メゾン・ラボリ
MAISON LABORIE
282種から1位に輝いた匠の技光る本格サラミ 放牧豚を贅沢に使った、ジューシーな旨味と上質な脂の旨味がこぼれる逸品 |
90年の伝統を守る オーヴェルニュのシャルキュトリ
メゾン・ラボリーは、1932 年からレストランやエピスリー向けに伝統的な手法で高品質なシャルキュトリを作り続けています。
もともと祖父のロマンとその姉妹のマドレーヌが地元のホテルのレストランの客のために料理をしていましたが、あまりの美味しさに宿泊客がパリに持ち帰るようになったのが始まりと言われています。
メゾン・ラボリー社の信念は「塩漬け」という工程によって、貴重な肉をより高い品質へと高めることです。
生ハムは原料の豚肉の重量、脂肪の厚み、その形態、豚肉の利点を引き出す塩の量で塩漬けされ、亜硝酸塩や化学合成添加物を使用せず、熟練シャルキュティエが各個体の状態を常に観察し、最高の味わいとなるバランスを得るために数か月にわたる熟成の間、品質をコントロールします。
化学合成添加物を使わない製法はイタリア以外では大変珍しい作り方で、先祖代々受け継がれたレシピは何十年にもわたって伝えられています。
また、メゾン・ラボリー社の熟成庫はロット県で一番標高が高い村 Labastide-du-Haut-Mont(ラバスティド・デュ・オー・モン)に位置し、フランスでも数えるほどしかない自然の風を取り入れるシステムを使用しています。
生ハムはオーヴェルニュの山々の穏やかな風に触れ、ゆっくりと熟成させより複雑で深い味わいを生み出しています。
使用されている豚は、LWD三元豚でカンタル県、ロット県、コレーズ県に囲まれた栗林の中で生まれ、3.5 ヵ月~1年ほど放牧されてのびのびと育てられています。
大麦メインのシリアルと採油植物のブレンドされた飼料を季節や月齢に応じて調整して与え、100%ナチュラルな駆虫薬を使用し、抗生物質は使用しません。
できるだけストレスのない状態で飼育し、すべての工程に携わり一つ一つの輪がつながった取り組みが昔からの風味と味わいを大切にするメゾン・ラボリーのシャルキュトリに欠かせないしまりのある脂の乗った高品質な豚肉を生み出しています。
■ソムリエおすすめマリアージュ:
ぎゅっと凝縮した旨みと、しっかりとした脂のあるソシソン・セック・ド・アルティザナルには、赤ワインでは珍しい微発泡の甘口ワインのランブルスコや、スペインの瓶内二次発酵で造られるカヴァがおすすめです。
⇒ おすすめカヴァ