところ。世界に名を馳せるグランヴァンだったら数万円なんて当たり前!さらに、当たり年のヴィンテージとなると、なかな入手も困難に。
今回ご紹介のワインは、そんな問題を一挙に解決!
世界有数のワインが生まれる「ボルドー左岸・メドック地区」のテロワールに恵まれたプティシャトー「シャトー・ヴュー・ロバン」が造る超当たり年の「シャトー・レ・ザングイユ1995年」!!
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外観は、エッジが仄かにレンガ色がかった、落ち着きのある ガーネット。粘性はやや高め。
開けてすぐは、黒系ベリーの果実香がゆったりと現れ、 その後、シャンピニオン、腐葉土、紅茶など複雑な熟成感漂う香りが上品に出てきます。落ち着きのある酸味と、時間とともに滑らかに変化したタンニンが後味に感じられます。
自然派栽培らしい、素朴で滋味深い優しい味わいの、15年熟成ワインとしては破格で楽しめるお買い得品。
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