フランソワ・ミクルスキ
FRANCOIS MIKULSKI
世界的に人気の高いムルソーの名手ミクルスキによる、1級畑に隣接する好条件の村名区画「リモザン」0.15haより、均樹齢65年のブドウから造る人気の高い1本。 |
このワインを生み出す「リモザン」とは、村名の区画ではありますが、1級畑の「ジュヌヴリエール」、「ポリュゾー」の下方に位置し、「シャルム」に隣接するという絶好の条件を持つ区画です。面積はわずか0.15ha、しかも平均樹齢65年と高樹齢なため、収穫量も少なく、生産本数はわずか年産600本という希少なミクルスキ氏のワイン。村名クラスとは思えないボリューム感と複雑味があり、その希少性も手伝って世界的に人気の高いワインです。
フランソワ・ミクルスキは、1992年の初リリース後、瞬く間にトップドメーヌの一つと見なされるようになった、今最も注目される作り手の一人です。ミクルスキ氏は、ポーランド人の父親とムルソーの名手と言われたピエール・ボワイヨ氏の妹である母との間に生まれました。若くしてワイン醸造家になることを決意し、ボーヌの醸造学校でワイン造りを習得。カリフォルニアのカレラ・エステートで研修し、その後ムルソーで叔父のピエール・ボワイヨ氏の下で研鑽を積みました。そして、1991年、叔父であるボワイヨ氏の引退後その畑を引き継ぎ、自らのドメーヌを設立。現在はムルソーを中心に約8ha、16区画を所有しています。