ルイ・ロデレール ブリュット ブラン・ド・ブラン
LOUIS ROEDERER BRUT BLANC DE BLANCS
ロデレールの手がけるブラン・ド・ブラン
コート・デ・ブラン地区は独特の石灰質土壌を備え、シャルドネが最適に熟す場所として知られており、ルイ・ロデレールは、その中心部に位置する特に優れた2つのグラン・クリュ村、「メニル・シュール・オジェ」と「アヴィーズ」を選び出しました。両者の独特な個性を互いに補完し合うことで、フィネス溢れる非常に香り高く、身の引き締まったワインが生まれます。
シャルドネ100%。ブラン・ド・ブランは専用のセラーで5年間寝かせた後、完璧な熟成度にするため、澱引きを経てさらに6カ月間の熟成を行う。ヴィンテージに応じて8-10g/Lの間でドザージュ。
味わい
第一印象は、シャルドネならではの滑らかで繊細な舌触りと豊かな甘み。軽い甘みを伴った花のニュアンス、白い果実、ドライフルーツの香りに、コート・デ・ブラン特有の石灰質のミネラルが融合。口の中を柔らかな泡が包み込み、ドラジェの甘い風味がいっぱいに広がる。最後はフィネス、上品さ、フレッシュ感へと引き継がれ、余韻ではミントとバジリコの爽やかな香りを感じる。
設立以来、一族による家族経営を守り通すルイ・ロデレールは、伝統を守り、クオリティの高いシャンパーニュを造り続けています。
現在、ルイ・ロデレールは、約180haにも及ぶ自社畑を所有し、そこで必要なブドウの80%を賄う、シャンパーニュ随一の高い自給率を誇り、年間平均総生産量の60%が輸出用、またカーヴにはリザーヴワインを多く所有します。
リザーヴワインとは、シャンパーニュに混ぜるブレンド用ワインのこと。味わいに複雑さや深みを出すことができるリザーヴワインはいわばメゾンの“財産”です。
ルイ・ロデレールでは40もの異なるクリュからそれぞれ仕立てられた2~6年もののリザーヴワインを樽ごと所有し、専用のセラーに貯蔵しています。
また、ルイ・ロデレールでは大手メゾンのなかで長い期間の熟成を経て、ワインが出荷されます。
スタンダード・キュヴェの「ブリュット・プルミエ」でさえ瓶詰め後4年、 プレステージの「クリスタル」では瓶詰め後6年もの長期熟成がなされます。
そこには飲み頃までじっくりとセラーで寝かせてあげたいというワインへの強い愛情が感じられます。