Francesco Rinaldi&Figli
フランチェスコ・リナルディ
イタリア国内リストランテから直買い注文殺到のバローロ、バルバレスコ。
そのため海外への販売は極わずか。そんな希少なワインが、このフランチェスコ・リナルディのワインです。
伝統的な大樽で仕込まれる、イタリアの、ワイン好きなイタリア人達が料理と楽しむ為のワイン。
美しいルビー色で、エレガントな優しい味わいは、
どちらかといえば、ロバート・パーカー氏が好むようなタイプではありません。
それでも思わず95点を付けてしまったという、極上のクラシック・バローロです。
Francesco Rinaldi | フランチェスコ・リナルディ
ランゲの中心部、世界で最も美しい丘の一つ、と言われるこの場所で、フランチェスコ・リナルディは1870年に設立されました。
140年あまりの歴史を持ち、バローロで名高い2つの畑、ブルナータ、カンヌビオを所有する生産者です。
この畑や景観、畑を受け継ぐ彼らは、その栽培は極力自然であり、薬品を用いることはほとんどありません。(病気が蔓延した時のみ)
非常にタンニンが強い品種、ネッビオーロで造られるワインが、このリナルディの手にかかると、渋みを渋みと感じない程に、非常に滑らかな酒質になります。
この品質が高いブドウをしっかり完熟させて収穫し、大樽熟成するという昔ながらの手法を頑なに守り続けることで、このクオリティのワインを作り続けています。 醸造所は美しく清潔に保たれた静かな空間。こんなところでゆっくりと熟成されたワインなら、美味しくなることも納得です。
このフランチェスコ・リナルディは、実際伝統ある作り手で、ロバートパーカー始め、イタリアのガンベロロッソ誌でも頻繁に取り上げられるいるのに、今までなぜ日本に輸入されていなかったのか。
その答えは、彼らのバローロが、クオリティに対して価格が他より圧倒的に安いため、イタリア国内でほとんどが完売してしまうからです。
数量はそれほど多くありませんが、なんとか輸入できる所までこぎつけました。
パーカー コメント
ブルナーテ 2006年のバローロ・ブルナーテは、黒系果実の香りに満ちながら ミステリアスな雰囲気を持ち、バルサミコやスパイス、メンソール、の複雑なニュアンスが グラスの中でさらに増大する。 驚異的な深みと輝くほどのピュアな鮮烈さがグラスを透かして目に映るのだ。 しかし、このバローロはあくまで古典的、伝統的なバローロである。 余韻はとても長く、五感を襲うようだ。 いかにこの偉業がなされたのか考えたい…なるほど、これは伝統的なワイン醸造と、 近代的なアプローチで畑を管理した結果、このコンビネーションが成した作品なのだ。 さらに醸造所は徹底的に清潔が保たれており、それがこのワインに素晴らしくピュアな 酒質を与えている。 読者諸兄、このワインをあなたの購入リストの上位へ載せることをぜひオススメしたい。
リュット・レゾネ(減薬農法)の優しい味わい
ピエモンテで最も古いバローロ生産者の一つであるリナルディ。
130年も前からバローロを作っています。
基本的に農薬、化学肥料の類は使用しない生産者で、
環境に優しく、味わいも優しいワインです。
リナルディは漫然と環境に優しいワインを造っているわけではありません。 ちゃんと理由があるのです。
それは、彼らの所有するバローロの丘が、世界一美しいからなのです。