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38,049円 32,450円
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン・ジャック ドメーヌ・トーズ 2019年 ブルゴーニュ 赤ワイン ミディアムボディ 750ml
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン・ジャック ドメーヌ・トーズ 2019年 ブルゴーニュ 赤ワイン ミディアムボディ 750ml
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン・ジャック ドメーヌ・トーズ 2019年 ブルゴーニュ 赤ワイン ミディアムボディ 750ml
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン・ジャック ドメーヌ・トーズ 2019年 ブルゴーニュ 赤ワイン ミディアムボディ 750ml
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン・ジャック ドメーヌ・トーズ 2019年 ブルゴーニュ 赤ワイン ミディアムボディ 750ml
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン・ジャック ドメーヌ・トーズ 2019年 ブルゴーニュ 赤ワイン ミディアムボディ 750ml
このワインのアロマ

フランボワーズ

リコリス

さくらんぼ

このワインの特徴
  • フレッシュな果実味と
    適度なコク、軽めのワイン
  • ボディ(コク)
    ミディアムライト
  • 酸味
    やや強
  • 渋み
    中程度

ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン・ジャック ドメーヌ・トーズ 2019年 ブルゴーニュ 赤ワイン ミディアムボディ 750ml

商品番号:2101010013740

販売日:2022年 10月 07日 09:00

品切

295 ポイント進呈

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希望小売価格:38,049円(税込)

ソムリエ価格:29,500円 (税込32,450円)

売り切れました
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Pascal Marchand
パスカル・マルシャン

GEVREY CHAMBERTIN

ジュヴレ・シャンベルタン

コート・ド・ニュイ地区最大産地かつ
「ブルゴーニュの王」と
称えられるワイン

コート・ド・ニュイ地区で最多のグラン・クリュがあり、グラン・クリュが並ぶ村の南側の斜面は、硬い石灰岩の岩盤に、浅く土壌が堆積し独特の赤色を帯び、石灰岩に粘土や酸化鉄を多く含んでいるため、タンニンが豊富なしっかりとした骨格のスパイシーでパワフルなワインになります。ジュヴレ・シャンベルタンのワインは何と言っても濃厚かつ男性的な力強い味わいが魅力。しっかりとした酸に豊富なミネラルとタンニンが長期熟成にも耐えるワインを造り、若いうちは渋みが強く感じられますが、熟成するとビロードのようななめらかな口当たりを生みます。かの英雄ナポレオンはロシア遠征にまでシャンベルタンを運ばせたという逸話も有名で、ナポレオンが愛したワインということもあり、「ブルゴーニュの王、王のワイン」と呼ばれ、確固たる地位を築いています。


2019

2019年は典型的なエレガントな
ブルゴーニュスタイル

2019年は、濃縮感とフレッシュ感が見事に表現されたヴィンテージ。
平均より日照レベルが高く、乾燥した夏の間にブドウ樹が適度なストレスにさらされたため、収量が落ち、非常に凝縮した味わいに仕上がりました。
多くの生産者がブドウを日焼けから守るべく、林冠の剪定を取り入れるなど工夫を凝らし、余計なアルコール感や過度なボリュームを見事に抑制しています。
典型的なブルゴーニュのエレガンス、バランス感に優れた秀逸なワインが多数送り出された年となりました。




「ワインへの終わりなき探求と情熱を。」ブルゴーニュ自然栽培を次世代につなぐ伝道師 パスカル・マルシャン

ビオディナミ栽培の自社ブドウのみで造るドメーヌブランド ドメーヌ・トーズ

オーナー、パスカル・マルシャン自身が栽培から手掛ける自社畑の葡萄から造るワインが「ドメーヌ・トーズ」。
マルシャン氏の経験と技術を集約し、最良のブドウを育て、その土地の魅力を余すことなくワインに表現しています。
ネゴシアンブランドとは違い、マルシャン自身が最善の注意を払いを管理しているため、毎年非常に高品質なワインが造られますが、生産量が少ない希少品となります。

高品質な年にのみ造られる自然派ネゴシアンブランド マルシャン・トーズ

パスカル・マルシャンが信頼する、ビオディナミ栽培農家の畑から購入したブドウで造るネゴシアンブランド。
年ごとにブドウの品質をチェックしているため、品質が基準に達していない(マルシャンが納得出来ない)場合、その年のワインは造りません。
『その年に作られたブドウを、天候、栽培方法、土壌を熟知した上で厳選し、その土地のテロワールを最大限表現して造られる』作品です。

パスカル・マルシャン
ワイン産地一覧

map

マルシャンの魅力の一つでもあり、素晴らしい作り手という証明でもあるのが、 『ブルゴーニュ全土でワインを造ることが出来る生産者である』という事。
ブルゴーニュでワインを造るということは容易ではなく、まず自社畑を所有するには、代々受け継がれている畑を家族が継承し続けていくか、または畑を所有する人から驚くような巨額で買い取るかです。
ネゴシアンとして買いブドウでワインを造ることもできますが、ブルゴーニュは他のワイン産地と違って特殊で、閉鎖的な場所でもあり、地元のブドウ農家は信頼関係のない新しい生産者にはすぐにはブドウを売ってはくれません。
しかし、マルシャンはカナダ人という他国民ですが異例的なほどブドウ農家と親密な関係を築いています。それは、マルシャンが今まで働きかけてきたブルゴーニュワインへの貢献や情熱が地元民に広く知れ渡っており、ブルゴーニュの地元のブドウ農家達から、まるで「家族の一員」のように親しまれ信頼されているからです。そんなマルシャンだからこそ、ブルゴーニュ全土で高品質なブドウが手に入り、多様な作品を生み出すことを可能としています。

パスカル・マルシャンの経歴

Marchand

1983年
カナダからブルゴーニュへ。ブルゴーニュでぶどうの収穫に参加。
1984年
ボーヌのワイン醸造学校で学びつつ、自然派名門ドメーヌ・ブルーノ・クレールで働く。
1985年
当時あまり有名でなかったコント・アルマンへ参加、栽培・醸造を担当し、クロ・デ・ゼプノの成功で、コント・アルマンの評価を国際的に高めた。
1999年~2005年
ボワセグループのもと、ドメーヌ・ド・ラ・ヴジュレを管理。完全にビオディナミに切り替え、品質上昇に貢献、世界的な名声を博した。
2006年
独立して活動。コンサルタントとして世界中へ赴き、ピノノワールとシャルドネの栽培・醸造について自身の技術を継承していく。
2010年
ワイナリーカナダ人のモレ・トーズとネゴシアンブランド「Pascal Marchand」を設立。後に「Marchand Tawse」となる。トーズ氏はカナダ銀行の副頭取。彼の資金援助のおかげで、ネゴシアンブランドとして始まり、徐々にブルゴーニュの畑を取得していく。

マルシャンが築いた
2大自然派ドメーヌ

今やポマールを代表するドメーヌ、コント・アルマンと 「ボワセ社」が立ち上げた、ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレで 指揮をとり、高い評価を作り上げてきたパスカル・マルシャン。

map

|| コント・アルマン
ブルゴーニュ最大の生産者として君臨する「ボワセ社」が、経験と持ちうるすべての技術を注いだ高品質ワインの生産の為に立ち上げたドメーヌ。設立時から醸造責任者として抜擢され、その基盤を築いたのがマルシャンです。2016年のベタンヌ・エ・ドゥソーヴ(フランスで著名な評価紙)ではブルゴーニュで15生産者しか選ばれていない5つ星に指定されています。

map

|| ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレ
1985年よりマルシャンが参加し、今やポマールを代表するドメーヌへと成長。200年に渡り代々単独所有している『クロ・デ・ゼプノ』の1996年ヴィンテージはマルシャンが醸造。ワインスペクテイター誌の、世界のワインTOP100の一つに選ばれ(100銘柄に入ったブルゴーニュワインの中では最上位)、さらにLa Revue du vin de Franceやクラスマンといった、フランスのワイン専門誌の評論家として有名なMichel Bettane氏は、このワインを「世界が求めるピノ・ノワールの基準となるべきワイン」として絶賛。



限られたレストランのみに卸している希少なワイン。
生産量もそれほど多くないため、数量限定でお取扱いいただいております。

|| お取扱いのあるレストラン
鮨よしたけ(銀座/寿司屋)
2010年に銀座に出店し、ミシュランの三ツ星を獲得している気鋭の名店です。

幸村(麻布十番/和食)
伝統的な京料理を基盤に、旬な極上食材を用いた西季折々の名物料理が楽しめる名店です。

|| ブルグハウンド高評価。
ブルグハウンド(バーグハウンド)とは、ロバート・パーカー氏とならび ワイン評論家として現在影響力のある 人物の一人アラン・メドウズが出版する 評価本でブルゴ ーニュを中心にピノの評価としての権威とされています。





ドメーヌ・マルシャン・トーズ訪問

最後の訪問先は、ドメーヌ・マルシャン・トーズです。
醸造家であるパスカル・マルシャンと、投資家であるカナダ人のトーズさんがこのワイナリーを経営しています。

醸造所は表から見えるよりもかなり広く、オフィスがある建物の道を挟んで正面の建物からまず入りました。

一階はタンク室があります。
ステンレスタンクがいくつかありますが、地元のアーテイストの手によって、タンクにイラストが描かれています。

地下に降り、木樽に囲まれながらテイスティングをしました。
地下は一見一室しかないように見えますが、トーズさんは「1マイルほどある」と表現されたように、ものすごく広いところでした。
醸造所は通り向かいの事務所のある建物と地下でつながっていて、テイスティング後に見学をさせていただきましたが、1マイルはないにせよ一人だと確実に迷うほどの広さでした。

樽が所狭しと幾部屋にも分かれておいてあります。
このドメーヌのワインの種類は実に60種類ほどに上りますが、樽にはどの区画のワインか記してあります。

樽のほかにボトリングされたワインもたくさん貯蔵してあります。

ステンレスの枠に保管してあるものと、棚に直接置いてあるものがあります。
このような部屋がかなり広く続いています。
元々は二つの建物をつなぐ地下の全てがマルシャン・トーズの所有ではなかったそうです。
以前は一部の土地を別の人が持っていたので、地下が一つなぎになっておらず不便だったそうです。その土地が密かに売りに出されているとパスカルが知り、無事に購入できたおかげでこの広い地下セラーが実現できてます。
地下セラーにたくさんワインがありましたが、既にすべて予約が入っているそうです。

テイスティングは2か所で行いました。
初めは事務所の向かいの建物の下、次にオフィスの下です。

オフィスと同じ敷地内にはボトリングする場所もあります。
ここではラベルがつけられて、出荷準備されています。
パスカルの息子さんもここで働いています。
ワインの種類が多いので、大変な仕事だと思います。

最後にワイナリーの商品が購入できる建物を紹介してもらいました。
ここにはステンレスタンクや木樽がいくつかおいてあり、ドメーヌ見学に来た人が商品を購入できるようになっています。

夜はディジョン市内のレストランでマルシャン夫婦とお食事をしました。

奥さんのアマンディーヌはブルゴーニュの南のマコン出身で、パスカルとはボワセというブルゴーニュの大きなワイナリーで研修をしているときに出会ったそうです。 今ではドメーヌ・マルシャン・トーズの事務を担当しています。
彼女も元々は父親がワインをマコンで作っていたので、この仕事を選んだそうです。

この夜はフランス滞在最後の夜にふさわしい、ゆっくりとしたディナーができました。


マルシャンさん訪問記

ブルゴーニュのボーヌに本拠を構える「パスカル・マルシャン」。
2004年にも当店スタッフが訪れましたが、今回改めてお会いすることができました。
うわさ通りの?!とても楽しい(変わった・・・)方でしたが、
ワイン醸造に対する自身のフィロソフィ(哲学)を強く持った志の高い醸造家でした。
今回は、他のお客様もいらっしゃりとても忙しい中私たちを迎えてくれて、試飲も全部で21種類!もさせてくれました。 途中で「もう大丈夫ですよ・・・」と言っても、「これを飲んでくれ」と、どんどんいろいろなワインを持ってきてくれてワインや畑や自分の考えなどたくさん話していただきました!

そんな訪問の様子を一部まとめしたのでご覧ください。 また動画も撮影したものをほんの少しまとめましたのでご一緒にどうぞ。 少しでもマルシャンの熱い思いが伝わればいいなと思っています。

マルシャンさん訪問記

まず、着いて初めにマルシャンのヴィラージュクラスの傑作ともいうべき、ワンランク上のブルゴーニュ・ルージュ、「キュヴェ・アヴァロン」。
「キュヴェ・アヴァロン」は、樹齢30年ほどのブドウを使用し醸造され、樽熟成(新樽は使用しない)を2年行った後、ステンレスタンクへ移されます。
最初に2011年ヴィンテージから試飲。
丁度この時、樽からタンクに移した状態でタンクから直接取ってきてくれました。チェリーやイチゴなどの甘酸っぱい香りと酸味がしっかりしていてフルーティーな果実味のまだ若々しさが目立つ状態です。
そして、2008年物の残りわずかのヴィンテージも出していただきました。
まだフルーティーさは残っていますが、タンニンをしっかり感じる2011年よりしっかりとしたスタイル。

そして2010年。香りはもちろんフルーティーです、果実味とタンニンなどとてもバランスのとれた印象でした。

そしてこの後地下セラーへ案内していただき、地下セラー内でいろいろ試飲させていただきました。

当店では取扱いのない、「フィクサン1erクロ・デ・キャピトル」や「ボーヌ・1er」などなど・・・次々と試飲。なかでも「ニュイ・サン・ジョルジュ1erペリエール」は、薫り高く、バランスのよく、ボリュームもしっかりの素晴らしいワインでした。 また、本当に良い年だけわずかに作るという今回は2011年の1樽しか造っていないという「ヴォーヌ・ロマネ1erプティ・モン」を試飲。1樽しかないというのに、マルシャン氏はたっぷりとグラスに注いでくれました。

さらに、こちらも希少、年産300本のみのグランクリュ「クロ・ド・ラ・ロッシュ」。 華やかな香りとシルキーな味わい、ほんのり甘い樽香の素晴らしいポテンシャル。

そして、力強い味わいの「ラトリシエール・シャンベルタン」。 優しい酸味と溶け込んだタンニンが柔らかく、今飲んでも美味しいラトリシエールらしい仕上がり。

この地下セラーで最後のワイン「ボンヌマール」。 フローラル&フルーティー、華やかな香りと甘いフルーツの香りと味わい。 濃すぎず品のあるバランスが素晴らしい!

とにかく当店でも手に入らなかった希少なグランクリュ(グランクリュは100%新樽使用だそうです)など沢山試飲させていただきました。
こんなに大盤振る舞いで試飲させているのでもしかして販売分がなくなっているのでは??と思うほど気前のいいマルシャン氏です。

また、場所は最初の試飲ルーム兼タンク貯蔵庫に戻り、試飲とマルシャン氏のトークが始まります。

マルシャン氏は、これまでの経験を生かしビオディナミを行う醸造家。
もちろんブドウは自分の目で栽培家の元へ確認しに行き畑もチェックします。その中でも自分の気に入ったものだけを厳選してワインを造ります。醸造は、極力SO2をなくし、より自然な仕上がりを求めます。
さらにコルクまでもビオというこだわりで最後の最後まで丁寧な仕事を行っています。
もちろん初めからうまくいったわけではありませんが、1988年から初めていろいろな失敗と成功を繰り返しなが今でも日々努力しながら自分の納得のいくワイン造りを行っている、職人的な考え方の醸造家でした。

テイスティングルームに戻り、ワインショップソムリエで取扱いのワインを続々試飲。
「やっぱり買ってよかった!」と思える仕上がりと、やっぱり現地で飲むとさらに美味しく感じ感動♪
中でも赤ワインのイメージがマルシャンというと赤ワインのイメージを強く持っていましたが、「ムルソー」がすごい!
ムルソーらしいバターっぽさや樽のナッツのような香りに、もちろんミネラルがしっかり。
果実味は凝縮していて「とにかく美味しいー!」とみんなで口を揃えて言ってしまうほど♪♪♪

そして、21種類の試飲が終わった後、
マルシャンのワインの元になるぶどう畑を案内してもらいました。 ロマネコンティがあるヴォーヌ・ロマネの畑。

今回訪れた、ブルゴーニュ・ボーヌの「パスカル・マルシャン」のテイスティングルームや地下セラーなどほんの一部動画にまとめました。 話し下手のマルシャン氏ですが、ビオディナミについての考え方やワインについて語っていただきました。 一部聞き取りにくい個所がありますので、翻訳テキストをお読みいただければと思います。

マルシャンさん訪問記

マルシャンのワインのお話(ビデオ)
●聞き手: ネットショップ店長田中、ソムリエ パリ特派員本郷、仕入れ担当セバスチャン

もはや、ワイン造りの一スタイルとして確立した「ビオディナ(ビオダイナミック農法)」誰もが飲みたがる、ドメーヌ・ルロワやフィリップ・パカレなどでも採用されている農法です。 「ビオディナミ」とは農薬や化学肥料を使用しない農法ですが、一般的に無農薬といわれる農法とはかなり異なります。

そこでは、ビオディナミカレンダーと呼ばれるものにしたがい、畑を管理しています。 それは、天候の予測や肥料のみではなく地球と月や太陽の位置関係のエネルギーを利用することで、ブドウの樹そのものの生命力を強めようとするものです。

もともと「テロワール」と呼ばれるその畑の個性を表現したワイン造りをするのが身上というワイン生産者たち。
農薬・化学肥料が一般化し、醸造技術も進歩する一方で それは世界どこでも美味しいワインを作ることができる単調な世界になりつつあるともいえます。 畑の持つ本来のポテンシャルを活かし、 その畑でしかできない個性の表現されたワインを作る。

それこそがビオディナミの目指すところであり、 自然派生産者たちの望む本来のブドウと作り手の関係であります。 地球と月や太陽の位置関係のエネルギーを利用することで、 ブドウの樹そのものの生命力を強めようとするものです。


|| 商品名

|| テイスティングコメント

Pascal Marchand
パスカル・マルシャン

GEVREY CHAMBERTIN

ジュヴレ・シャンベルタン

コート・ド・ニュイ地区最大産地かつ
「ブルゴーニュの王」と
称えられるワイン

コート・ド・ニュイ地区で最多のグラン・クリュがあり、グラン・クリュが並ぶ村の南側の斜面は、硬い石灰岩の岩盤に、浅く土壌が堆積し独特の赤色を帯び、石灰岩に粘土や酸化鉄を多く含んでいるため、タンニンが豊富なしっかりとした骨格のスパイシーでパワフルなワインになります。ジュヴレ・シャンベルタンのワインは何と言っても濃厚かつ男性的な力強い味わいが魅力。しっかりとした酸に豊富なミネラルとタンニンが長期熟成にも耐えるワインを造り、若いうちは渋みが強く感じられますが、熟成するとビロードのようななめらかな口当たりを生みます。かの英雄ナポレオンはロシア遠征にまでシャンベルタンを運ばせたという逸話も有名で、ナポレオンが愛したワインということもあり、「ブルゴーニュの王、王のワイン」と呼ばれ、確固たる地位を築いています。


2019

2019年は典型的なエレガントな
ブルゴーニュスタイル

2019年は、濃縮感とフレッシュ感が見事に表現されたヴィンテージ。
平均より日照レベルが高く、乾燥した夏の間にブドウ樹が適度なストレスにさらされたため、収量が落ち、非常に凝縮した味わいに仕上がりました。
多くの生産者がブドウを日焼けから守るべく、林冠の剪定を取り入れるなど工夫を凝らし、余計なアルコール感や過度なボリュームを見事に抑制しています。
典型的なブルゴーニュのエレガンス、バランス感に優れた秀逸なワインが多数送り出された年となりました。




「ワインへの終わりなき探求と情熱を。」ブルゴーニュ自然栽培を次世代につなぐ伝道師 パスカル・マルシャン

ビオディナミ栽培の自社ブドウのみで造るドメーヌブランド ドメーヌ・トーズ

オーナー、パスカル・マルシャン自身が栽培から手掛ける自社畑の葡萄から造るワインが「ドメーヌ・トーズ」。
マルシャン氏の経験と技術を集約し、最良のブドウを育て、その土地の魅力を余すことなくワインに表現しています。
ネゴシアンブランドとは違い、マルシャン自身が最善の注意を払いを管理しているため、毎年非常に高品質なワインが造られますが、生産量が少ない希少品となります。

高品質な年にのみ造られる自然派ネゴシアンブランド マルシャン・トーズ

パスカル・マルシャンが信頼する、ビオディナミ栽培農家の畑から購入したブドウで造るネゴシアンブランド。
年ごとにブドウの品質をチェックしているため、品質が基準に達していない(マルシャンが納得出来ない)場合、その年のワインは造りません。
『その年に作られたブドウを、天候、栽培方法、土壌を熟知した上で厳選し、その土地のテロワールを最大限表現して造られる』作品です。

パスカル・マルシャン
ワイン産地一覧

map

マルシャンの魅力の一つでもあり、素晴らしい作り手という証明でもあるのが、 『ブルゴーニュ全土でワインを造ることが出来る生産者である』という事。
ブルゴーニュでワインを造るということは容易ではなく、まず自社畑を所有するには、代々受け継がれている畑を家族が継承し続けていくか、または畑を所有する人から驚くような巨額で買い取るかです。
ネゴシアンとして買いブドウでワインを造ることもできますが、ブルゴーニュは他のワイン産地と違って特殊で、閉鎖的な場所でもあり、地元のブドウ農家は信頼関係のない新しい生産者にはすぐにはブドウを売ってはくれません。
しかし、マルシャンはカナダ人という他国民ですが異例的なほどブドウ農家と親密な関係を築いています。それは、マルシャンが今まで働きかけてきたブルゴーニュワインへの貢献や情熱が地元民に広く知れ渡っており、ブルゴーニュの地元のブドウ農家達から、まるで「家族の一員」のように親しまれ信頼されているからです。そんなマルシャンだからこそ、ブルゴーニュ全土で高品質なブドウが手に入り、多様な作品を生み出すことを可能としています。

パスカル・マルシャンの経歴

Marchand

1983年
カナダからブルゴーニュへ。ブルゴーニュでぶどうの収穫に参加。
1984年
ボーヌのワイン醸造学校で学びつつ、自然派名門ドメーヌ・ブルーノ・クレールで働く。
1985年
当時あまり有名でなかったコント・アルマンへ参加、栽培・醸造を担当し、クロ・デ・ゼプノの成功で、コント・アルマンの評価を国際的に高めた。
1999年~2005年
ボワセグループのもと、ドメーヌ・ド・ラ・ヴジュレを管理。完全にビオディナミに切り替え、品質上昇に貢献、世界的な名声を博した。
2006年
独立して活動。コンサルタントとして世界中へ赴き、ピノノワールとシャルドネの栽培・醸造について自身の技術を継承していく。
2010年
ワイナリーカナダ人のモレ・トーズとネゴシアンブランド「Pascal Marchand」を設立。後に「Marchand Tawse」となる。トーズ氏はカナダ銀行の副頭取。彼の資金援助のおかげで、ネゴシアンブランドとして始まり、徐々にブルゴーニュの畑を取得していく。

マルシャンが築いた
2大自然派ドメーヌ

今やポマールを代表するドメーヌ、コント・アルマンと 「ボワセ社」が立ち上げた、ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレで 指揮をとり、高い評価を作り上げてきたパスカル・マルシャン。

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|| コント・アルマン
ブルゴーニュ最大の生産者として君臨する「ボワセ社」が、経験と持ちうるすべての技術を注いだ高品質ワインの生産の為に立ち上げたドメーヌ。設立時から醸造責任者として抜擢され、その基盤を築いたのがマルシャンです。2016年のベタンヌ・エ・ドゥソーヴ(フランスで著名な評価紙)ではブルゴーニュで15生産者しか選ばれていない5つ星に指定されています。

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|| ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレ
1985年よりマルシャンが参加し、今やポマールを代表するドメーヌへと成長。200年に渡り代々単独所有している『クロ・デ・ゼプノ』の1996年ヴィンテージはマルシャンが醸造。ワインスペクテイター誌の、世界のワインTOP100の一つに選ばれ(100銘柄に入ったブルゴーニュワインの中では最上位)、さらにLa Revue du vin de Franceやクラスマンといった、フランスのワイン専門誌の評論家として有名なMichel Bettane氏は、このワインを「世界が求めるピノ・ノワールの基準となるべきワイン」として絶賛。



限られたレストランのみに卸している希少なワイン。
生産量もそれほど多くないため、数量限定でお取扱いいただいております。

|| お取扱いのあるレストラン
鮨よしたけ(銀座/寿司屋)
2010年に銀座に出店し、ミシュランの三ツ星を獲得している気鋭の名店です。

幸村(麻布十番/和食)
伝統的な京料理を基盤に、旬な極上食材を用いた西季折々の名物料理が楽しめる名店です。

|| ブルグハウンド高評価。
ブルグハウンド(バーグハウンド)とは、ロバート・パーカー氏とならび ワイン評論家として現在影響力のある 人物の一人アラン・メドウズが出版する 評価本でブルゴ ーニュを中心にピノの評価としての権威とされています。





ドメーヌ・マルシャン・トーズ訪問

最後の訪問先は、ドメーヌ・マルシャン・トーズです。
醸造家であるパスカル・マルシャンと、投資家であるカナダ人のトーズさんがこのワイナリーを経営しています。

醸造所は表から見えるよりもかなり広く、オフィスがある建物の道を挟んで正面の建物からまず入りました。

一階はタンク室があります。
ステンレスタンクがいくつかありますが、地元のアーテイストの手によって、タンクにイラストが描かれています。

地下に降り、木樽に囲まれながらテイスティングをしました。
地下は一見一室しかないように見えますが、トーズさんは「1マイルほどある」と表現されたように、ものすごく広いところでした。
醸造所は通り向かいの事務所のある建物と地下でつながっていて、テイスティング後に見学をさせていただきましたが、1マイルはないにせよ一人だと確実に迷うほどの広さでした。

樽が所狭しと幾部屋にも分かれておいてあります。
このドメーヌのワインの種類は実に60種類ほどに上りますが、樽にはどの区画のワインか記してあります。

樽のほかにボトリングされたワインもたくさん貯蔵してあります。

ステンレスの枠に保管してあるものと、棚に直接置いてあるものがあります。
このような部屋がかなり広く続いています。
元々は二つの建物をつなぐ地下の全てがマルシャン・トーズの所有ではなかったそうです。
以前は一部の土地を別の人が持っていたので、地下が一つなぎになっておらず不便だったそうです。その土地が密かに売りに出されているとパスカルが知り、無事に購入できたおかげでこの広い地下セラーが実現できてます。
地下セラーにたくさんワインがありましたが、既にすべて予約が入っているそうです。

テイスティングは2か所で行いました。
初めは事務所の向かいの建物の下、次にオフィスの下です。

オフィスと同じ敷地内にはボトリングする場所もあります。
ここではラベルがつけられて、出荷準備されています。
パスカルの息子さんもここで働いています。
ワインの種類が多いので、大変な仕事だと思います。

最後にワイナリーの商品が購入できる建物を紹介してもらいました。
ここにはステンレスタンクや木樽がいくつかおいてあり、ドメーヌ見学に来た人が商品を購入できるようになっています。

夜はディジョン市内のレストランでマルシャン夫婦とお食事をしました。

奥さんのアマンディーヌはブルゴーニュの南のマコン出身で、パスカルとはボワセというブルゴーニュの大きなワイナリーで研修をしているときに出会ったそうです。 今ではドメーヌ・マルシャン・トーズの事務を担当しています。
彼女も元々は父親がワインをマコンで作っていたので、この仕事を選んだそうです。

この夜はフランス滞在最後の夜にふさわしい、ゆっくりとしたディナーができました。


マルシャンさん訪問記

ブルゴーニュのボーヌに本拠を構える「パスカル・マルシャン」。
2004年にも当店スタッフが訪れましたが、今回改めてお会いすることができました。
うわさ通りの?!とても楽しい(変わった・・・)方でしたが、
ワイン醸造に対する自身のフィロソフィ(哲学)を強く持った志の高い醸造家でした。
今回は、他のお客様もいらっしゃりとても忙しい中私たちを迎えてくれて、試飲も全部で21種類!もさせてくれました。 途中で「もう大丈夫ですよ・・・」と言っても、「これを飲んでくれ」と、どんどんいろいろなワインを持ってきてくれてワインや畑や自分の考えなどたくさん話していただきました!

そんな訪問の様子を一部まとめしたのでご覧ください。 また動画も撮影したものをほんの少しまとめましたのでご一緒にどうぞ。 少しでもマルシャンの熱い思いが伝わればいいなと思っています。

マルシャンさん訪問記

まず、着いて初めにマルシャンのヴィラージュクラスの傑作ともいうべき、ワンランク上のブルゴーニュ・ルージュ、「キュヴェ・アヴァロン」。
「キュヴェ・アヴァロン」は、樹齢30年ほどのブドウを使用し醸造され、樽熟成(新樽は使用しない)を2年行った後、ステンレスタンクへ移されます。
最初に2011年ヴィンテージから試飲。
丁度この時、樽からタンクに移した状態でタンクから直接取ってきてくれました。チェリーやイチゴなどの甘酸っぱい香りと酸味がしっかりしていてフルーティーな果実味のまだ若々しさが目立つ状態です。
そして、2008年物の残りわずかのヴィンテージも出していただきました。
まだフルーティーさは残っていますが、タンニンをしっかり感じる2011年よりしっかりとしたスタイル。

そして2010年。香りはもちろんフルーティーです、果実味とタンニンなどとてもバランスのとれた印象でした。

そしてこの後地下セラーへ案内していただき、地下セラー内でいろいろ試飲させていただきました。

当店では取扱いのない、「フィクサン1erクロ・デ・キャピトル」や「ボーヌ・1er」などなど・・・次々と試飲。なかでも「ニュイ・サン・ジョルジュ1erペリエール」は、薫り高く、バランスのよく、ボリュームもしっかりの素晴らしいワインでした。 また、本当に良い年だけわずかに作るという今回は2011年の1樽しか造っていないという「ヴォーヌ・ロマネ1erプティ・モン」を試飲。1樽しかないというのに、マルシャン氏はたっぷりとグラスに注いでくれました。

さらに、こちらも希少、年産300本のみのグランクリュ「クロ・ド・ラ・ロッシュ」。 華やかな香りとシルキーな味わい、ほんのり甘い樽香の素晴らしいポテンシャル。

そして、力強い味わいの「ラトリシエール・シャンベルタン」。 優しい酸味と溶け込んだタンニンが柔らかく、今飲んでも美味しいラトリシエールらしい仕上がり。

この地下セラーで最後のワイン「ボンヌマール」。 フローラル&フルーティー、華やかな香りと甘いフルーツの香りと味わい。 濃すぎず品のあるバランスが素晴らしい!

とにかく当店でも手に入らなかった希少なグランクリュ(グランクリュは100%新樽使用だそうです)など沢山試飲させていただきました。
こんなに大盤振る舞いで試飲させているのでもしかして販売分がなくなっているのでは??と思うほど気前のいいマルシャン氏です。

また、場所は最初の試飲ルーム兼タンク貯蔵庫に戻り、試飲とマルシャン氏のトークが始まります。

マルシャン氏は、これまでの経験を生かしビオディナミを行う醸造家。
もちろんブドウは自分の目で栽培家の元へ確認しに行き畑もチェックします。その中でも自分の気に入ったものだけを厳選してワインを造ります。醸造は、極力SO2をなくし、より自然な仕上がりを求めます。
さらにコルクまでもビオというこだわりで最後の最後まで丁寧な仕事を行っています。
もちろん初めからうまくいったわけではありませんが、1988年から初めていろいろな失敗と成功を繰り返しなが今でも日々努力しながら自分の納得のいくワイン造りを行っている、職人的な考え方の醸造家でした。

テイスティングルームに戻り、ワインショップソムリエで取扱いのワインを続々試飲。
「やっぱり買ってよかった!」と思える仕上がりと、やっぱり現地で飲むとさらに美味しく感じ感動♪
中でも赤ワインのイメージがマルシャンというと赤ワインのイメージを強く持っていましたが、「ムルソー」がすごい!
ムルソーらしいバターっぽさや樽のナッツのような香りに、もちろんミネラルがしっかり。
果実味は凝縮していて「とにかく美味しいー!」とみんなで口を揃えて言ってしまうほど♪♪♪

そして、21種類の試飲が終わった後、
マルシャンのワインの元になるぶどう畑を案内してもらいました。 ロマネコンティがあるヴォーヌ・ロマネの畑。

今回訪れた、ブルゴーニュ・ボーヌの「パスカル・マルシャン」のテイスティングルームや地下セラーなどほんの一部動画にまとめました。 話し下手のマルシャン氏ですが、ビオディナミについての考え方やワインについて語っていただきました。 一部聞き取りにくい個所がありますので、翻訳テキストをお読みいただければと思います。

マルシャンさん訪問記

マルシャンのワインのお話(ビデオ)
●聞き手: ネットショップ店長田中、ソムリエ パリ特派員本郷、仕入れ担当セバスチャン

もはや、ワイン造りの一スタイルとして確立した「ビオディナ(ビオダイナミック農法)」誰もが飲みたがる、ドメーヌ・ルロワやフィリップ・パカレなどでも採用されている農法です。 「ビオディナミ」とは農薬や化学肥料を使用しない農法ですが、一般的に無農薬といわれる農法とはかなり異なります。

そこでは、ビオディナミカレンダーと呼ばれるものにしたがい、畑を管理しています。 それは、天候の予測や肥料のみではなく地球と月や太陽の位置関係のエネルギーを利用することで、ブドウの樹そのものの生命力を強めようとするものです。

もともと「テロワール」と呼ばれるその畑の個性を表現したワイン造りをするのが身上というワイン生産者たち。
農薬・化学肥料が一般化し、醸造技術も進歩する一方で それは世界どこでも美味しいワインを作ることができる単調な世界になりつつあるともいえます。 畑の持つ本来のポテンシャルを活かし、 その畑でしかできない個性の表現されたワインを作る。

それこそがビオディナミの目指すところであり、 自然派生産者たちの望む本来のブドウと作り手の関係であります。 地球と月や太陽の位置関係のエネルギーを利用することで、 ブドウの樹そのものの生命力を強めようとするものです。


ギフト(有料)
追加について

ギフトボックス(1本用 / 2本用)(有料275円)

750mlサイズのお好みのワインを入れることが出来ます。

※ギフトボックスと一緒にワインを複数本、お買い求め頂いたは、どちらの商品をギフトボックスに入れるか、注文時に「備考欄」にてご連絡ください。

ワイン用紙袋(1本用)(有料176円)

袋の色はクールグレーのみとなります。
ワイン1本、もしくは1本用ギフトボックスを入れることが出来ます。

ワイン用袋(1~3本用)(有料110円~)

「もっと気軽にワインを持ち運びたい」そんな皆様の声にお応えし、ワインショップソムリエロゴ入りワイン用袋をご用意しました。
1本用・2本用・3本用の3種取り揃えておりますので用途に合わせてお選びくださいませ。

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ワイン名(原語)ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン・ジャック
(GEVREY CHAMBERTIN 1ER CRU LAVAUX SAINT JACQUES)
生産者名(原語)ドメーヌ・トーズ(パスカル・マルシャン)
DOMAINE TAWSE (PASCAL MARCHAND)
原産国・地域フランス・ブルゴーニュ
原産地呼称AOPジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ
ヴィンテージ2019年
ぶどう品種(栽培比率)ピノ・ノワール 100%(平均樹齢62年)
タイプ
内容量750ml
ご注意開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。
保存方法要冷蔵 18℃以下
畑の特徴
ジュヴレ・シャンベルタン村の斜面に広がる名高い1級畑「ラヴォー・サン・ジャック」は、標高の高い方と低い方で異なる土壌特性を持つ畑です。上の方は表土が浅く、小石が堆積する水はけの良い土壌になっています。一方下の方は小石が堆積する土壌という点では同じですが、表土は深めで、下の方に粘土質と石灰質の土壌があります。ミネラル感と酸味が際立ち、さらに果実味も豊潤な威厳のある味わいが魅力です。

醸造方法
ブドウは100%徐梗し、4~7日間低温で醸しを行います。 その後アルコール発酵に入ると、初めのうちはポンプ・オーヴァーを行い抽出を緩やかに進めます。発酵過程がある程度進んだ頃から昔ながらの足踏み式のポンプ・オーバーを行います。さらにピジャージュ(櫂入れ)も組み合わせ、ワイン造りを注意深く進めていきます。」全行程がおよそ18日間です。
発酵が終わったら、伝統的な垂直式のプレスでワインを抽出します。 その後フレンチオーク樽(50%新樽)で18カ月間熟成させます。 澱引きは瓶詰前に一度だけ行います。 それ以外はフィルターも通さず、 清澄も行いません。全ての工程はビオディナミカレンダーに基づいたルールで行われます。

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