Long Wines / Chispas
ロング・ワインズ / チスパス
リオハ地区やリベラ・デル・デュエロ地区といったスペインワインの代表的産地ではなく、同国の北東部のアラゴン州に位置するカンポ・デ・ボルハという秘境の地から最高のコスパワインを入手しました!
カンポ・デ・ボルハは、1980年に認定された原産地呼称。トレスピコス(「三つの頂上」の意味)を持ち、標高2315mを誇るモンカヨ山の麓では、ガルナッチャをはじめ、秀逸なブドウが育ちます。
その理由は、長く暑い夏、凍えるような冬、昼夜の寒暖の差も大きく、年間を通じて、雨がとても少なく、モンカヨ山から乾いた寒風「シエルソ」が吹き下ろしているという稀有なテロワールにあります。
この極端なまでの大陸性気候により、引き締まった酸と深いタンニンのブドウが育つ上に、シエルソのお陰で、畑は常に乾燥し、害虫や病気の発生を防いでくれるので、農薬を使用する必要がなく、綺麗で健康なブドウが熟した状態で収穫できるのです。
ここカンポ・デ・ボルハでは12世紀ごろよりワインが造られており、「ガルナッチャ王国」という愛称がつけられるように、昔からガルナッチャやマカベオというスペインの伝統的品種から造られるワインが主流です。
この「ガルナッチャ王国」の中で、元・テクニカルエンジニアという異色の肩書きを持つワインメーカー、フェルナンド・モラは、スペインのマスタークラスの醸造家であるハビエル・ヴェラと手を組み、「チスパス」プロジェクトを立ち上げます。
チスパスのワインには、「ガルナッチャ種」「マカベオ種」だけでなく、「シラー種」と「シャルドネ種」が使われます。シラーやシャルドネは、この地域ではメジャーなブドウ品種ではなく、ましてや地場品種のブドウとブレンドしてワインを造るというのは、カンポ・デ・ボルハの中では異端的な発想でした。
彼らは、「伝統に現代のノウハウを結び付け、高い品質のもと新たな価値を生む」という信念の下に、この地域では植樹量の少ないシラーやシャルドネ種に目をつけて徹底的にテロワールと品種の研究を続けました。品質の向上の為に収穫量を絞り、この地でガルナッチャに負けないぶどう品種「シラー」と「シャルドネ」のワインを造り上げました。
「チスパス」の誕生によって、この土地に、生命力溢れる力強さの他に、優雅さと複雑さという2つの魅力が加わりました。二人の「チスパス」プロジェクトは今、世界中の評論家たちから注目を浴びています。
チスパスとは「火花、輝き、煌めき」という意味。
その名の示す通り、古くからの伝統と、革新的な挑戦、そしてこの地で本当に美味しいワインが造りたいという願いが合わさって生まれた、飲む人に鮮烈な印象を与えるワインです。
なかなか出回らないスペインの秘境カンポ・デ・ボルハの個性豊かなワインをお楽しみください。
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- ボディ(コク)
1,639円 (税込)
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- ボディ(コク)
1,639円 (税込)
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- ボディ(コク)
2,662円 (税込)
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2,662円 (税込)
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