ヴェンドラーメ
VENDRAME
ワイナリーがあるVilla Maninは、ヴェネツィア共和国最後のドージェ(総督)が代々受け継いできた土地で、総督が夏の間に過ごす別荘として利用されていました。総督の恩恵を受け、ヴェンドラーメ家がブドウ栽培を担い、ヴェネツィア共和国がイタリア王国の領地となった後、ヴェンドラーメ家の所有となり、現在4世代目となります。ヴェネツィア共和国の解体や第二次世界大戦の間もブドウ栽培を続け、おもに地元のエノテカにワインを販売していましたが、現当主・ジーノとシモーネ兄弟のによって、さらなる発展を遂げるため、自分達のブランドを作り世界に発信しはじめました。品種ごとの個性を最大限に生かした彼らの造るワインは、瞬く間に定評を受け、ピノ・グリージョ2016はJames Sucklingで90点を獲得している実力派ワイナリーです。
ヴェルサイユ宮殿の庭園を元に1670年にフランチェスコ・マニンによってデザインされたヴィッラ・マニンは、迷路や水遊び場、果樹やハンギング・ガーデン、要塞のモデル、ロッジや地下の氷室などから成り立っています。その当時、このようなデザインは驚嘆に値すべきもので、ヴェネツィア共和国の劇作家Goldoniは「王様にふさわしい」と称賛てしています。
ヴェンドラーメのワインのラベルにはこの庭園の原画デザインにインスパイアされた特徴的なデザインの一部が使われています。
ヴェンドラーメでは、この地方で伝統的なレフォスコ・ダル・ペドゥンコロ・ロッソ、フリウラーノ(トカイ・フリウラーノ)、リボラ・ジャッラ、グレラ、ヴェルドゥッツォ・フリウラーノといった品種に加え、ソーヴィニョン・ブラン、カベルネ・フランといったフランス原産のブドウ品種からもワインを造っています。
ジーノとシモーネの哲学はただ一つ。「私たちがずっとやり続けてきたこと-すなわち、自分たちのブドウで自分達のワインを造ること。そして、ファミリーワイナリーとして、私たちの子供たちやそのあとの世代にもずっと引き継いでいくこと。世代ごとにそれぞれフレッシュなアイデアを持っているから、世代を追うごとに進化するのです」
アドリア海から吹く温かい風の影響で比較的温暖ですが、州の南端のトリエステではボーラと呼ばれる、アルプスから吹き下ろす冷たい風が流れ込みます。
北のアルプスから吹く風、南のアドリア海から吹く風、両方の影響を受ける地理的特徴は、特に高品質な白ワイン造りの条件を整えています。 最近ではオレンジワインや、香り高い赤ワインなど、幅広い種類のワインが注目を集めています。
※フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の位置
オーストリアのハプスブルグ家の支配下にあった時代でもこの地のワインは高く評価されており、優れた生産者の中には、税金の代わりにワインを納めるものもいました。
北から見ればアドリア海への玄関口として、南から見れば、中央ヨーロッパへの入り口として・・・・交通の要所として栄えた歴史もあるからでしょうか、外部の良いものを取り入れていく風土が生きており、この地の発展に深くかかわっています。
1970年代には、ドイツ、フランスで高品質ワイン造りの現場に学んできたスキオペット氏が、フリウリのポテンシャルに気づき、高品質なワイン造りの旗手としてワイン生産を開始。彼に触発された多くの生産者は、従来の大衆消費的なワイン造りから、より付加価値の高いワイン造りを追い求め切磋琢磨を繰り返しました。
そして、ミネラル感溢れる白ワイン、香り高い白ワインが世界各国のソムリエたちから高い評価を集め、フリウリは「イタリア白ワインの聖地」とまで呼ばれるまでになっていきました。
グラーヴェとは、ラテン語の「Gravis(比較的重いのもの)」が語源。北にそびえるアルプスからドロミテ渓谷を通り流れ込んだ、幾千年もの河川の浸食で丸くなった石のことを指しています。
現地では、「岩山が宝石になる場所」とも言われています。
この地方のワイン造りは、古代ローマ時代から行われてきました。
アルプスから吹き下ろす冷涼な風と南のアドリア海から吹き込む暖かい風が混ざり合い、白ワインにはうってつけの気候を生み出します。
品種の個性を活かした高品質なものが多く、いつからかイタリア随一の「白ワインの聖地」と呼ばれるようになりました。
また、フリウリはDOPプロシュット・ディ・サンダニエーレ(サンダニエーレの生ハムの特徴は、なんと骨も蹄もついているんです!)の産地としても名高く、生ハムの甘い脂を、フリウリの白ワインの豊富な酸とミネラルが洗い流してくれる、おすすめの「アッビナメント」(マリアージュ)です!
デッレ・ヴェネツィエDOC
ピノ・グリージョの主要生産地がヴェネト、フリウリ=ヴェネツィア-ジューリア、トレンティーノの3州です。その紛れもないスーパースターワイン、ピノ・グリージョと、白のブレンドワインのために2017年に新しく制定された335番目のDOCが「デッレ・ヴェネツィエ」」です。まさにピノ・グリージョのためにできたDOCと言っても過言ではありません。
VEGANOKは、イタリアで設立された、最初で唯一の倫理にかなったヴィーガン製品のための基準です。生活と環境に敬意を表した文化を広げるため、そしてヴィーガンとヴェジタリアンのために、価値こそが共通の財産という理念のもとで設立されました。スタッフは全員ヴィーガンで、あらゆる局面で深い知識を持ち、今や世界中でで1000を超える企業と10000を超える製品が認証を受ける倫理的基準となっています。
ヴェンドラーメ シリーズ
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- ボディ(コク)
3,410円 (税込)
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- ボディ(コク)
3,410円 (税込)
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- ボディ(コク)
7,040円 (税込)
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