シャトーカルボニュー |
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「この地域で最も風光明媚なシャトー」とも言われています。 1956年にこのシャトーを買ったマルク・ペラン、その息子アントニの手によってさまざまな改良が施され、1980年代から、それまでにも増して評価されるようになりました。 1980年代半ば、高名な ドニ・デュブルデュー氏 を雇い入れ、 白ワインにはいっそうの芳香と凝縮味が、 赤ワインにはより深みと強烈さがもたらされた、 といわれています。 |
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シャトー・カルボニューがあるのは、ボルドーでも比較的南に位置するグラーヴ地区。 ここの産するワインは、他の地区のものに比べ、ふっくらとした温かみのある性格 であると言われています。 また、スモーキーなアクセント、プラム的な芳醇な香りが 感じられるのも特徴です。 特に、グラーヴ地区の中でも 上質のカベルネ・ソーヴィニョンが育つ地域だけが ペサック・レオニャンのアペラシオンを名乗ることができます! スケールが大きくミネラリーで、タンニン、酸ともにしっかりとした エレガントな赤ワインを生み出す、と言われています。 その筆頭は、5大シャトーの一つ、シャトー・オー・ブリオン!! |
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また、ペサックレオニャンにも独自の厳格な 格付けが存在し、 およそ70ある生産者のうち、わずか16の特に優れていると認められるシャトーだけが選ばれています。 その中でも、赤ワイン、白ワイン共に格付けを果たしている数少ないシャトーが、このカルボニューです!! |
カルボニューはグラーヴでも最大規模のシャトーの一つである。 ヴォルネィ的性格をもった、とてもブルゴーニュ風のワインである |
また、厳しさで知られるフランスの評価誌「ル・クラスマン」でも |
「このシャトーは以前から人気を博しているが、ワイン自体は必ずしもペサック・レオニャンのテロワールに見合うものではなかった。それを根気よく改良してきたのがぺラン家の凄さである。 赤は品質の安定した、しっかりとしたつくりで、開花するまで時間を要するが、その分熟成後は大いに期待できる。 |
と評価されています!! |