Beaujolais Nouveau
ボジョレー・ヌーヴォ 2021
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北海道・東北・四国・中国・九州・沖縄 | 11月19日 |
北陸・関東・東海・関西 | 11月18日 解禁日当日 |
離島 | 11月19日以降 個別にご連絡致します。 |
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今年も早いもので、そろそろボジョレーヌーボーの仕込み時期です。
今年の状況はどうなっているのか・・・?
ワインショップ・ソムリエのヌーボー(新酒)を仕込んでくれている、
シーニェ・ヴィニュロンより最新の情報をお届けします。
★ 2021年 ボジョレー ぶどうの状況は? ★
歴史的な霜害で大幅に量が減った年
2021年でまず特筆すべきなのは、
過去にあまり例がないほど、記録的な霜害がフランス全土を襲ったことです。
4月上旬にフランス全土を寒波が襲い、
数日に渡って夜間の気温は0度を大きく下回りました。
4月6日から3夜続いた低温の冷気は、普通真冬に到来するものですが、
これが発芽したブドウの芽を壊死させ、まるで焦げたように芽がチリチリになります。
ここ、ボジョレーの畑でも多くの栽培家たちは夜通し畑で火を焚き、
霜から早く出すぎた芽を守ろうとしましたが、その被害を防ぐことはできませんでした。
さらに4月12~13日の夜、今度は湿度を含む白い霜が畑を覆い、
生き残ったブドウの芽に、追い打ちをかけました。
フランス政府の推定によると、この霜害で全生産量の30%が失われたそうです。
これは、冷気の通る道によって多少差ができており、
生産者の中にはもっと被害が少ない人もいたり、9割を超える大損害を被った人も
いたりします。
ボジョレー地方全体ではおよそ50%の畑が影響を受けたいう報告が出ており、
春先のまだ実も付かない段階で、ボジョレー・ヌーヴォーの生産量が、
例年を大幅に下回ることが確定してしまいました。
この霜の後は、それほど問題は発生しておりません。
順調に進めば、収穫時期は例年の通り
9月中旬くらいから始まると思います。
霜害を生き残ったブドウたちは、今年の猛暑にも負けず、素晴らしい品質の果実を
実らせてくれています。
まだ油断はできませんが、数量は激減するものの、
品質は素晴らしいものが期待できそうです。

ロマネ・コンティ醸造長の座をけった男として有名なフィリップ・パカレ。 今や自然派の代表格である彼のヌーヴォは、熟成も可能! 解禁日用と熟成用にキープするのがおすすめです!

「ル・シャ・ルージュ」とは赤い猫の意味で、夜に鳴きながら屋根から屋根へと歩き回る赤い猫の声が聞こえる、というボジョレー地区に昔から伝わる物語に由来します。 新酒を仲間と飲むほどに幸せになり、これを飲んだ人にしかこの猫の姿は見えないと言われています。
かわいい顔して本格派!!
ボジョレー地方の昔話、夜な夜な屋根から屋根へ飛び回る
赤い猫を描いたかわいいラベルが毎年人気の1本です!!
自然派栽培の畑から栽培家(ヴィニュロン)が一房ずつブドウを選別!
一房一房丁寧に手摘みし、上等なものだけを選別して仕込みます。
作り手「シーニュ・ヴィニュロン」は直訳すると「署名した栽培家たち」
何に署名したのか・・・
それはブドウ栽培にも、ワイン造りにも一切手抜きをしないという、情熱的な誓いです。
その年、その土地のブドウの質を見極め、非常に高い技術で素晴らしいワインを生み出すフィリップ パカレ。
2011年3月11日に発生した東日本大震災。
この未曾有の悲劇が起こっているまさにその時、フィリップ パカレ氏は日本にいました。
この滞在中に大きな悲しみを目の当たりにしたパカレ氏が、今だ傷の癒えない日本へのエールを込めて
「Bon Courage Japon! がんばれ日本!」
と明確なメッセージを込めたボジョレー ヴァン ド プリムールを造ります。
この特別な想いをあらわすため、ブランドカラーを「再生」の意味を込めた「グリーン」とし、
ナチュラルなブドウのエキス分を凝縮させた活力あふれるスペシャルなワインを仕込みます。
2010年10月、突然の訃報。自然派ワインの父とよばれたマルセル ラピエールのあまりにも早すぎる死でした。その大きな悲しみを胸に、ラピエール ファミリーは前を向きます。
長男のマチューは、ドメーヌに戻って数年間、栽培に醸造にと、父と共に
ワイン造りの中核を担っていました。この数年の内には、最悪の天候の年もあれば、最高の条件が整った年もあり、その両方を父と共に経験することで、凝縮した経験を得ました。
※2014年ラピエールのヌーボーは、フランスで風刺漫画から映画ポスターまで手掛ける大人気のイラストレーター、モーリス シネ氏デザインによるラベルです。
※ラベルデザインが変更になる場合がございますのでご了承ください。
⇒ ブドウ品種を飲み比べできる!ボジョレーが入った自然派赤ワイン3本セット 送料無料
◆ボジョレーって?
パリから南東方向、ブルゴーニュ地方でもだいぶ南寄りにあるのがボジョレー地区です。
星の王子様の作者サン・テグジュペリの街、そして三ツ星レストラン「ポール・ボキューズ」があるリヨン市の北にあります。
◆ボジョレー・ヌーボーって?
ヌーボーとは、フランス語で「新しい=NEW」を意味します。
ボジョレーとは、ボジョレー地方で生まれるワインのこと。
つまり、ボジョレー地方で、その年のうちに出来た新酒のことを、
ボジョレー・ヌーボーと言うんですね。
◆解禁日って何?
毎年11月第3木曜日に解禁されるボジョレーヌーボーは、もともとは当地の農民が収穫を祝って飲むものでした。
また、その年のブドウの出来栄えをチェックするという意味もあります。
ところが、流通量が増えると、1日でも早く販売しようと、ぬけがけする業者がでてくるようになりました。
そこでフランス政府は解禁日を11月の第3木曜日と定めたのです。
時差の関係で、日本は世界で最も早くヌーボーが解禁される国の一つ!!
本場フランスの人、ごめんなさい。
日本では、この解禁日に間に合わせるためボジョレーヌーボーを空輸します。
また、空輸のおかげでヌーボーだけが持つ、フレッシュな味わい、
そしてボトルに詰まった祝祭の雰囲気を損なうことなく、日本へ持ってくることもできるんです。
※船だと日本まで1カ月以上かかりますが、飛行機だとたった一日で到着します!
◆お味は??
熟成させるタイプのワインとは異なり、ヌーボーの特徴はフレッシュ感とアロマティックなところ。
ベリー入り花束を顔に押し付けられたような、バナナやイチゴキャンディのような甘い豊かな香りが溢れる様子は、まさに秋の実りを祝うのに相応しいワインです。
また、新酒独特の造り方を行うため、
通常の赤ワインに比べ渋みの成分
「タンニン」が少ないのも特徴です。
だから普段ワインを飲まない人にも、気軽に飲めるんですね!!
フレッシュな味わいを楽しむ為にも、少し冷やして飲むのがおすすめです。
パーティといえば、必ず必要なのは「乾杯」。
フランスでは「Sante!!(サンテ)」と言います。
皆の健康を祝って!という意味が込められています。ぜひ使ってみてくださいね。