ドメーヌ・アンヌ・グロ
DOMAINE ANNE GROS
名門グロ一族の中で最も注目される作り手
ブルゴーニュで最も人気がある、コート・ド・ニュイのヴォーヌ・ロマネ村。
この村の名家、グロ一族といえば、ブルゴーニュ好きなら必ず耳にする名前です。
しかし、このグロ・ファミリーは、現在それぞれの兄弟が畑を相続して独立している事もあり、グロ とつくドメーヌが複数あるため、時に混同してしまいがちで、名前を聞いただけではなかなか覚えにくいドメーヌでもあります。
この、名門グロ一族の中でも、最も人気が高く、品質でも筆頭に上がるのが、アンヌ・グロと、ミシェル・グロ。
特に女性醸造家アンヌ・グロは、彼女の天賦の才と畑の素晴らしさが相まって、素晴らしいワインを生み出します。
彼女のワインの熱烈な愛好家が世界中にいるため、常に在庫は少なく、ブルゴーニュでも相当に入手困難なワインでもあります。
<アンヌ・グロのワイン造り>アンヌ・グロでは、ブドウ栽培は基本的にビオディナミ、ビオロジック農法をとり、畑の生物多様性を尊重したブドウ栽培を行います。
農薬などを使用しないブドウを作る、たとえ畑仕事が過酷になったとしても、この方針をとるのは、純粋により高い品質を求めるから、と当主のアンヌは語ります。
完熟した健全なブドウを収穫すること。
さらに、畑の中でも、各区画ごとにその土壌の特性を反映した個性的なブドウを収穫し、それを組み合わせることで、調和のとれたエレガントなワインに仕上げること。
これがドメーヌ・アンヌ・グロの方針です。
DRCのエシェゾーに隣接する最上の区画「エシェゾー・ロアショーズ」
アンヌの父、フランソワから引き継いだ畑で、グロ本家に25年貸し出されていました。
エシェゾーの畑はかなり広いですが、中でも「ロアショーズ」という区画でまとまっているのが特徴です。
この区画は、なんとDRCのエシェゾーと隣接しているという、素晴らしい畑です。
2007年からアンヌが管理するようになり、それ以後自然農法で管理しています。