Chateau Lascombes
シャトー・ラスコンブ
前所有者の経営下にあった1970年代から90年代には評価を落としていたシャトーですが、2000年に現在の所有者の手に移ってからは驚異的な品質の向上を成し遂げ、いまやまさにマルゴーを代表する銘柄に復活しました。 ▼厳しい評価で知られる『ル・クラスマン』でも好意的なコメントが書かれています。 |
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「2001年にアメリカの投資家グループに買収されてからワイン造りは、アラン・レイノーに委ねられることになった。彼は直ちにブドウ栽培と醸造所の改修において見事な仕事ぶりを発揮した。最初に手掛けたヴィンテージ2001年は、長年このワイナリーで造られてきたワインの中で、ずば抜けてよい出来となった。もし、こうしたワイン造りが今後も継続されれば、ラスコンブは今世紀で最高のマルゴーの1つになるだろう。」 |
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ロバート・パーカー氏も「ボルドー第4版」で同様に、2001年以降の品質向上に注目しています。 |
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「メドックの黙示、ラスコンブは2000年に売却されるまでは、ボロボロの状態だった。 新しい所有者は、イヴ・ヴァトロ(レイニャック)・ブリュノ・ルモワーヌ(モンローズ)、アラン・レイノー (キノーランクロ・ラ・フルール・ド・ゲイ)、ミシェル・ロラン(世界的に著名である)といった腕利きのコンサルタントを迎えた。 彼らには畑とセラーにおいて、最上のワインをつくるために、必要な変革を実施する権限が与えられた。 現在、2000年以前と比べると、収量は3分の1である。例えば2001年の収量は1ha当たりわずか27hlであった!!」 |
そして、今回ご案内する2006ヴィンテージは
なんとパーカーポイント90点を獲得した素晴らしい逸品!
Wine Advocate # 181 2009年 2月 |
Robert Parker | 90点 | 飲み頃: 2011 - 2031 | |
2006年のシャトー・ラスコンブは、マルゴーで生産されるワインの中でもモダンなスタイルで造られるものの代表的な一つである。 いつも新樽の香ばしい香り、エスプレッソコーヒー、甘く熟したプラム等の黒系果実の卓越したアロマで覆われているが、まだ真の姿を抑えている趣があり、この作品が実力を表すのは今しばらく待つ必要がある。中重口で、リコリスやカシス、タバコの葉の香りが感じられるエレガントなワインだ。 凝縮した味わいは、明らかに傑出したワインであることを感じさせるものの、余韻に感じる適度なタンニンから考えるに、あと2,3年はセラーに入れておく必要があるだろう。その後15から20年間は飲み頃が続くと思われる。(2009年2月時点での試飲コメント) |
辛口パーカー氏も文句なしの高評価!
まさにマルゴー地区を代表する銘柄への完全復活です!