シュブスタンス/ジャック・セロス
Substance/Jacques Selosse
▼ あの厳しい評価で知られるワイン誌「ル・クラスマン」、
ジャック・セロスに高評価!!
『それぞれのシャンパーニュをこれほどまでに個性豊かに造り分けられる醸造元は、シャンパーニュ広しといえども多くはない。
1つ1つが信じがたいほど複雑で、実に多彩。』~フランスワイン格付け~
ジャック・セロス
世界中で最も注目を集めているRM(レコルタン・マニピュラン)の生産者の一つがこのジャック・セロスです。
セロス家は、ブドウ栽培農家としてアヴィーズ村に拠点を置き、1949年に自社のシャンパーニュ生産を開始しました。
その後、ボーヌでワインを学んだアンセルム氏が引継ぎ、古典的なブルゴーニュの白ワイン造り同様、「樽発酵」を取り入れ、尚且つ1991年からはビオディナミ農法に切り替え、使用する葡萄は全て化学肥料や殺虫剤は絶対に使用しない等、伝統的農法が根付くシャンパーニュの土地に、新技術を持ち込んだ第一人者となりました。
彼は最高のブドウを育てるために驚異的なまでに手を尽くし、テロワールの個性を引き出し、畑とブドウ樹の関係を自然に融合させています。
「良いシャパーニュは良いワインからしか生れない、また、良いワインは土地と気候と優れた栽培家に恵まれたブドウでしか造れない」
と語り、自らの手でブドウ畑の土造りから出荷までを実践しています。
マロラクティック発酵は、ワインの品質を壊すと考え一切行わず、8年間ボトルの状態で寝かせ澱引きをします。
コート・デ・ブランのアヴィーズ、クラマン、オジェ、メニル(全てグラン・クリュ)の自社畑から造り出される芸術的なシャンパーニュは平均年産僅か4000ケースと希少で、日本に入荷するのも僅かなシャンパンです。
SUBSTANCEには、「物質」という意味のほかに、哲学用語の「現象の根底にある持続的なもの」という意味もあります。まさにその名の通り、1984年からのソレラで造られたワインは、各ヴィンテージの差異を超えテロワールの特徴を表現します。ジャック・セロスの最も有名な、フラッグシップ的な存在です。