リュヌ・ブランシュ / クロ・デ・リュヌ(ドメーヌ・ド・シュヴァリエ)
LUNE BLANCHE / CLOS DES LUNES (DOMAINE DE CHEVALIER)
ボルドー白ワイン名手「ドメーヌ・ド・シュヴァリエ」が手掛ける話題の1本
クロ・デ・リュヌ は、ドメーヌ・ド・シュヴァリエというボルドーでもトップクラスの評価を得る名手が、その精神・作り方のノウハウをもとに、ソーテルヌの地に確保した畑のブドウを使って作る白ワインです。
ドメーヌ・ド・シュヴァリエのワインが今では人気のためかなり高額になっていますが、このクロ・デ・リュヌのシリーズの特筆すべきは、そのコストパフォーマンス。高い品質のまま価格を抑えてリリースされており、上質なボルドー白ワインの美味しさをより気軽に味わうことができます。
クロ・デ・リュヌでは「ドール」、 「ダルジャン」、「ブランシュ」3種類の白ワインを作っています。
クロ・デ・リュヌのブドウ畑は、ボルドー有数の貴腐ワイン産地「ソーテルヌ」にあります。シャトー・ディケム、ギローなど、 ソーテルヌ最高峰のシャトーに囲まれた、平均樹齢35年の畑を筆頭に、ソーテルヌ、バルザック、ボムといった多様な土壌にモザイク状に散らばっており、力強さ、ミネラル、活き活きとした酸味とそれぞれの畑から生まれる優れた要素を、最終的にワインのアッサンブラージュで1本のワインへ統合して完成させています。
ブドウは全て手摘みで、早朝に収穫されます。全ての工程で、極力自然に則したワイン造りを心掛け、優しくプレスした後、温度管理機能付きの50ヘクトリットル桶か、あるいは樽を使って自然酵母で発酵させます。
ドメーヌ・ド・シュヴァリエ
レオニャン南西の郊外にあり森の中にひっそりとたたずむドメーヌ・ド・シュヴァリエの小さなシャトーは、まさに通向きのワインを生産している。生産量はほんのわずかで、ペサック=レオニャンでも垂涎の的だ。何よりもすばらしいのは、その完全無欠な品質である。
(『ボルドー・第4版』より)
ボルドーでありながら「シャトー」ではなく「ドメーヌ」を冠する生産者で、赤白ともに格付けされている、ボルドーを代表する作り手の一つです。1990年以降その品質の向上が著しく、ぐんぐんと評価を上げてきましたが、中でもエミール・ペイノー教授の協力のもと品質が上がった白ワインの評価はきわめて高く、同じペサック・レオニャンにある「オーブリオン」「ミッション・オー・ブリオン」と並び称され、ボルドーでもトップクラスの白ワインとして認識されています。
なお、「騎士」という意味の「シュヴァリエ」が名前についているのは、このドメーヌがスペインの巡礼地、サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの通り道にあり、それを守る騎士という意味で付けられたと言われています。
ドメーヌ・ド・シュヴァリエは赤白共に優れたワイン生み出しますが、特に名高いのは白ワインです。
何よりも素晴らしいのは、その完全無欠な品質である。
ロバート・パーカー
~ボルドー第4版より抜粋~
評論家のロバート・パーカー氏もこのように高く評価しており、その希少性もあり白ワインの方が、赤ワインより高い価格で取引されるほどの人気ぶりとなっています。