【オールドヴィンテージワインにつきまして】
以下のオールドヴィンテージワインの特徴をお読みいただき、
ご承知おきくださいますよう、お願い申し上げます。
・ワイン専用セラー内で、一定の温度・湿度による管理の下、長期間大切に保管されてきたワインです。経年によりラベルに汚れや破損が生じたり、コルク上部にカビが生える事がございますが、ワインの価値を損なうものではございません。また、コルクの上部にカビがあっても、内側にカビが生える事はございません。
・オールドヴィンテージワインの場合、ワインの量が目減りしている事があります。これはコルクが微量に呼吸することでワインの熟成が促される現象で、その際ワインが少しずつ揮発することで起こります。つまり全く自然なことです。
(一般的に、10年で液面が1cm程度下がると言われています。)
・オールドヴィンテージワインはとても繊細です。持ち運びの際の振動によりストレスがかかった直後では、本来の味わいが発揮されないことがございます。また、長い熟成の過程で生じた澱が瓶の中で舞ってしまい、飲む際にざらつきを感じてしまう事がございます。
オールドヴィンテージワインは、飲む前の1週間は瓶を立てた状態で静置し、落ち着かせた状態にしてからお飲みいただく事をお勧めいたします。
なお、誠に恐れ入りますが、返品・交換は致しかねます。
予めご承知の上、お買い求めくださいませ。
CHATEAU TROPLONG MONDOT | |
シャトー・トロロン・モンド CHATEAU TROPLONG MONDOT 10年に一度のサンテミリオン格付け改定により、06年に 念願のプルミエ・グランクリュ・クラッセに昇格するなど近年の話題のシャトーではありますが、その歴史は18世紀にさかのぼります。 サンテミリオンの東側の急斜面で最も高台の位置にある このシャトーはその立地条件より高い潜在能力を誇って いたものの、長らく低迷を続けていました。 成功への道を上がり始めるのは、現当主クリスティーヌ・ヴァレット氏が父よりシャトーを引き継いだ80年代から。 さらには80年代半ばにはミシェル・ロランが醸造コンサルタントとして招かれ、品質は飛躍的に向上してゆくことに なります。 | |
彼の指導のもと、葡萄の完熟を待って可能な限り収穫を遅くし、それまでの機械摘みは、完全に手摘みに変更され、グリーンハーベストなどでより厳しい収量制限が適用されるようになりました。 新樽の使用も70%にまで高められ、またセカンドワインの導入により、80年代のこうした一連の改革により、遂には90年代にはまぎれもなくトップシャトーの仲間入りを果たすことになります。 96年の格付け改定には、プルミエ・グランクリュ・クラッセへの昇格最有力候補のひとつだったのですが 結果として見送られました。 | |
▼ロバート・パーカー氏のコメント! ヴィンテージの条件にかかわらず一定した出来のワインを造ってきた事を考えれば、トロロン・モンドは1996年のサン・テミリオンの格付け見直し時に、一級に格上げされるべきだった。 輝かしくつくられたワインである。 ~ボルドー第4版より~ | |
10年後の格付け改定時には、順当に今度こそ昇格を果たし、 名実ともにトップシャトーに!! | |