プリミティーヴォ ヴォルプータ |
VOLUPTA Primitivo Puglia IGT | ヴォルプタ プリミティーヴォ
ヴォルプタという名前は、ローマ神話に出てくる人物に由来します。
彼女はクピド(キューピッド)とプシュケという人間の女性の間に生まれた娘で、イタリアでは絵のモチーフとして、キューピッドと一緒にしばしば描かれます。
TWPの「ヴォルプタ プリミティーヴォ」は、その神話上の人物から名づけられました。
コンセプトは「毎日飲みたい魅力的な、でも飲み疲れしないイタリアワイン」キオッチョリが目指すのは、現代の醸造技術で作っても伝統的なスタイル、生活に結びついたワイン。
ヨーロッパの人々はよくワインを飲みますが、生活の中で毎日高いワインを飲むわけではありません。食事と一緒に楽しく気軽に飲む、しかもお値打ち!そんなワインが一番人気。
そんな現地の雰囲気を楽しみつつ飲んで欲しい。そんな願いが込められた、イタリア人が提案する本当のデイリーワイン!!
ブドウは9月中旬に収穫します。
畑から運ぶ時は、つぶれないように小さなカゴで分けて運ばれます。ブドウの実だけを選り分け、ワイン造り。
22~24度の温度をキープしながら発酵させ、途中タンクの中を撹拌して果皮や種からしっかりとブドウの成分を抽出します。
こうして、華やかな香りと柔らかいタンニン(ポリフェノールの一種で渋みの成分のもとです)を持った、飲みやすい赤ワインに仕上がります。
ワインは澱とともに翌年の2~3月まで寝かせます。こうして、味わいに深みやコクを与えます。
よく長くつ型と言われるイタリア半島、そのちょうど踵・ヒールの部分にあたるのがプーリア地方です。
ここで有名なブドウがプリミティーヴォ。ベリー系の華やかな果実味と、柔らかい口当たりが魅力的なブドウです。
カリフォルニアで有名な「ジンファンデル」という品種と同系、あるいは先祖と言われているブドウです。