デュガ・ピィ
Dugat Py
ブルゴーニュのトップドメーヌにして、常に入手困難なワイン
ブルゴーニュワイン好きなら誰もが憧れる、カルト的な人気を誇る生産者
ベルナール・デュガ・ピィ。
同じくジュヴレ・シャンベルタンでトップドメーヌに数えられるクロード・デュガの従兄弟であり、時にDRCと並び称されるほどの高品質ワインを生み出し、ブルゴーニュに厳しい評価をすることで知られるロバート・パーカー氏ですら、このドメーヌには最高評価の五つ星を付けています。
ドメーヌ・デュガ・ピイはもともとブドウ栽培家として17世紀から続く長い歴史を持つブドウ栽培家で、以前はネゴシアンへブドウを卸していました。
1970年代から徐々に元詰めを始め、1972年には、シャルム・シャンベルタンが早くもブルゴーニュ最上の特級ワインに選ばれます。
その後12代目のベルナールの代になり、80年代からすべて瓶詰を行うようになります。
ジュヴレ・シャンベルタンでトップクラスの評価を得るに至りました。
現在ドメーヌを取り仕切るロイクが13代目に当たります。
わずか5ヘクタール程の小さなドメーヌながら、シャルム・シャンベルタン、マゾイエール・シャンベルタン、マジ・シャンベルタンを始めとする、ブルゴーニュファン垂涎の特級畑を擁しています。
ブドウ樹の樹齢はいずれも高く、平均で65年にもなります。1999年から自然栽培への切り替えをはじめ、2003年にはすべての畑をビオロジック栽培に転換しました。
現在はビオディナミ栽培を導入しています。
ドメーヌ・デュガ・ピィのワインは、エチケットにもデザインされている地下セラーで18か月から24か月の間、静かに熟成されます。
この古いセラーは、かつて修道院として使われていたところで、堅牢な構造をもち、年間を通して湿度・温度ともに熟成に最適な環境を備えています。
ジュヴレ・シャンベルタン キュヴェ・クール・ド・ロワ・トレ・ヴィエイユ・ヴィーニュ
「ナポレオンが愛したワイン」として知られる「シャンベルタン」を擁する ジュヴレ・シャンベルタン村。
クール・ド・ロワとは、デュガ・ピィが村内に所有する畑の中でも特に優れた区画、また樹齢の高いブドウから造られた特別なキュヴェ。
それだけに、格上に劣らない凝縮感や深み、複雑味が期待できます。
デュガ・ピィ自身が長期熟成に向くと言う、ポテンシャルの高いジュヴレ・シャンベルタン。