タリスカー蒸留所
TALISKER DISTILLERY
海と接し、海とともに長い年月を過ごしてきたタリスカーのすべてのラベルには「MADE BY THE SEA」という言葉が刻まれ、海に育まれたウイスキーとして海と雄大な自然への強い想いが込められています。 |
スコットランド北西部のスカイ島に位置する蒸留所でタリスカーは造られています。スカイ島は「霧の島」と呼ばれるほどに濃霧に覆わる日が多く、冬場は外海が荒れ、大波が沿岸の岩肌に打ちつけます。海の影響も伴い、潮風や柑橘系の爽やかさと、力強いピートのスモーキーな香りと味わい、甘みのあるスパイシーさを感じられます。そのパワフルな個性は、厳しくも美しいスカイ島の自然を体現していると言えるでしょう。オススメの飲み方は、ウイスキーとソーダを1:3で割り、挽きたての黒胡椒をふりかける「タリスカースパイシーハイボール」です。黒胡椒の香りがタリスカーのスパイシーさを引き立て、食中酒としてもお楽しみいただけます。
タリスカー蒸留所は、創設したマカスキル兄弟が蒸留所建設中に滞在した「タリスカー・ハウス」にちなみ名付けられ、1830年にスカイ島に誕生しました。海に囲まれたスカイ島は、ピート層と呼ばれる泥炭層が広がり、特徴的なスモーキーな味わいは、このピート(泥炭)から生まれます。タリスカーを飲めば、スカイ島の海辺で潮風を感じ、焚き火をしている風景を思い浮かべることができるでしょう。「宝島」「ジキル博士とハイド氏」で知られるイギリスの文豪、ロバート・ルイス・スチーブンソンもタリスカーに魅了された一人です。「”KING OF DRINKS“酒の王者として思いつくのはタリスカー」と絶賛し、愛飲していたそうです。