ペモ・モンテプチアーノ / Montepulciano
2015年初ヴィンテージは、ロンドンで「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」の
「推奨(Commended)」
2016年のヴィンテージは91ポイント獲得し銀賞、Mundus Vini 金賞受賞、
1878年設立の伝統的なイギリスの雑誌Harpers Wine & Spirit「ハーパーズ・ワイン・スターズ」で赤は四つ星、白はなんと最高評価の五つ星を獲得!
各審査員も納得の一押しワインに!!
古代ローマから続く伝統的産地から生まれた新しいワイン
この地のワイン造りの歴史は非常に古く、古代ローマよりも早く、エトルリア人によって既にワイン造りが行われていた、という説もあります。続く帝政ローマの時代には国中にその品質が認められ、詩人オウィディウスによってこの地の肥沃と、産するワインの豊饒さがうたわれました。
東をアドリア海に面し、周囲を美しい山に囲まれたアブルッツォは、その後伝統的なワイン造りを脈々と受け継いできました。
近年この産地が持つポテンシャルが注目され、各ワイナリーは次々と最新の研究結果を反映させるなど工夫を凝らし始めました。その結果、次々と高コストパフォーマンスのワインが世にでるようになり、今や世界中のバイヤーが注目するエリアとなっています。漫画「神の雫」に登場しミリオンセラーとなったカサール・ヴェッキオなどは、その一例といえるでしょう。
そして、パーカー100点醸造家として著名なステファノ・キオッチョリも、この地に魅了された一人です。数年の準備を経て、ようやくリリースされたのが、この「PEMO」シリーズです。
そのシンプルな名は、「PE」は「ペコリーノ」、「MO」は「モンテプルチャーノ」のそれぞれ頭の二文字を組み合わせたものです。
モンテプルチアーノとモンテプルチャーノのそれぞれの瓶には、鯨と狐がモダンに描かれたラベルが貼られています。クジラが海、狐が山を表象しています。
イタリア中部に位置するアブルッツォは、峻厳な山並みと透明感のある海という豊かな自然に恵まれています。この大自然の中から、名醸造家の知識と経験を元に作られるワイン、それがPEMOというワインです。
●PEMOのモンテプルチャーノ・ダブルッツォ、栽培から醸造まで
モンテプルチャーノの栽培が始まったのは18世紀中頃と言われています。一説では、トスカーナのサンジョヴェーゼ種の枝変わりともいわれていますが、はっきりとはしていません。果実味があって飲みごたえのある、美味しいワインが安定して作れることからアブルッツォ州では主要品種として栽培されています。DOC法制定後初期の1968年にはモンテプルチャーノ・ダブルッツォが誕生しました。
PEMOのモンテプルチャーノ・ダブルッツォは、同名のブドウ100パーセント。標高250メートル以上の丘陵地帯で栽培されたブドウのみを使用しています。10月初旬に収穫されたモンテプルチャーノ・ダブルッツォのブドウは、慎重に破砕されます。その後、24℃から25℃をキープしながら、8~10日間発酵が行われます。モンテプルチャーノ・ダブルッツォの特徴である深紅色を高めるために、リモンタージュが繰り返され、種は発酵槽から除去。
発酵終了後も、果皮はそのままにして5日から7日間寝かされます。熟成用の樽に移されるとワインは自然にマロラクティック発酵をし、よりまろやかになっていきます。150日間以上の熟成を経て、ろ過されて瓶に詰められていきます。
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赤ワイン
白ワイン
泡(シャンパン)
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- ボディ(コク)
2,387円 (税込)
総合評価
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