フランソワ・ミクルスキ
FRANCOIS MIKULSKI
世界的に人気の高いムルソーの名手ミクルスキが、ムルソー村のピノ・ノワールで造る珍しい1級赤ワイン、サントノ・デュ・ミリュー。 |
ムルソー村に位置しながらヴォルネイのアペラシオンを名乗る、ヴォルネイ最良の一つと言われる1級畑「サントノ」。中でもサントノ・デュ・ミリューはその中心に位置し、滑らかなタンニン、エレガントな味わいを持つと言われています。ミクルスキでは、1947年と1976年に植樹した、高樹齢のブドウを使用しています。ブドウはタンクで約15~17日かけて醸造された後、フレンチオーク樽(新樽率35%)で最低14ヵ月熟成され、瓶詰後出荷されます。
フランソワ・ミクルスキは、1992年の初リリース後、瞬く間にトップドメーヌの一つと見なされるようになった、今最も注目される作り手の一人です。ミクルスキ氏は、ポーランド人の父親とムルソーの名手と言われたピエール・ボワイヨ氏の妹である母との間に生まれました。若くしてワイン醸造家になることを決意し、ボーヌの醸造学校でワイン造りを習得。カリフォルニアのカレラ・エステートで研修し、その後ムルソーで叔父のピエール・ボワイヨ氏の下で研鑽を積みました。そして、1991年、叔父であるボワイヨ氏の引退後その畑を引き継ぎ、自らのドメーヌを設立。現在はムルソーを中心に約8ha、16区画を所有しています。