ヴィヴァンシー・ブラン・ド・ブラン ブリュット
VIVENCY BLANC DE BLANCS
「五大シャトー」はじめ、ルイヴィトングループも進出、
フランスを代表する高級「赤」ワイン産地ボルドー。そんなボルドーで造られる「スパークリングワイン?!」きっかけは、当店の仕入れスタッフ、ボルドー出身のジュリアンです。
「普段ネゴシアンや大手生産者の下請けをやっている、スパークリング専門の醸造所知ってます」
ボルドーといえば赤ワインがもっとも有名ですが、実際には高品質な白ワインや、、ロゼ、デザートワインなど多種多様なワインが作られています。
今回ご紹介のスパークリングワインも、まさにボルドーの伝統技術を応用して造られた上質な1本!
さっそくサンプルを送ってもらいテイスティング。複数の候補の中でも、
ソムリエ陣が満場一致となった1本を仕入れることになりました!
ボルドーの白ワインといえば、爽やかな香りと、キリリと引き締まった辛口の味わいが特徴ですが、今回のスパークリングは、まさしくそんな1本。
重厚な赤ワインと比べて、よい意味で対照的な魅力を感じました。
今回入荷したワインは爽やかな味わいが人気のタイプ。
ブラン・ド・ブランという言葉を聞いたことはありませんか?
フランス語で、白から生まれた白。よくシャンパン売り場で見かける 言葉です。
通常スパークリングワインは、白スパークリングであっても、ブドウは黒ぶどう白ぶどうと、
いろいろなものタイプをブレンドして造られているケースが多いもの。
しかし今回のような「ブラン・ド・ブラン」というものは、
白ぶどうだけを原料に造られた
スパークリングワインです!
ライフスタイルの変化もあって、爽やかな味わい、
シャープですっきりとした味わいのスパークリングの
人気が高まり、このブラン・ド・ブランは
注目されるようになってきました。
キリッと冷やして屋外で飲んだり、
大勢の友達と家飲みで開けてフィンガーフードと楽しむ、
また和食~洋食、エスニックなど、
様々な食事に合わられる懐の深さも魅力です!
ボルドーでは珍しい「スパークリングの専門家」
作り手のグラン・ヴァン・ド・ジロンドは、ボルドーのネゴシアンとして
各シャトーからのワインの流通を担っています。
しかしもう一つ、「スパークリングの専門家」」という別の顔も持っているユニークな会社です。
今回ご紹介の「ヴィヴァンシー」は、そんなGVG社自らが作る1本。
当然ながら、下請けでなく、醸造所で瓶詰までされたワインを直接買い付け。
つまり、手数料など余分なマージンがない分、高品質な1本をお値打ち価格で仕入れることができました!
赤ワインだけ探していたら気づかなかった、思わぬ掘り出し物です、ぜひお試しください。
ヴィヴァンシー・ブラン・ド・ブラン
グラスに注ぐと、レモンや夏ミカンを思わせるシトラスの香り、
エルダーフラワーやリンゴなど、
ほんのり甘い蜜のニュアンスも徐々に広がります。
口に含むと、まず繊細でクリーミーな泡立ちを感じ、
徐々に果実味が広がり、果実の甘味と、爽やかな酸味が心地よく続きます。
余韻に夏ミカンのような、わずかにほろ苦い風味を残します。
このほろ苦さのおかげで、野菜料理や魚介料理全般、
また和食にもとても相性の良い味わいに仕上がっています。
旬の野菜を使った食事や、
和洋問わず魚介料理全般に、とても使い勝手の良い1本です。