Egly Ouriet
エグリ・ウーリエ
▼あの厳しい評価で知られるワイン誌「ル・クラスマン」で、
エグリ・ウーリエが、★★★三ツ星生産者に!!
これは、どれ程凄いことかというと、
シャンパーニュで三ツ星は、あのクリュッグ・ボランジェ・サロンだけ!
それと、肩を並べる生産者に、このエグリ・ウーリエが選ばれました!!
『エグリ家の畑は、シャンパーニュ地方にしては珍しく日照条件に恵まれ、その畑で丹精を込めて育てられたブドウからは、テロワールのよさ(アンボネ村、ブージィ村、ヴェルズネ村)を反映した上質のシャンパンが造られている。
父、ミシェル・エグリの跡を継いだフランシス・エグリは、醸造および熟成方法に一段と磨きをかけ、グラン・クリュにしか望めない豊かな熟成と個性的な味を備えたシャンパンを造りあげた。』
~フランスワイン格付け~
RMシャンパーニュの最高峰「エグリ・ウーリエ」
Egly Ouriet | エグリ・ウーリエ
「エグリ・ウーリエ」は、第二次世界大戦が終結した直後、フランシス・エグリ氏の祖父がわずか3ヘクタールの特級Ambonnay(アンボネ)から始めたRM(レコルタン・マニュピュラン)シャンパーニュメゾンです。
畑は徐々に買い足され、あるいは婚姻で相続し、現在では12ヘクタールまで広がりました。この増えた部分には、名高い特級畑も含まれていました。最も有名なものが、樹齢60年の石灰質のリューディ「クレイエール」でしょう。石灰質土壌から生まれる稀有な品質のピノ・ノワールは、名高い「ブラン・ド・ノワール」にも使われています。
畑はリュット・レゾネの考えのもと管理されます。、10ヘクタールが特級(アンボネ、ブジー、ヴェルズネ)、残り2ヘクタールが1級(ヴリニー)です。全体ではおよそ2/3がピノノワール、残りがシャルドネとピノ・ムニエという栽培比率になっています。
エグリ・ウーリエのワインが最も他と異なる部分が、ベースのワイン造りにあると言われています。エグリ・ウーリエは、シャンパーニュ造りに当たり、その原酒となるワインの品質にこだわりを見せます。
ブドウはすべて完熟したタイミングを待ち、手摘みで収穫、その後果皮に付着した野生酵母で発酵させます。発酵はステンレスタンクとフレンチオーク樽を使用します。キュヴェによりますが、およそ1年から5年間、原酒を樽熟成させます。フランシス・エグリ氏はこの過程を最も大切ととらえています。あたかもブルゴーニュワインを造るような、この手の込んだ原酒の製造。これは、レコルタン・マニュピュランのシャンパーニュは、まずテロワール、ブドウ品種の個性を表現すべきと考えているからです。
ストイックなまでに品質を求め、生まれたシャンパーニュは、現在では世界中で高く評価され、2008年、クリュッグとボランジェの2メゾンに加え、サロンとともにクラスマン(現レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス) の3ツ星に昇格しました。