シャトー・カノン・ラ・ガフリエール
Chateau Canon-la-Gaffeliere
高く評価されているサンテミリオンの注目シャトー
シャトー・カノン・ガフリエールは今注目のサンテミリオンの一つです。
サンテミリオンのコート側の麓の平地部分に位置し、かつては平凡な品質なワインを生み出していました。 しかし1980年代後半からステファン・ドゥ・ネペール氏のたゆまぬ努力の結果、品質の高いワインを造り続けるようになったのです!! R.パーカー氏も以下のように大絶賛!! |
コート・サンテミリオンのひとつ、カノン=ラ=ガフリエールは、ブドウ畑のほとんどが、丘陵のふもとの平坦な砂礫(されき)質の土壌にある。ここは20年以上にわたって広く知れわたり、軽く、個性のない、凡庸(ぼんよう)なワインを、驚くほど高い値段で提供していた。1985年に若く、才気縦横の人物であるステファン・ドゥ・ネペールが責任者となって以来、こうした状況は劇的に変化した。事実、カノン=ラ=ガフリエールほど目覚ましく改善されたサン=テミリオンの特別級はほかにないであろう。
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』
変身したガフリエール
R.パーカー氏は「サンテミリオンにしては珍しいほどのフィネスを備えたワイン」、
「メドックの格付第三級に相当する」と四ツ星評価で絶賛しています。 日本での知名度は決して高くないことから、余計なプレミアはついていません。 つまり、 お買い得 ということですっ! |
このシャトーの近年の成功をもたらした変化としては、ブドウの最大限の成熟を確実にするために遅く収穫すること、貧弱な出来の発酵槽のものをセカンド・ワインにまわすこと、よりよい色合いと力強さを引き出すためにマセラシオンを長くしたこと、があげられる。新樽が使用される割合も増えた。こうしたすべての変化が、最も肉付きがよく、際立ったサン=テミリオン・ワインをいくつか生み出す結果となった。ここは明らかに、このアペラシオンのスター的存在であり、それは1980年代後半のヴィンテージが見事に証明している。
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』