カンペルキ
CAMPERCHI
キャンティについて
有名銘柄だけに、生産者の数も、流通しているワインの量も膨大です。 どのワインもそつなく美味しいことは美味しいのですが、これは!と心動かされるものに出会うのが難しい銘柄でもあります。今回入荷されたキャンティは、 そんな数ある種類の中でも一際コストパフォーマンスがよく、お薦めの1本! 伝統的なサンジョヴェーゼ種を主体に、ボルドー品種を僅かにブレンドし、華やかな香り、アクセントを添えます。
ブドウ造りの段階から並外れた手間をかけ、 自然派栽培で良いものを造ろうという熱意溢れる生産者の コスパ最大級キャンティ、ぜひお試しください!
ワイナリーがあるのは、イタリアのトスカーナ地方、アレッツォ(Arezzo)という場所にあります。 中世の名残をとどめる美しい町として有名で、映画「ライフ・イズ・ビューティフル」のロケ地にもなりました。
カンペルキの名前
「カンペルキ」という名前は、以前ここに建っていた寺院に因んでつけられました。この地域は、大地のパワーが集まる場所とみなされ、かつてギリシャ神話の英雄ヘラクレスを祀った寺院が建っていました。CAMPERCHIの語源はCAMPI di ERCOLE 、直訳すると「英雄ヘラクレスの土地」という意味です。
かつて、この土地ではブドウが栽培されており、 その果実を絞ったジュースを飲んだものは、その大地の神秘的な力を得ることができる、といわれていたそうです。 カンペルキではこの伝承をもとに、土地そのもののポテンシャルを活かすことに集中します。土地の個性、ミネラル分や薫り高さをブドウに凝縮し、それを自然のままにワインへ変換させる、ということをワイン造りの哲学にしています。 ラベルに描かれるのは、この生命力を象徴する、ヘラクレスの名が付いたダリアの花です。
100%自然栽培、畑に自生する天然酵母でワイン造り
かつて、ギリシャ神話のヘラクレスを祀る寺院があり、 古くからブドウ栽培が行われていた土地。 この140ヘクタールの敷地から15%ほどの、ブドウ栽培に最適な土壌を選定し、100%オーガニック栽培を行っています。 かつて寺院で供された、飲むものに力を与えたといわれる霊薬の伝承に敬意を払い、畑に自生する野生酵母を生かして醸造。 一切人工的なものを加えない、自然なワイン造りにこだわります。
一般のワイナリーを凌駕する、手間をかけた栽培・収穫
一般的なワインで1ヘクタールあたり3000~5000本、上位ランクのもので5000~7000本といわれるところ、 1ヘクタールあたり8000本の高密植の畑で ブドウの根を土壌深くへと導きます。
さらに収穫時にも原料へのこだわりを徹底。二度の選果で良質ブドウだけを選別。
まず畑で果実を選別し、完熟して状態の良い房だけを収穫。
さらに醸造所でブドウを一粒一粒チェックし、痛んだブドウが混じらないように注意を払います。
自然派ワインは、農薬を使わなかったり、酸化防止剤の量を抑えたりするので、ワイン造りが難しい部分もありますが、
このように徹底的に品質管理をすることで、ワインが劣化するリスクを最小限にとどめています。
熱意溢れるオーナー Jose Cartellone氏
ご先祖はイタリアからアルゼンチンへ渡ってきた移民でしたが、その後アルゼンチンで成功を収めます。彼は勉学を重ね、大学で経営を学びMBAを取得。故郷のイタリアへ戻り、満を持してワイナリーをスタートさせました。 アレッツォでコンサルタントとしても名高い醸造家のSandro Nalli氏をワインメーカーに迎え、土地のポテンシャルを引き出すことを目的にワイン造りを行います。タイプで絞り込む
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