ベンリアック蒸留所
BENRIACH DISTILLERY
世界中から様々な樽を探し出し組み合わせ、シングルモルトのフレーバーの可能性を最大限に探求したベンリアック蒸留所。リッチで味わい深いウイスキーを造り続けています。 |
ベンリアック・ピーテッド・クォーターカスクはピーテッド麦芽を使用し、熟成はすべてクォーターカスクで行います。クォーターカスクは通常の樽(容量約500L)に対し、4分の1のサイズ(容量約125L)の小型の樽です。ウイスキーと樽の触れ合う割合が多いほど、深みのある味わいと香りを短期間で与えることが出来ます。印象的なスモーキーさと共に、熟した桃のような甘い果実やシナモンシュガー、ハーブの香りがバランスよく広がります。味わいには洋梨とネクタリンの果実味を感じた後に、、バニラビーンズのほのかな甘み、ホワイトペッパーのさわやかな刺激がアクセントとなり、香りよりもやわらかなピートスモークが余韻へと続きます。
ベンリアック蒸留所は1898年に創業されました。しかし、創業後すぐにスコッチ業界全体の不況のあおりをうけ1900年に閉鎖。1965年に再開した後は、長い間ブレンデッド用原酒を提供し、1994年に初めてシングルモルトを発売しました。その後一時休止状態となり、2004年新オーナーにより生産を再開させ、古いヴィンテージを含む製品を次々とリリース。品質が評価され、ウイスキーマガジン誌とモストアドヴォケート誌で世界No.1蒸留所に。ベンリアックの名が一躍有名になりました。そして2007年にはアメリカのモルトアドヴォケート誌でディスティラリー・オプ・ザ・イヤーを獲得し、世界一の蒸留所に登りつめたのです。