VEUVE CLICQUOT
ヴーヴ・クリコ
ヴーヴ・クリコ | VEUVE CLICQUOT
1772年の創業以来、かわることなく大胆でスリリングなシャンパーニュであり続けるヴーヴ・クリコ。
常に最先端の感覚をまとい、真のラグジュアリーブランドとして人々を魅了するそのスタイルは、シャンパーニュ地方で今もラ・グランダム(偉大な女性)と呼ばれるマダムクリコの「品質はただひとつ、最高級だけ」という信念に基づいています。
キリスト教で希望と厳格さを象徴する錨は、1798年にヴーヴ・クリコの創設者フィリップ・クリコが選びました。
ラベルが登場する以前は、コルクに記されたブランドがシャンパーニュを見分ける唯一の印。希望の象徴として、自社の繁栄を信じる若き起業家にとって、理想的な図案でした。
何世紀にもわたって錨マークを使っているヴーヴ・クリコは、創設当時の信念に今も忠実であり続けています。
卓越性と品質
ヴーヴ・クリコ メゾンの歴史は神話的なシャンパーニュに彩られています。それは、マダム・クリコのビジネスの原動力である品質への強いこだわりを体現したものです。
遺産に忠実なクリコは、「品質はただひとつ、最高級だけ」のモットーを誇りにしています。
この品質へのこだわりは、わずか10人のセラーマスターの主導によって維持されてきました。
彼らは、ヴーヴ・クリコのスタイルである力強さと複雑さを代々引き継いできたのです。
ヴーヴ・クリコのシャンパーニュの特徴は、卓越性と品質です。キュヴェ(初回の圧搾から得られる極上の一番搾り)のみを使用しています。
代表的なイエローラベルから数々の賞に輝いてきたヴィンテージラインに至るまで、力強さと繊細さの見事なバランスが表現された味わいときらめきは、どんな時も、どこにいても、エレガントな悦びをもたらします。
ヴーヴクリコ イエローラベル
イエローラベルは、1772年以来メゾンのシンボルです。力強さとフィネスとの間の完璧なバランス、その複雑な味わいは、ピノ・ノワールの卓越した存在感から来るものです。壮大なブドウ畑、そしてスタイルの一貫性を反映しています。
伝統的に、ブドウの各種類の割合は、ピノ・ノワールが50~55%、ムニエが15~20%、シャルドネが28~33%です。これらの数字は気候条件により、年によって僅かに異なります。
50~60種もの様々なブドウがイエローラベルのブレンドに使われています。
セラーマスターは、極めて貴重なレゼルヴワインを30~45%ブレンドに用いてメゾンのスタイルを確実に維持します。すべてのワインは、葡萄園や醸造年のもつ独自の品質を守るために個別に保管されます。
ヴィンテージは、特徴的で力強く、一回の収獲から独特の味を表現したもので、メゾンのスタイルに忠実であり、際立った品質のものに対して選ばれます。また例外的な品質と他とは違ったポテンシャルのあるヴィンテージは、何十年にもわたりランスにあるヴーヴ・クリコのカーヴで慎重に保管され、カーヴ・プリヴェとなります。
各ヴィンテージと同様、このワインはその年の気象や天候を反映しています。2008年は理想的な状態でブドウが成熟し素晴らしい状態で終えました。収獲はシャンパーニュ一帯で一丸となって、9月中旬から10月初旬にかけて完璧な気候のもとで行われました。
ヴーヴ・クリコの特徴と通販での選び方
最高級のシャンパンと言われている「ヴーヴ・クリコ」。
創業以来変わらない大胆さと高い品質が多くの人を魅了し続けています。
ここでは、歴史あるヴーヴ・クリコの特徴、通販での選び方、楽しみ方についてご紹介いたします。
その後、1798年に息子である「フランソワ・クリコ」がビジネスに加わり発展。しかし、1805年にフランソワ・クリコは急死してしまいます。
フランソワ・クリコの妻である「マダム・クリコ」は、夫のシャンパーニュ造りの情熱と知識を共有していたため、27歳という若さでシャンパーニュ造りを引き継ぐことを決意。
当時は女性がビジネスで重要な役割を担うことのなかった時代でしたので、マダム・クリコは最も有名な女性実業家の一人となりました。
実はブランド名であるヴーヴ・クリコの「ヴーヴ」とは、「未亡人」を意味します。
「品質はただ一つ、最高級だけ」。
この信念を貫き続け、ヴーヴ・クリコは品質に一切の妥協を許しません。
さらに、彼女は透明に近い色のワインを作るべく、現在もワイン造りに使われている「ピュピトル」(動瓶台)を考案した功績もあります。
想像力と好奇心を併せ持ったマダム・クリコは、偉大な女性という意味の「ラ・グランダム」と同業者から呼ばれていたそうです。
伝統を守り続けながらも大胆で革新的な手法は、多くの人を魅了する品質の高いワイン造りへと繋がっていきました。
さて、シャンパンとしての「ヴーヴ・クリコ」ですが、醸造責任者によって丹念に仕上げられたシャンパンのみその名を冠することができ、その証として年代ごとにシンボルが存在しています。
・1978年〜:錨
・1805年〜:手書きの署名
・1811年〜:惑星
・1877年〜:イエローラベル
錨のマークは1978年の創業時に、新事業の繁栄を願う希望のシンボルとして選ばれたものです。
マダム・クリコが引き継いでからも同じコルクブランドが使われ続けていました。
後にマダム・クリコは手書きの署名をするようになり、自らの名前でブランドの素晴らしさを広めていきました。この手書きの署名は、彼女の成功の証として、今日でもラベル上に記されています。
その後、ヴーヴ・クリコは1987年にLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)の傘下に加わり、世界各国の市場へと一気に販売網を広げます。
それによりイギリスのエリザベス2世に気に入られ、世界有数のシャンパンブランドとして君臨することになりました。
ヴーヴ・クリコの生産地はフランスのシャンパーニュ地方にあり、所有しているブドウ園は日当たりが良好な位置にあります。
冬から春にかけて霜の影響を受けることもありますが、比較的温暖なため、ブドウ栽培に最適な生産地だと言えるでしょう。
そしてブドウの品質維持にもっとも重要な役割を果たしているのが、土壌です。
ヴーヴ・クリコではブドウにバランスよく栄養が行き渡るように、ブドウ畑の列の間の草を抜き、雑草が生えないように管理しています。
ブドウの木の下の草は、ブドウのことを考え除草剤を使用せずに処理しているそうです。
さらには「有機肥料だけを使用する」「除草剤の使用を0%にする」といった目標を掲げ、土壌を維持するために日々努力を続けているのです。
このように、徹底したブドウの管理と環境への配慮が、ヴーヴ・クリコの高品質なブドウを造り出していると言っても過言ではないでしょう。
この3種類を銘柄に応じて最適な黄金比で使用しているところに、ヴーヴ・クリコのこだわりが感じられるでしょう。
ピノ・ノワール
ピノ・ノワールは世界中で栽培されているブドウ品種です。国によって「ピノ・ネロ」「シュペートブルグンダー」と呼び名が異なります。
見た目は黒に近い紫の果皮で、皮は薄め。皮が薄めなため病気にかかりやすく、栽培が難しいブドウ品種だと言われています。
味わいの特徴としては、ベリー系の柔らかい果実味と、華やかなバラとスパイスが混ざり合った複雑な香り、そして、酸はしっかりめでありながらタンニンは少なめ。
ヴーヴ・クリコの多くでベースとして使用されており、ヴーヴ・クリコらしい骨格とフレッシュで繊細な味わいを醸し出しています。
シャルドネ
シャルドネは世界で最も知名度が高く、人気のある白ブドウ品種です。ほとんどのワイン生産国で栽培されている品種となっています。
シャルドネの特徴は、実が小さく、果皮が薄いということ。ほかの白ブドウよりも病害に強いのも特徴のひとつです。
原産地はフランスのブルゴーニュ地方ですが、ヴーヴ・クリコの産地であるシャンパーニュ地方を含む多くの産地でも栽培されています。
シャルドネは栽培されている土地の気候、造り手によって味わいに違いが出てきます。
寒い土地の場合は爽やかですっきりした味わいになり、暖かい土地では熟した果実の香りとコクがある味わいに。シャルドネは、それぞれの土地によって味わいが変わる多様性を持った適応力が高いブドウ品種と言えるでしょう。
ピノ・ムニエ
ピノ・ムニエは主にシャンパーニュ地方で栽培されているブドウ品種で、ピノ・ノワールというブドウ品種の変異種です。葉の裏側が白く粉をふいているように見えることから、”粉屋”という意味でムニエと呼ばれています。ドイツでは「シュヴァルツリースリング」と呼びます。
シャルドネやピノ・ノワールと比べると補助的なブドウ品種ではありますが、シャンパーニュ地方の主要なブドウのひとつでもあります。
寒さに強く、冷涼な気候のシャンパーニュ地方に適しています。熟成が早いという性質もあり収穫量も多いことから、シャンパンを製造する上で欠かせないブドウ品種です。
ピノ・ノワールと比べると、果皮の色味はやや明るめ。イチゴやチェリーといった果実の香りがあり、優しい口当たりが特徴です。
ヴーヴ・クリコではピノ・ノワール主体のワインに、わずかなピノ・ムニエを加えるブレンドが多く見られます。
それにより、まろやかさが与えられ、渋みが強すぎずコクがあり、余韻を長く楽しめる味わいのワインに仕上げているのです。
ここからは、通販で購入する際の選び方、楽しみ方について解説いたします。
ヴーヴ・クリコの選び方
ヴーヴ・クリコには「イエローラベル」「ローズラベル」といったさまざまな種類があります。こちらでは上記で挙げた2つの違いを見ていきましょう。
イエローラベルは、1772年の創業以来メゾンのシンボルです。
ヴーヴ・クリコといえばイエローラベルをイメージされる方も多いでしょう。力強さと繊細さのバランスが完璧で、かつ複雑な味わいが特徴的です。
イエローラベルのブドウ品種の割合は、
・ピノ・ノワール50%~55%
・ピノ・ムニエ15%~20%
・シャルドネ28%~33%
となっており、さらに約50種~60種のブドウがブレンドに使われています。(その年の気候条件によって変動)。
辛口で心地よい爽やかさがあり、「フレッシュな果実、バニラ、焼いたパンの香り」などを感じられます。リーズナブルな価格ではありますが、高い品質と深い味わいが魅力です。
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ローズラベルは、マダム・クリコが最初に作り上げたロゼのシャンパーニュです。
1818年に醸造されてから200年以上という長い歴史を持ちます。
ローズラベルはイエローラベルをベースにしつつ、厳選された特別な黒ブドウを使用した赤ワインをブレンドしています。
このブレンドのバランスが絶妙で、まさにヴーヴ・クリコといった素晴らしい品質のロゼシャンパーニュへと仕上げられているのです。
外見は鮮やかな美しいピンク色で、軽やかで繊細な泡立ちが特徴。
苺といった赤い果実系の香りと、複雑ではあるもののフレッシュな味わいが印象的です。
ヴーヴ・クリコの楽しみ方
続いてこちらの項では、ヴーヴ・クリコの楽しみ方についてご紹介いたします。まずイエローラベルですが、辛口で爽やかな口当たりが特徴ですので、魚介系とのマリアージュ(相性)が抜群です!
サーモンのカルパッチョ、白身魚のムニエルなどのさっぱりした味わいの料理に合わせてみるのも良いでしょう。
すっきりとした後味とフルーティー香りが、より料理を引き立ててくれます。
魚介系の他にもどんな料理にも合わせやすいですので、季節を問わずお楽しみいただけるかと思います。
大人気のイエローラベルは普段のお食事はもちろん、ホームパーティーにもおすすめです。
次にローズラベルですが、イエローラベルと同じく辛口で、フレッシュさを感じる味わいが特徴的です。
そのため、魚介を使ったパスタ、揚げ物などに合わせやすいでしょう。
ロゼらしいフルーティーな赤い果実の香りも楽しめるため、デザートに合わせるのもおすすめです。
そして、ロゼの魅力の一つである、美しいピンクの色合い。テーブルに料理と一緒に並べれば、その場が華かになりますので女子会や特別な記念日などにぴったりです。
注意点として、シャンパーニュは冷やしすぎると風味がなくなってしまい、本来の美味しさが薄れてしまいます。
ですので、あまり冷やしすぎず「10℃前後をキープ」していただくと、香りもしっかりとお楽しみいただけるでしょう。
ヴーヴ・クリコは名の知れたシャンパンであることは当然ながら、こだわり抜かれた品質の高さと上品な味わいのワインです。
見た目もオシャレで可愛らしいため、プレゼントとしても喜ばれること間違いなし。
「高品質のシャンパンを飲んでみたい」「飲みやすいシャンパンを探している」というお客様にも自信を持っておすすめできます。
ぜひ、この機会にヴーヴ・クリコをお手に取ってみてはいかがでしょうか。
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