Chateau Calon Segur
シャトー・カロン・セギュール
Saint-Estephe
サン・テステフ 格付け3級
力強さとフィネスを持ち合わせた 秀逸なサンテステフ村 3級格付けシャトー!! ハートのラベルでお馴染みの 高い人気を誇る シャトー・カロン・セギュール |
第一級格付けシャトーと、
肩を並べるほどの潜在能力を持ち合わせたワイン!
メドック格付け3級 Chateau Calon Segur シャトー・カロン・セギュール |
サン・テステフ村最北端の、メドック格付けシャトーです。 18世紀当時、ラフィットやラトゥールなど著名なシャトーを多数所有しつつもセギュール侯爵は、この畑をこよなく愛していました。その時の言葉、 「われラフィットやラトゥールをつくりしが、わが心カロンにあり」 はあまりにも有名です。 セギュール侯爵のこの名言で、それにちなんで侯爵の名前とハートマークが、このワインに付けられました。 当時から1級シャトーにも劣らない魅力的なワインを造り出していたのです。 1960年代以降は、スランプが続いていましたが、1990年代以降、オーナーであるマダム・ガスクトンによってかつてのクオリティを取り戻してきており、今では最もお買い得なシャトーとも言われています。 マダムの信念は、 「賞を取れるワインを造ることではなく、偉大なワインを愛してくださる消費者の方々に、 飲んで楽しめるものを贈ること」。 近年、凝縮感を特徴としたモダンなスタイルへシフトするシャトーがあるなか、長年愛されてきた、熟成によって花開くクラシックなボルドースタイルを追求するシャトーです。 |
▼ ロバート・パーカー氏のカロン・セギュールについてのコメント | |
「そのワインは、スタイルこそ大きく異なるが、 コス・デストゥルネルやモンローズに迫るほどのものになっている。」 「サン・テステフのすべてのシャトーのうち、カロン・セギュールが最も忠実に、 伝統的なスタイルの、長命な、成長し花開くまで時間のかかるワインを つくり続けている。」 | |
~ロバート・M・パーカーJr.著「ボルドーBordeaux第4版」~ |
カシスやスパイス、チョコレートを思わせる、複雑で豊かな香り
深みがあり、豊富なタンニンの濃厚なワイン
いわずと知れたハートラベルの人気ワイン!
ハートのラベルは“愛する気持ち”の表れ、
素敵なカップルに良く似合うワインです♪
シャトー・カロン・セギュールの特徴と通販での選び方
「シャトー・カロン・セギュール」は、ラベルに描かれたハートマークでお馴染みのワインです。
このワインは「サン・テステフのシャトー・マルゴー」と例えられるほどの実力派ワインだと言われています。
ここではそんな「シャトー・カロン・セギュール」の特徴や、通販で選び方などについて詳しくご紹介いたします。
歴史の始まりはガロ・ローマ時代。「カロン」という名前はこの時代に存在した村、そして小型輸送船「カロンヌ」が由来と言われてます。
12世紀にはすでにワインの生産をしていたと記録されていますが、特に栄えたのは18世紀頃です。
ニコラ=アレクサンドル・ド・セギュール侯爵がオーナーとなり、シャトー(生産者)の名称は「カロン・セギュール」となりました。
ラトゥールやラフィットなどのシャトーを所有していたセギュール侯爵は、「われラフィットやラトゥールをつくりしが、わが心カロンにあり。」という言葉を残しています。
この言葉を見てわかる通り、彼はカロンに深い愛情を持っていました。
ラベルに描かれているハートマークには、そんなセギュール侯爵の思いが込められているのです。
シャトー・カロン・セギュールは、ジロンド川の左岸に面積約55haの畑を所有しています。土壌は数メートルもの砂利で覆われており、水はけがとても良好です。
こちらは冷涼な気候のエリアということもあり、綺麗な酸味を含んだブドウが育ちます。
さらに砂利の下は石灰岩となっているため、この土地で栽培されたブドウを使うことで、凝縮感とタンニンが特徴的なワインに仕上がるのです。
シャトー・カロン・セギュールのブドウは、選別から収穫までのすべてが丁寧な手作業によって行われます。こういった手間を惜しまないことが、品質の高さの表れなのでしょう。フレッシュさや自然なアロマ、柔らかいタンニンを保ち、ブドウ本来の良さを生かした醸造も特徴的です。
v カロン・セギュールは18~20ヶ月という長い熟成期間を確保しています。
新樽で長期間熟成させることによって、ワインに力強さと美しさが生まれるのです。
これが冒頭でもお伝えした「サン・テステフのシャトー・マルゴー」だと例えられる理由でしょう。
こういった努力の甲斐あって、シャトー・カロン・セギュールはメドック格付け第3級ワインでありながらも、「第1級の格付けワインと肩を並べるほどの品質の高さと実力を持つ」と評価されているのです。
そして、割合は少なめですが、「カベルネ・フラン」、「プティ・ヴェルド」もブレンドされています。
それぞれの品種ごとに特徴がありますので、ひとつずつご説明いたします。
カベルネ・ソーヴィニヨン
「カベルネ・ソーヴィニヨン」は、シャトー・カロン・セギュールのブレンドの主となるブドウ品種です。所有している畑全体の4分の3以上をカベルネ・ソーヴィニヨンが占めています。
カベルネ・ソーヴィニヨンは赤ワインに用いられるブドウ品種で、世界的に広く栽培されている品種です。
耐寒性があり、果皮が厚く病害に強いという長所が、世界に広まった理由だと言われています。
冷涼な土地ではカシスやミントの香りに。温暖な土地ではブラックチェリーや干しブドウの香りになるなど、各地の気候によって香りが変わるというのも特徴のひとつです。
シャトー・カロン・セギュールの属するボルドー地方が原産地となっており、力強い味わいの長期熟成タイプのワインが多く造られています。
シャトー・カロン・セギュールにおいてカベルネ・ソーヴィニヨンは、ボディを重くしタンニンと酸味を豊富にさせてくれる役割を担っています。
メルロー
「メルロー」もカベルネ・ソーヴィニヨンと同じく、シャトー・カロン・セギュールで主となってくるブドウ品種です。こちらもボルドー地方が原産地で、世界的に栽培されています。
メルローの実の色味は青みがかった黒色をしており、ワインに仕上がる時にはやや明るめの赤紫色に。プルーン、ブラックベリー、キノコ、クローブなど、甘みの中にスパイスも感じられる香りを引き出してくれます。
味わいとしては、タンニンも酸味も穏やかで口当たりがなめらかです。
柔らかい印象があるため親しみやすく、赤ワイン特有の渋みが苦手な方でも飲みやすい味わいに仕上がります。
ボルドー地方では基本的にメルロー単体のワインが造られることはなく、シャトー・カロン・セギュールにおいても、力強い味わいのカベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドされる事で柔らかい印象をワインに与えています。
その他のブドウ品種
「カベルネ・フラン」は、シャトー・カロン・セギュールの一部のワインにブレンド使用されているブドウ品種です。味わいがカベルネ・ソーヴィニヨンによく似ていますが、カベルネ・フランの方が早熟で、冷涼な気候の産地でも完熟できます。
このブドウを使うと、色味が薄めで軽やかな味わいのワインに仕上がるのが特徴です。
続いて「プティ・ヴェルド」。
こちらはボルドー地方の気候では熟成するのに時間がかかってしまうため、主にブレンド用として使用されることが多いブドウ品種です。
プティ・ヴェルドは酸味とタンニンが豊富で、力強い味わいが特徴。
2~5%ほどの少量をブレンドすることによって、シャトー・カロン・セギュールのワインに存在感とアクセントを与えています。
シャトー・カロン・セギュールの選び方
まずは選ぶ時に気になる、「ファーストラベル」「セカンドラベル」についてご説明いたします。ラベルは、それぞれのシャトーのワインのランクを指す用語です。
ファーストラベルは、熟成期間やブドウの品質を厳しく評価して生産されたワインに付けられラベル。
対して、セカンドラベルはファーストラベルの基準から外れたワインにつけられるラベルです。
シャトー・カロン・セギュールにおいては、「ル・マルキ・ド・カロン」と表記されたものがセカンドラベル。
「シャトー・カロン・セギュール」と表記されるのがファーストラベルとなっています。
「シャトー・カロン・セギュール」はカベルネ・ソーヴィニヨンが主体のため、比較的はっきりとした力強い味わいと熟成の良さを感じられます。
対して「ル・マルキ・ド・カロン」は、ファーストラベルに比べると新樽の比率が異なり熟成期間が短くなっている分、適度にタンニンがおさえられ、親しみやすく柔らかな味わいと、控えめな香りに仕上がっているのが特徴です。
一般的にセカンドラベルのほうが価格としては安価になりますが、シャトー・カロン・セギュールは高品質なワイン生産者ですので、セカンドラベルだからといって品質面が劣っているというわけではありません。
また、様々な年代のワインがありますが、ワインショップソムリエでは厳選したヴィンテージのワインだけを取り扱っていますのでご安心ください。
商品ページ内に詳細の説明もございますので、ぜひお好みの味わいに近そうなワインを選んでいただけましたら幸いです。
また、シャトー・カロン・セギュールはメドック格付け第3級でありながら「メドック格付け第1級のシャトー・マルゴーと肩を並べるほどの実力」を持っていると評されています。
格付け1級の高級ワインに匹敵する実力派のワインを飲んでみたいという方や、ボルドーワインが好きな方には特におすすめ出来るシャトーです。
シャトー・カロン・セギュールの楽しみ方
シャトー・カロン・セギュールは18~20ヶ月という長い期間熟成されているため、購入後すぐに開栓しても十分にお楽しみいただけます。もちろん、さらに熟成させることによってより奥深い熟成感を堪能できますので、少し寝かせてからお召し上がりいただくのもまた面白いでしょう。
豊富な果実味、タンニンと酸味のバランスの良い力強い味わいのワインですので、お肉料理全般との相性が良好です。
特に、牛肉やラム肉などを使った味がしっかりめの料理とマッチングするでしょう。
ビーフシチューやラム肉のステーキなどと合わせると、より素材の味を引き出してくれます。
高品質で味わいが素晴らしいことはもちろんですが、ハートマークが描かれた可愛らしいラベルも印象的です。
ファーストラベルはプレゼントとしても活用できますし、セカンドラベルは女子会など大勢で気軽に飲むワインとしてもピッタリでしょう。
メドック格付け第1級に負けない味わいを持つ「シャトー・カロン・セギュール」。
ぜひこの機会にご堪能されてみてはいかがでしょうか。
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