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キオッチョリ・アルタドンナは、パーカー100点をたたき出した伝説の醸造家として知られる、ステファノ・キオッチョリ氏、その薫陶を受けた二人の息子、そして妻と娘と共に、家族一丸となって最上のワインを生み出すために、設立されたワイナリーです。
キャンティ・クラッシコのテロワールを表現したのワインを生み出すために、全ての仕事は、職人的な手仕事を思わせるハンドメイドの精神を持った二人、ニッコロとエンリコの二人の手によって進められます。
キオッチョリ・エステートは、Gaiole in Chianti (ガイオーレ・イン・キアンティ)の町にあり、DOCGキアンティ・クラッシコに定められた二つの地域に畑を所有します。
一つはガイオーレ・イン・キアンティ、そしてもう一つはクエルチェグロッサという場所です。
土壌は粘土質に、豊富なライムストーンの石灰質、マール(泥灰土)が混じり合った層と痩せた石ころの多い土壌の層、炭酸塩の層が見られます。多くの作物にとっては過酷な条件の土地ですが、ブドウの樹に上質な果実を実らせるという面では、とても適した土壌です。密植度は5000本/ヘクタールで、水平コルドンとギュイヨ仕立てで管理されています。
このワイナリーを語るために欠かせないのが「人」です。親子2世代にわたってワイン業界にどっぷりとはまり込み、毎日その情熱を新たに畑へと飛び出していくのが日課となっている、キオッチョリ家の人々です。
ステファノ・キオッチョリ氏は、数々の賞を受け、世界で最も成功を収めている醸造家の一人です。彼の息子が、ニッコロとエンリコです。彼らはまだ若者ですが、高品質なイタリアワインを追いかけています。そもそも、このプロジェクトが生まれたきっかけはこの二人の子供たちの意見からでした。
この兄弟は「その土地の土壌と、自分たちの手で向き合うこと」を望みました。そして、トスカーナにしかない、味わいを表現したいと望んだのです。
二人は、父のステファノからワイン造りに関する教えを注意深く学ぶ過程でその哲学を育てていました。それは、クラフツマンシップに則り、すべての工程、つまりブドウ畑での仕事からセラーを経て、ボトルにワインを詰めるまでの一連の流れを、すべて手で行うということです。この方法こそが、トスカーナの、キオッチョリの畑の味わいを十二分に表現させながら、同時に上質なワインを造る道である、と信じています。
Niccolo Chioccioli Altadonna
ニッコロ・キオッチョリ・アルタドンナ ニッコロはキオッチョリ家の二代目醸造家です。父ステファノと同じフィレンツェ大学で学びました。彼は父の影響を強く受け、イタリアのブドウ品種が持つ様々な風味やアロマに興味を持ちました。そして個々の要素を識別していく才能を開花させ、ワインにおいてのクオリティだけでなく、何が欠陥であるのかも理解するようになりました。
父ステファノは、また、彼に「偉大なワインとは何か」「どんな要素が欠かせないのか」を伝えました。偉大なワインが備える要素は、構造、個性、強い存在感、バランス、そしてエレガンスである、と。
ニッコロは兄弟エンリコと共に、すべての力をこのトスカーナのテロワールに注いでいます。ブドウを作るというスタートラインから、ボトリングという、最後の部分まで、全て手作業で行っています。
Enrico Chioccioli Altadonna
エンリコ・キオッチョリ・アルタドンナ 彼はミラノのカトリック大学で法律を学び、上位の優秀な成績で卒業しました。
そして、彼はワインに底知れぬ情熱を注いでいます。
彼はまたデザインにも強いこだわりを持っており、このワインのパッケージデザインにおいてもその実力を発揮しています。
Stefano Chioccioli
ステファノ・キオッチョリ ステファノ・キオッチョリは、今や世界でその名が知られ、多くの醸造家から尊敬を受ける醸造家/栽培家です。彼は25年間のキャリアの中で、多くのプレミアムワインを生むワイナリーで仕事をしてきました。その仕事はイタリア国内にとどまらず、フランスやハンガリーなど他国にも及びました。
彼のコンサルタントを受け、彼のサインを記されたワインたちは、素晴らしい結果を出してきました。
例えば、ガンベロロッソガイドにおいて、100以上の銘柄が3グラスの評価を受けています。また、ワインスペクテイター誌、ワイン・エンスージアスト、ワインアドヴォケイト(ロバート・パーカー)において、92点~98点を何度もとり、そしていくつかの銘柄はロバート・パーカーとワインスペクテイターにおいて、100点満点がつけられました。
彼は他のワイナリーと同様に、二人の息子が手仕事で作るワインにもコンサルタントを行っています。彼が仕事をしているときはいつも傍らにニッコロが控えており、彼の教えを学び続けています。
ニッコロとエンリコの二人が、全てのプロセスを自身の手で行うという、気の遠くなるような仕事が、このワイナリーの特徴です。
剪定、若芽の切除、グリーン・ハーベスト、そして収穫、とすべての工程に人間の手が入ります。細やかで、献身的な仕事は、すべてブドウを完熟させ、ポリフェノールをベストな状態にするためのものです。
そして、最上のワインを生み出すために、収穫量も非常に低く抑えています。平均して、30hl/haの量になるよう全体を管理していきます。
収穫されたブドウは、選果台で二重チェックし、未熟果など状態の悪いものを除いていきます。醸造はもちろん注意深く行われ、熟成にも品質の高いフレンチオーク樽を用います。全ての個々の作業が、ワインの品質を形成していきます。
こうして各細部にこだわりを持ち、丁寧な仕事を重ねていく事が、その土地で育ったブドウの能力を開花させ、素晴らしいワインを生み出すことにつながると、キオッチョリ家は考えています。
キャンティ・クラシコはイタリアのトスカーナ州でつくられるDOCGワインです。
キャンティのDOC認定は1967年、DOCG認定は1984年。キャンティ・クラシコとして独立したDOCG認定を受けたのは1996年と比較的最近のことです。
新しい呼称である理由は、「キャンティ」という名前が国際的に有名になるにつれ、生じた問題を解決するために後から造られたDOCGだからです。
20世紀ごろから、キャンティはアメリカをはじめ国際市場で大人気となり、その名が知られるにつれ、多くの人は「キャンティ」を名前で選び、飲むようになってきました。この海外市場人気に便乗するため、もともとキャンティの産地ではなかった部分でも「キャンティ」を作るようになり、中には粗悪なワインを「キャンティ」と名付けて売りさばく者まで出てくる始末。
この状況に危機感を抱いた古くからの生産者たちが働きかけ、現在のDOCG認定に至ったのです。
トスカーナ州には、キャンティ・クラシコ以外にも、広域のキャンティ、またコッリ・フィオレンティーニやルフィナなど別に高品質ワインとしてDOCG指定を受けている地域もあり、多くの「キャンティ」が存在します。
キャンティ・クラッシコとは、その中でもクラッシコ=クラシックの名が示す通り、中世にまで遡る代々受け継がれてきた栽培地域が限定して名乗れる呼称です。
また、このクラッシコを名乗るためには、産地以外にもいくつか品質を維持するために規定があります。
まず、キャンティの要ともいうべき「サンジョベーゼ」を80%以上使用すること。(キャンティの場合75%以上となっています)
最低熟成期間も異なり、キャンティが4ヶ月に対しキャンティ・クラシコは11ヶ月、リゼルヴァは24ヶ月という規定があります。
最上位「グラン・セレツィオーネ」の登場
2014年、キャンティ・クラシコに新たなカテゴリー、リゼルヴァのさらに上のランクとなる「グラン・セレツィオーネ」が制定されました。 規定は、
・自社畑のブドウを使用すること
・最低30カ月の熟成期間を行うこと
(うち3カ月は瓶内熟成)
など、かなり厳しい規定が設けられました。
現在このカテゴリーが認定されているワインは全体の約5%に過ぎないと言われています。
キャンティ・クラシコのボトルには、「ガッロ・ネーロ」と呼ばれる黒い雄鶏のマークが付いています。これはキャンティ・クラシコのシンボルで、このマークが付いていることが、キャンティ・クラシコ協会が認める産地・品質の両方を満たしているという証明になります。
このガッロ・ネーロには、このキャンティ・クラッシコの長い歴史を伝える逸話が残されています。
はるか昔、中世のトスカーナで複数の都市国家が群雄割拠していた時代のこと。
シエナとフィレンツェの2つの都市が激しく争っていました。その原因は、両都市の間にあるキャンティ・クラシコ地区の領有権でした。ある日、両都市は変わった方法でこの問題を解決する取り決めをしました。
それは
「早朝雄鶏の鳴き声とともに互いの国を騎士が出発し、出会ったところを国境とする」というものでした。
シエナは白い雄鶏、フィレンツェは黒い雄鶏を選びました。 決行日の前日、シエナ軍は雄鶏がちゃんと鳴くようにと餌をたっぷり与えました。
一方フィレンツェ軍は黒い雄鶏に何日か餌を与えず、暗闇の中に閉じ込めていました。
運命の日、黒い雄鶏は日の出を待たずにたちまち鳴き声をあげ、フィレンツェの騎士はまだ暗いうちに出発しました。
一方、シエナ軍の白い雄鶏は通常通り、夜が白み始めたころに鳴き声を上げました。こうして、フィレンツェはキャンティ・クラッシコの大部分を領土に納めることに成功しました。
収穫はすべて手摘み、徐梗前に2回選果台で状態の良い果実だけを選別。その後完全に徐梗し、果実を小さなステンレスタンクへ入れます。
タンク内で長時間かけて発酵を行った後、今度はフレンチオーク樽へ移します。
とともに14カ月熟成させ、ボトリングし、しばらくボトル内で安定させてから出荷します。
テイスティングコメント 綺麗なルビーレッドの色調。チェリーやベリーを思わせる果実の香りと、フローラルな香り、スパイスの香りが混じりあった複雑な香り。
穏やかな酸味、果実味のバランスが良く、渋みが味わいを引き締めるように感じられる。肉料理全般に相性が良い。赤身の肉と特に相性がよく、
牛すね肉の煮込みや子羊のロースト、カモなどは、ワインに感じられる鉄分の要素とも相性が良い。
収穫はすべて手摘み、徐梗前に2回選果台で状態の良い果実だけを選別。その後完全に徐梗し、果実をフレンチオーク樽へ直接入れ、アルコール発酵とマロラクティック発酵を行っていきます。
澱と共に24か月熟成させ、ボトリングします。その後最低でも2年間ボトル熟成させてから出荷します。タンク内で長時間かけて発酵を行った後、今度はフレンチオーク樽へ移します。
澱とともに14カ月熟成させ、ボトリングし、しばらくボトル内で安定させてから出荷します。
テイスティングコメント 深く濃いガーネットの色調。ダークチェリーやプラムを思わせる果実の香り、徐々にスパイスやイチジク、完熟したプルーンの豊潤な風味に、フローラルな香りが混じりあう。凝縮した果実味と穏やかな酸味滑らかなタンニンが特徴的なフルボディで、渋みと余韻の綺麗な酸味が味わいを引き締めるように感じられる。
肉料理全般におすすめ。トスカーナ風Tボーンステーキ(ビステッカ)など厚みのある赤身肉のようなパワーのある料理とも抜群の相性です。
|| 商品名
|| テイスティングコメント
キオッチョリ・アルタドンナは、パーカー100点をたたき出した伝説の醸造家として知られる、ステファノ・キオッチョリ氏、その薫陶を受けた二人の息子、そして妻と娘と共に、家族一丸となって最上のワインを生み出すために、設立されたワイナリーです。
キャンティ・クラッシコのテロワールを表現したのワインを生み出すために、全ての仕事は、職人的な手仕事を思わせるハンドメイドの精神を持った二人、ニッコロとエンリコの二人の手によって進められます。
キオッチョリ・エステートは、Gaiole in Chianti (ガイオーレ・イン・キアンティ)の町にあり、DOCGキアンティ・クラッシコに定められた二つの地域に畑を所有します。
一つはガイオーレ・イン・キアンティ、そしてもう一つはクエルチェグロッサという場所です。
土壌は粘土質に、豊富なライムストーンの石灰質、マール(泥灰土)が混じり合った層と痩せた石ころの多い土壌の層、炭酸塩の層が見られます。多くの作物にとっては過酷な条件の土地ですが、ブドウの樹に上質な果実を実らせるという面では、とても適した土壌です。密植度は5000本/ヘクタールで、水平コルドンとギュイヨ仕立てで管理されています。
このワイナリーを語るために欠かせないのが「人」です。親子2世代にわたってワイン業界にどっぷりとはまり込み、毎日その情熱を新たに畑へと飛び出していくのが日課となっている、キオッチョリ家の人々です。
ステファノ・キオッチョリ氏は、数々の賞を受け、世界で最も成功を収めている醸造家の一人です。彼の息子が、ニッコロとエンリコです。彼らはまだ若者ですが、高品質なイタリアワインを追いかけています。そもそも、このプロジェクトが生まれたきっかけはこの二人の子供たちの意見からでした。
この兄弟は「その土地の土壌と、自分たちの手で向き合うこと」を望みました。そして、トスカーナにしかない、味わいを表現したいと望んだのです。
二人は、父のステファノからワイン造りに関する教えを注意深く学ぶ過程でその哲学を育てていました。それは、クラフツマンシップに則り、すべての工程、つまりブドウ畑での仕事からセラーを経て、ボトルにワインを詰めるまでの一連の流れを、すべて手で行うということです。この方法こそが、トスカーナの、キオッチョリの畑の味わいを十二分に表現させながら、同時に上質なワインを造る道である、と信じています。
Niccolo Chioccioli Altadonna
ニッコロ・キオッチョリ・アルタドンナ ニッコロはキオッチョリ家の二代目醸造家です。父ステファノと同じフィレンツェ大学で学びました。彼は父の影響を強く受け、イタリアのブドウ品種が持つ様々な風味やアロマに興味を持ちました。そして個々の要素を識別していく才能を開花させ、ワインにおいてのクオリティだけでなく、何が欠陥であるのかも理解するようになりました。
父ステファノは、また、彼に「偉大なワインとは何か」「どんな要素が欠かせないのか」を伝えました。偉大なワインが備える要素は、構造、個性、強い存在感、バランス、そしてエレガンスである、と。
ニッコロは兄弟エンリコと共に、すべての力をこのトスカーナのテロワールに注いでいます。ブドウを作るというスタートラインから、ボトリングという、最後の部分まで、全て手作業で行っています。
Enrico Chioccioli Altadonna
エンリコ・キオッチョリ・アルタドンナ 彼はミラノのカトリック大学で法律を学び、上位の優秀な成績で卒業しました。
そして、彼はワインに底知れぬ情熱を注いでいます。
彼はまたデザインにも強いこだわりを持っており、このワインのパッケージデザインにおいてもその実力を発揮しています。
Stefano Chioccioli
ステファノ・キオッチョリ ステファノ・キオッチョリは、今や世界でその名が知られ、多くの醸造家から尊敬を受ける醸造家/栽培家です。彼は25年間のキャリアの中で、多くのプレミアムワインを生むワイナリーで仕事をしてきました。その仕事はイタリア国内にとどまらず、フランスやハンガリーなど他国にも及びました。
彼のコンサルタントを受け、彼のサインを記されたワインたちは、素晴らしい結果を出してきました。
例えば、ガンベロロッソガイドにおいて、100以上の銘柄が3グラスの評価を受けています。また、ワインスペクテイター誌、ワイン・エンスージアスト、ワインアドヴォケイト(ロバート・パーカー)において、92点~98点を何度もとり、そしていくつかの銘柄はロバート・パーカーとワインスペクテイターにおいて、100点満点がつけられました。
彼は他のワイナリーと同様に、二人の息子が手仕事で作るワインにもコンサルタントを行っています。彼が仕事をしているときはいつも傍らにニッコロが控えており、彼の教えを学び続けています。
ニッコロとエンリコの二人が、全てのプロセスを自身の手で行うという、気の遠くなるような仕事が、このワイナリーの特徴です。
剪定、若芽の切除、グリーン・ハーベスト、そして収穫、とすべての工程に人間の手が入ります。細やかで、献身的な仕事は、すべてブドウを完熟させ、ポリフェノールをベストな状態にするためのものです。
そして、最上のワインを生み出すために、収穫量も非常に低く抑えています。平均して、30hl/haの量になるよう全体を管理していきます。
収穫されたブドウは、選果台で二重チェックし、未熟果など状態の悪いものを除いていきます。醸造はもちろん注意深く行われ、熟成にも品質の高いフレンチオーク樽を用います。全ての個々の作業が、ワインの品質を形成していきます。
こうして各細部にこだわりを持ち、丁寧な仕事を重ねていく事が、その土地で育ったブドウの能力を開花させ、素晴らしいワインを生み出すことにつながると、キオッチョリ家は考えています。
キャンティ・クラシコはイタリアのトスカーナ州でつくられるDOCGワインです。
キャンティのDOC認定は1967年、DOCG認定は1984年。キャンティ・クラシコとして独立したDOCG認定を受けたのは1996年と比較的最近のことです。
新しい呼称である理由は、「キャンティ」という名前が国際的に有名になるにつれ、生じた問題を解決するために後から造られたDOCGだからです。
20世紀ごろから、キャンティはアメリカをはじめ国際市場で大人気となり、その名が知られるにつれ、多くの人は「キャンティ」を名前で選び、飲むようになってきました。この海外市場人気に便乗するため、もともとキャンティの産地ではなかった部分でも「キャンティ」を作るようになり、中には粗悪なワインを「キャンティ」と名付けて売りさばく者まで出てくる始末。
この状況に危機感を抱いた古くからの生産者たちが働きかけ、現在のDOCG認定に至ったのです。
トスカーナ州には、キャンティ・クラシコ以外にも、広域のキャンティ、またコッリ・フィオレンティーニやルフィナなど別に高品質ワインとしてDOCG指定を受けている地域もあり、多くの「キャンティ」が存在します。
キャンティ・クラッシコとは、その中でもクラッシコ=クラシックの名が示す通り、中世にまで遡る代々受け継がれてきた栽培地域が限定して名乗れる呼称です。
また、このクラッシコを名乗るためには、産地以外にもいくつか品質を維持するために規定があります。
まず、キャンティの要ともいうべき「サンジョベーゼ」を80%以上使用すること。(キャンティの場合75%以上となっています)
最低熟成期間も異なり、キャンティが4ヶ月に対しキャンティ・クラシコは11ヶ月、リゼルヴァは24ヶ月という規定があります。
最上位「グラン・セレツィオーネ」の登場
2014年、キャンティ・クラシコに新たなカテゴリー、リゼルヴァのさらに上のランクとなる「グラン・セレツィオーネ」が制定されました。 規定は、
・自社畑のブドウを使用すること
・最低30カ月の熟成期間を行うこと
(うち3カ月は瓶内熟成)
など、かなり厳しい規定が設けられました。
現在このカテゴリーが認定されているワインは全体の約5%に過ぎないと言われています。
キャンティ・クラシコのボトルには、「ガッロ・ネーロ」と呼ばれる黒い雄鶏のマークが付いています。これはキャンティ・クラシコのシンボルで、このマークが付いていることが、キャンティ・クラシコ協会が認める産地・品質の両方を満たしているという証明になります。
このガッロ・ネーロには、このキャンティ・クラッシコの長い歴史を伝える逸話が残されています。
はるか昔、中世のトスカーナで複数の都市国家が群雄割拠していた時代のこと。
シエナとフィレンツェの2つの都市が激しく争っていました。その原因は、両都市の間にあるキャンティ・クラシコ地区の領有権でした。ある日、両都市は変わった方法でこの問題を解決する取り決めをしました。
それは
「早朝雄鶏の鳴き声とともに互いの国を騎士が出発し、出会ったところを国境とする」というものでした。
シエナは白い雄鶏、フィレンツェは黒い雄鶏を選びました。 決行日の前日、シエナ軍は雄鶏がちゃんと鳴くようにと餌をたっぷり与えました。
一方フィレンツェ軍は黒い雄鶏に何日か餌を与えず、暗闇の中に閉じ込めていました。
運命の日、黒い雄鶏は日の出を待たずにたちまち鳴き声をあげ、フィレンツェの騎士はまだ暗いうちに出発しました。
一方、シエナ軍の白い雄鶏は通常通り、夜が白み始めたころに鳴き声を上げました。こうして、フィレンツェはキャンティ・クラッシコの大部分を領土に納めることに成功しました。
収穫はすべて手摘み、徐梗前に2回選果台で状態の良い果実だけを選別。その後完全に徐梗し、果実を小さなステンレスタンクへ入れます。
タンク内で長時間かけて発酵を行った後、今度はフレンチオーク樽へ移します。
とともに14カ月熟成させ、ボトリングし、しばらくボトル内で安定させてから出荷します。
テイスティングコメント 綺麗なルビーレッドの色調。チェリーやベリーを思わせる果実の香りと、フローラルな香り、スパイスの香りが混じりあった複雑な香り。
穏やかな酸味、果実味のバランスが良く、渋みが味わいを引き締めるように感じられる。肉料理全般に相性が良い。赤身の肉と特に相性がよく、
牛すね肉の煮込みや子羊のロースト、カモなどは、ワインに感じられる鉄分の要素とも相性が良い。
収穫はすべて手摘み、徐梗前に2回選果台で状態の良い果実だけを選別。その後完全に徐梗し、果実をフレンチオーク樽へ直接入れ、アルコール発酵とマロラクティック発酵を行っていきます。
澱と共に24か月熟成させ、ボトリングします。その後最低でも2年間ボトル熟成させてから出荷します。タンク内で長時間かけて発酵を行った後、今度はフレンチオーク樽へ移します。
澱とともに14カ月熟成させ、ボトリングし、しばらくボトル内で安定させてから出荷します。
テイスティングコメント 深く濃いガーネットの色調。ダークチェリーやプラムを思わせる果実の香り、徐々にスパイスやイチジク、完熟したプルーンの豊潤な風味に、フローラルな香りが混じりあう。凝縮した果実味と穏やかな酸味滑らかなタンニンが特徴的なフルボディで、渋みと余韻の綺麗な酸味が味わいを引き締めるように感じられる。
肉料理全般におすすめ。トスカーナ風Tボーンステーキ(ビステッカ)など厚みのある赤身肉のようなパワーのある料理とも抜群の相性です。
750mlサイズのお好みのワインを入れることが出来ます。
※ギフトボックスと一緒にワインを複数本、お買い求め頂いたは、どちらの商品をギフトボックスに入れるか、注文時に「備考欄」にてご連絡ください。
1本用
2本用
袋の色はクールグレーのみとなります。
ワイン1本、もしくは1本用ギフトボックスを入れることが出来ます。
「もっと気軽にワインを持ち運びたい」そんな皆様の声にお応えし、ワインショップソムリエロゴ入りワイン用袋をご用意しました。
1本用・2本用・3本用の3種取り揃えておりますので用途に合わせてお選びくださいませ。
ワイン名(原語) | キャンティ・クラッシコ (CHIANTI CLASSICO) |
生産者(原語) | キオッチョリ・アルタドンナ(CHIOCCIOLI ALTADONNA) |
原産国・地域 | イタリア・トスカーナ |
原産地呼称 | DOCGキャンティ・クラッシコ |
ヴィンテージ | 2016年 |
ぶどう品種(栽培比率) | サンジョヴェーゼ85%、カベルネ・ソーヴィニョン5%、メルロ5%、シラー5% |
タイプ | 赤ワイン |
内容量 | 750ml |
ご注意 | 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。 |
保存方法 | 要冷蔵 18℃以下 |
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