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セバスチャン・シャバル(S?bastien Chabal、1977年12月8日)国民的人気を集めるラグビープレイヤー。 1m91cm、体重113kgの巨躯で、ナンバーエイトやフランカーとして活躍、フランス代表に何度も選出された。2009年にはフランスの人気スポーツ選手No1に選ばれた。
独特の風貌から「ケイヴマン(洞窟に住む人=原始人)」と呼ばれたり、あまりに破壊力の強いタックルから「弾丸」と呼ばれたりした。
フランスでの人気は絶大で、ラグビーを知らないおばあちゃんや子供たちでも、シャバルのことは知っているほど、といわれている。独特の風貌を真似るサポーターも多数。政治家が公然と「自分はシャバルのファン」などと発言し問題視されたこともあった。
荒っぽいプレーをするが、外では礼儀正しく、フランス代表としてとても真面目に練習に打ち込む姿などが多くの人の支持を集めていた。
その答えは非常に明確でした。
共に働き作り上げたワインであること、です。
それは、ブドウ畑で汗水流して働き、ワインを造り、アッサンブラージュに意見を戦わせ、ラベルを皆で考え、瓶詰をしたワインです。
セリエ・デ・シャルトリュには長い伝統と経験があります。
一方でセバスチャン・シャバルには一流のスポーツ選手が持つ、感覚、センスがあります。
共に働く中で、互いの特徴が共鳴していき、いつものシャルトリュのワインとは異なる個性を持ったワインが生まれました。
最終的には、ワインは「大地と人間が力を合わせて作るもの」、独りよがりではなく、チーム全体がベストを求め、現場で行動を通して生み出すものである、というのがこのワインの核心です。
テロワール:砂質土壌と、粘土石灰質、砂質、砂利質が層状に堆積した土壌。
手摘み収穫後、伝統的な方法でワイン造りを行います。
このワインの特徴は、多くの出来上がったロットの中から、イメージに合うもの、最良と思えるものを厳しく選んでいる点にあります。21~28か月熟成させ、出荷されます。
avec l'art et la maniere は、スポーツ観戦のときよくつかわれる言葉です。
慣用句として、何か偉大なことを成し遂げるためにたどるべき(導かれるべき)正しい方法、という使い方もあります。偉大なワインを造るためには、実直な一つ一つの仕事の積み重ねが必要という、シャバル氏とシャルトリュの思いが込められているようです。
フランス代表時代の監督ベルナール・ラポルトは、彼について「一番難しい道を歩んで、それでもそれを跳ね返すほどのエネルギーを注いでいた」と語っています。代表チーム以外でも、力強いプレーで数多くのチームを優勝へ導きました。
そんな経歴を持つシャバル氏の姿とワイン造りを重ね、偉大な赤ワインへと一歩一歩進んでゆく様を表現しているようです。
深いルビーの色調。香りは繊細で、スミレや小さな赤い果実、スパイスの香り。生き生きとした果実味、非常にバランスのとれた味わいで長い余韻が感じられる。
【シャバル氏のコメント】
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ サンジェルヴェ ルージュは達成感への情熱を語ってくれる。 技術と想像力、そして優美さのバランスを追及している。
テロワール:粘土石灰質土壌、丸い小石が散らばる土壌
空気圧でプレスし、ブドウの雑味やえぐみのない、きれいな果汁をとる。その後低温発酵させ、香り高く仕上げる。
このtentation の部分に、フランス人はチョコレートであったり、お酒であったり、何か魅力的なものを入れて使うことがあります。 「チョコレートにだけは逆らえない」「ワインだけは断れない」そんな意味合いで使います。また、resiste = 抵抗 という言葉は、シャバルのシンボルともなった、弾丸タックルを想起させます。
ローヌと言えば、フルボディの赤ワインが有名な産地ですが、実は少量造られている白ワインの品質も非常に高いことで知られています。
ボルドーやブルゴーニュに比べると、より豊潤でトロピカルフルーツのアロマを持った、グラマーなワインに仕上がります。飲み手を誘惑するようなワインです。 開栓後、時間をおいた方が味・香りともに開いてきます。
輝きのある色合い、香りはコート・デュ・ローヌの白ワインがもつ特徴的な香り、アプリコットなどフレッシュな果実の香りに、アカシアの花のニュアンス。溌溂とした味わいだが、ボリューム感も感じる味わい。
【シャバル氏のコメント】
コートドローヌ ブラン これは強さの理由と感情のほとばしりの永遠なる揺れ動きを、皮肉を込めて表現した喜劇です。
テロワール:石灰質土壌、粘土石灰質土壌
香り高さや、フレッシュな味わいを残すため、低温で発酵。3週間低温醸しも行い、果皮や種のエッセンスを抽出します。
au poil には「素晴らしい」という意味がありますが、poil という言葉は、単体で「髭・毛」という意味もあります。フランス人ならほとんどの人が「Poil」という言葉を聞けばセバスチャン・シャバルの髭もじゃの顔を想起するでしょう。特に男性ならば。《Au Poil》という、シャバルが広告によく出ている男性用化粧品ブランドがあります。(主に髭の手入れや、髭剃り後に塗るローションです。) フランスでは、ロゼは「仲間とにぎやかに飲むワイン」として、とてもポピュラー。白ワインよりも消費量が多いといわれています。一瞬笑いを誘う、ユーモアの効いたロゼワインは、多くの人が集まる場にぴったりの1本です。
輝きのある色合いだが、色調は淡い。香りはピンクグレープフルーツやパッションフルーツを思わせる香り。しっかりとボリュームがあり、張りのある味わい、またグラを感じる。
【シャバル氏のコメント】
ヴァンドフランス ロゼ パーティーにもってこいの、シェアを促すワイン。 この名前について:実在する人物(つまりシャバル氏本人)に似た名前で、偶然でも無作為でもありません。
プロヴァンスとラングドックの間、コート・デュ・ローヌの首都コート・ダヴィニョンにある生産者です。
「フランス人はもちろん、世界中の人々が毎日飲みたくなるような、安くて美味しいフランスワインを作ること」を目標に、プロからワインを熱烈に愛するアマチュアまで、いろんなタイプの人々が情熱を持って運営しています。
セリエ・デ・シャルトリュでは、極力自然のままにブドウを作ることを大切にしています。
白っぽく見える畑、この石灰質分に富む土壌が、シャルトリュ自慢のぶどう畑です。
石灰質の畑で生まれるワインは、ミネラル分豊富で舌触りが良く、香り高く仕上がります。
そんな土を守るためにも、農薬や化学肥料は基本的に使用しません。(リュット・レゾネ と呼ばれる農法です。)
畑の各所に植えられているのは、綺麗なバラ。
しかし、このバラ、実は観賞用ではなく、自然栽培をする上で欠かせない、病害のセンサーとしての役割を持っているのです。
バラはとてもデリケートな植物で、害虫や病気が出始めると、真っ先にかかります。
つまり、バラをチェックすることで、実はその後ブドウの樹がかかりそうな病気・害虫を早期発見し、対処することができます!!
リュット・レゾネという農法は、対処療法のようなもので、ある問題が出た時にその原因を考え、効果的に対処する方法。
このような自然派栽培をする上で原因の早期発見は何よりも大切です。
畑のバラはセンサーとして働く、隠れた功労者なのです。
もともとは自分たちの土壌(テロワール)を表現する、という他の生産者と同じ目標を抱きながらワインを作っていました。 しかし、ドメーヌの設備を改新する際、よりシンプルに、ワイン好きのため、素直に美味しいと思えるワインを作りたい、という思いのもと、再出発しました。
ガール川(世界遺産のポン・デュ・ガールがかかる川です)の周囲に広がる570ヘクタールもの土地は、温暖で和やかな気候のためブドウ栽培に非常に適しているため、古くはローマ時代の頃からワインが作られていました。
コート・デュ・ローヌ、リラック、シャトーヌフ・デュ・パプなど、フランスを代表するワインが数多く作られています。
また、この地域特有の「ミストラル」と呼ばれる強い風のおかげでぶどう達は鍛えられ、病気にかかりにくくなります。
このセリエ・デ・シャルトリュでも、伝統的なローヌのワインを作っていますが、同じくらい力を入れて、この地域以外の品種も栽培しています。
カベルネ、メルロ、シャルドネ、ソーヴィニョン・ブランなど、
人気の高い品種をそれぞれの個性を しっかり表現しつつ造っています。
古い歴史のあるアヴィニョン。
そこから車で10分ほど行った国道沿いのところに、オレンジの幌がかかったワインショップが併設されたレストランが見えてきます。
ここがセリエ・デ・シャルトリュの本拠地です。
共同組合のこの会社は、83のワイン農家が760haのブドウ畑でワイン作りを行っています。
シャルトリュの名前の由来は17世紀までさかのぼります。
元々この地に住んでいたカルトジオ派というカトリックの一派が、25年の歳月をかけて沼地だったこの土地を、農業に適した場所に変えました。
そのおかげで当時フランス国王だったルイ13世から、褒美として彼らに一部の土地が与えられました。
そこにこのワイナリーはあり、カルトジオ派のフランス語読みであるシャルトリュという名前が使われています。
今回ここを紹介してくれるのは、そのセリエ・デ・シャルトリュの社長のクリストフと、営業担当のミカエル。クリストフは83人の生産者の一人で、毎年行われる会社の選挙で社長として選ばれました。
83人の中には元フランスのラグビーナショナルチーム代表の、セバスチャン・シャバルも含まれています。
クリストフと、シャルトリュのパートナーのマーケティングを手掛けるミカエルに連れられて、まずは醸造所の見学をさせて頂きました。
ショップの裏側に醸造所はありますが、想像以上に大規模なところでした。
この巨大なステンレスタンクの容量は50000?で、およそ6万5千本のワインが作られます。
このタンクがずらーっと並んでいます。
圧巻です。30ほどの大きいタンクがあります。
セリエ・デ・シャルトリュは年間700万?を生産していて、非常に多い生産量を誇っています。
ワインの質にもこだわっており、厳しいルールがあります。 各ワイン農家はそのルールを厳守しなければならず、もし調査で出来てないと見なされれば改善しなくてはなりません。 改善されなければセリエ・デ・シャルトリュ―のメンバーには残れないそうです。 これは選挙で選ばれたクリストフも同じで、彼がワインづくりをおろそかにするとこの協同組合にはいられないそうです。
巨大なタンクの上には小さな橋がかかっており、上から全てのタンクが見渡せます。
ここからの眺めはクリストフのお気に入りだそうです。
この醸造所ができて10年と言いますが、そう思えないほど清潔に保たれていました。
ちなみに一緒に来ていたミカエルは、高所恐怖症なので上までは上ってこられませんでした。
ボトリングのラインは非常に効率的に作られており、一時間に300本が出荷できるように準備出来ます。
元々チャレンジ精神が旺盛なこのワイナリーは、フランスで初めてバックイン・ボックスを発売したそうです。
見学が終わったのは夜の8時近くで、その後シャトーヌフの白の正面のレストランに連れて行ってもらいました。
次回は日本で会おうと言ってお別れをしました。
|| 商品名
|| テイスティングコメント
セバスチャン・シャバル(S?bastien Chabal、1977年12月8日)国民的人気を集めるラグビープレイヤー。 1m91cm、体重113kgの巨躯で、ナンバーエイトやフランカーとして活躍、フランス代表に何度も選出された。2009年にはフランスの人気スポーツ選手No1に選ばれた。
独特の風貌から「ケイヴマン(洞窟に住む人=原始人)」と呼ばれたり、あまりに破壊力の強いタックルから「弾丸」と呼ばれたりした。
フランスでの人気は絶大で、ラグビーを知らないおばあちゃんや子供たちでも、シャバルのことは知っているほど、といわれている。独特の風貌を真似るサポーターも多数。政治家が公然と「自分はシャバルのファン」などと発言し問題視されたこともあった。
荒っぽいプレーをするが、外では礼儀正しく、フランス代表としてとても真面目に練習に打ち込む姿などが多くの人の支持を集めていた。
その答えは非常に明確でした。
共に働き作り上げたワインであること、です。
それは、ブドウ畑で汗水流して働き、ワインを造り、アッサンブラージュに意見を戦わせ、ラベルを皆で考え、瓶詰をしたワインです。
セリエ・デ・シャルトリュには長い伝統と経験があります。
一方でセバスチャン・シャバルには一流のスポーツ選手が持つ、感覚、センスがあります。
共に働く中で、互いの特徴が共鳴していき、いつものシャルトリュのワインとは異なる個性を持ったワインが生まれました。
最終的には、ワインは「大地と人間が力を合わせて作るもの」、独りよがりではなく、チーム全体がベストを求め、現場で行動を通して生み出すものである、というのがこのワインの核心です。
テロワール:砂質土壌と、粘土石灰質、砂質、砂利質が層状に堆積した土壌。
手摘み収穫後、伝統的な方法でワイン造りを行います。
このワインの特徴は、多くの出来上がったロットの中から、イメージに合うもの、最良と思えるものを厳しく選んでいる点にあります。21~28か月熟成させ、出荷されます。
avec l'art et la maniere は、スポーツ観戦のときよくつかわれる言葉です。
慣用句として、何か偉大なことを成し遂げるためにたどるべき(導かれるべき)正しい方法、という使い方もあります。偉大なワインを造るためには、実直な一つ一つの仕事の積み重ねが必要という、シャバル氏とシャルトリュの思いが込められているようです。
フランス代表時代の監督ベルナール・ラポルトは、彼について「一番難しい道を歩んで、それでもそれを跳ね返すほどのエネルギーを注いでいた」と語っています。代表チーム以外でも、力強いプレーで数多くのチームを優勝へ導きました。
そんな経歴を持つシャバル氏の姿とワイン造りを重ね、偉大な赤ワインへと一歩一歩進んでゆく様を表現しているようです。
深いルビーの色調。香りは繊細で、スミレや小さな赤い果実、スパイスの香り。生き生きとした果実味、非常にバランスのとれた味わいで長い余韻が感じられる。
【シャバル氏のコメント】
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ サンジェルヴェ ルージュは達成感への情熱を語ってくれる。 技術と想像力、そして優美さのバランスを追及している。
テロワール:粘土石灰質土壌、丸い小石が散らばる土壌
空気圧でプレスし、ブドウの雑味やえぐみのない、きれいな果汁をとる。その後低温発酵させ、香り高く仕上げる。
このtentation の部分に、フランス人はチョコレートであったり、お酒であったり、何か魅力的なものを入れて使うことがあります。 「チョコレートにだけは逆らえない」「ワインだけは断れない」そんな意味合いで使います。また、resiste = 抵抗 という言葉は、シャバルのシンボルともなった、弾丸タックルを想起させます。
ローヌと言えば、フルボディの赤ワインが有名な産地ですが、実は少量造られている白ワインの品質も非常に高いことで知られています。
ボルドーやブルゴーニュに比べると、より豊潤でトロピカルフルーツのアロマを持った、グラマーなワインに仕上がります。飲み手を誘惑するようなワインです。 開栓後、時間をおいた方が味・香りともに開いてきます。
輝きのある色合い、香りはコート・デュ・ローヌの白ワインがもつ特徴的な香り、アプリコットなどフレッシュな果実の香りに、アカシアの花のニュアンス。溌溂とした味わいだが、ボリューム感も感じる味わい。
【シャバル氏のコメント】
コートドローヌ ブラン これは強さの理由と感情のほとばしりの永遠なる揺れ動きを、皮肉を込めて表現した喜劇です。
テロワール:石灰質土壌、粘土石灰質土壌
香り高さや、フレッシュな味わいを残すため、低温で発酵。3週間低温醸しも行い、果皮や種のエッセンスを抽出します。
au poil には「素晴らしい」という意味がありますが、poil という言葉は、単体で「髭・毛」という意味もあります。フランス人ならほとんどの人が「Poil」という言葉を聞けばセバスチャン・シャバルの髭もじゃの顔を想起するでしょう。特に男性ならば。《Au Poil》という、シャバルが広告によく出ている男性用化粧品ブランドがあります。(主に髭の手入れや、髭剃り後に塗るローションです。) フランスでは、ロゼは「仲間とにぎやかに飲むワイン」として、とてもポピュラー。白ワインよりも消費量が多いといわれています。一瞬笑いを誘う、ユーモアの効いたロゼワインは、多くの人が集まる場にぴったりの1本です。
輝きのある色合いだが、色調は淡い。香りはピンクグレープフルーツやパッションフルーツを思わせる香り。しっかりとボリュームがあり、張りのある味わい、またグラを感じる。
【シャバル氏のコメント】
ヴァンドフランス ロゼ パーティーにもってこいの、シェアを促すワイン。 この名前について:実在する人物(つまりシャバル氏本人)に似た名前で、偶然でも無作為でもありません。
プロヴァンスとラングドックの間、コート・デュ・ローヌの首都コート・ダヴィニョンにある生産者です。
「フランス人はもちろん、世界中の人々が毎日飲みたくなるような、安くて美味しいフランスワインを作ること」を目標に、プロからワインを熱烈に愛するアマチュアまで、いろんなタイプの人々が情熱を持って運営しています。
セリエ・デ・シャルトリュでは、極力自然のままにブドウを作ることを大切にしています。
白っぽく見える畑、この石灰質分に富む土壌が、シャルトリュ自慢のぶどう畑です。
石灰質の畑で生まれるワインは、ミネラル分豊富で舌触りが良く、香り高く仕上がります。
そんな土を守るためにも、農薬や化学肥料は基本的に使用しません。(リュット・レゾネ と呼ばれる農法です。)
畑の各所に植えられているのは、綺麗なバラ。
しかし、このバラ、実は観賞用ではなく、自然栽培をする上で欠かせない、病害のセンサーとしての役割を持っているのです。
バラはとてもデリケートな植物で、害虫や病気が出始めると、真っ先にかかります。
つまり、バラをチェックすることで、実はその後ブドウの樹がかかりそうな病気・害虫を早期発見し、対処することができます!!
リュット・レゾネという農法は、対処療法のようなもので、ある問題が出た時にその原因を考え、効果的に対処する方法。
このような自然派栽培をする上で原因の早期発見は何よりも大切です。
畑のバラはセンサーとして働く、隠れた功労者なのです。
もともとは自分たちの土壌(テロワール)を表現する、という他の生産者と同じ目標を抱きながらワインを作っていました。 しかし、ドメーヌの設備を改新する際、よりシンプルに、ワイン好きのため、素直に美味しいと思えるワインを作りたい、という思いのもと、再出発しました。
ガール川(世界遺産のポン・デュ・ガールがかかる川です)の周囲に広がる570ヘクタールもの土地は、温暖で和やかな気候のためブドウ栽培に非常に適しているため、古くはローマ時代の頃からワインが作られていました。
コート・デュ・ローヌ、リラック、シャトーヌフ・デュ・パプなど、フランスを代表するワインが数多く作られています。
また、この地域特有の「ミストラル」と呼ばれる強い風のおかげでぶどう達は鍛えられ、病気にかかりにくくなります。
このセリエ・デ・シャルトリュでも、伝統的なローヌのワインを作っていますが、同じくらい力を入れて、この地域以外の品種も栽培しています。
カベルネ、メルロ、シャルドネ、ソーヴィニョン・ブランなど、
人気の高い品種をそれぞれの個性を しっかり表現しつつ造っています。
古い歴史のあるアヴィニョン。
そこから車で10分ほど行った国道沿いのところに、オレンジの幌がかかったワインショップが併設されたレストランが見えてきます。
ここがセリエ・デ・シャルトリュの本拠地です。
共同組合のこの会社は、83のワイン農家が760haのブドウ畑でワイン作りを行っています。
シャルトリュの名前の由来は17世紀までさかのぼります。
元々この地に住んでいたカルトジオ派というカトリックの一派が、25年の歳月をかけて沼地だったこの土地を、農業に適した場所に変えました。
そのおかげで当時フランス国王だったルイ13世から、褒美として彼らに一部の土地が与えられました。
そこにこのワイナリーはあり、カルトジオ派のフランス語読みであるシャルトリュという名前が使われています。
今回ここを紹介してくれるのは、そのセリエ・デ・シャルトリュの社長のクリストフと、営業担当のミカエル。クリストフは83人の生産者の一人で、毎年行われる会社の選挙で社長として選ばれました。
83人の中には元フランスのラグビーナショナルチーム代表の、セバスチャン・シャバルも含まれています。
クリストフと、シャルトリュのパートナーのマーケティングを手掛けるミカエルに連れられて、まずは醸造所の見学をさせて頂きました。
ショップの裏側に醸造所はありますが、想像以上に大規模なところでした。
この巨大なステンレスタンクの容量は50000?で、およそ6万5千本のワインが作られます。
このタンクがずらーっと並んでいます。
圧巻です。30ほどの大きいタンクがあります。
セリエ・デ・シャルトリュは年間700万?を生産していて、非常に多い生産量を誇っています。
ワインの質にもこだわっており、厳しいルールがあります。 各ワイン農家はそのルールを厳守しなければならず、もし調査で出来てないと見なされれば改善しなくてはなりません。 改善されなければセリエ・デ・シャルトリュ―のメンバーには残れないそうです。 これは選挙で選ばれたクリストフも同じで、彼がワインづくりをおろそかにするとこの協同組合にはいられないそうです。
巨大なタンクの上には小さな橋がかかっており、上から全てのタンクが見渡せます。
ここからの眺めはクリストフのお気に入りだそうです。
この醸造所ができて10年と言いますが、そう思えないほど清潔に保たれていました。
ちなみに一緒に来ていたミカエルは、高所恐怖症なので上までは上ってこられませんでした。
ボトリングのラインは非常に効率的に作られており、一時間に300本が出荷できるように準備出来ます。
元々チャレンジ精神が旺盛なこのワイナリーは、フランスで初めてバックイン・ボックスを発売したそうです。
見学が終わったのは夜の8時近くで、その後シャトーヌフの白の正面のレストランに連れて行ってもらいました。
次回は日本で会おうと言ってお別れをしました。
750mlサイズのお好みのワインを入れることが出来ます。
※ギフトボックスと一緒にワインを複数本、お買い求め頂いたは、どちらの商品をギフトボックスに入れるか、注文時に「備考欄」にてご連絡ください。
1本用
2本用
袋の色はクールグレーのみとなります。
ワイン1本、もしくは1本用ギフトボックスを入れることが出来ます。
「もっと気軽にワインを持ち運びたい」そんな皆様の声にお応えし、ワインショップソムリエロゴ入りワイン用袋をご用意しました。
1本用・2本用・3本用の3種取り揃えておりますので用途に合わせてお選びくださいませ。
ワイン名(原語) | ジュ・レジストゥ・ア・トゥ ソフ・ア・ラ・タンタシオン(JE RESISTE A TOUT SAUF A LA TENTATION) |
生産者(原語) | セリエ・デ・シャルトリュ&セバスチャン・シャバル (CELLIER DES CHARTREUX ET SEBASTIEN CHABAL) |
原産国・地域 | フランス・ローヌ |
原産地呼称(VDP) | コート・デュ・ローヌ(Cotes Du Rhone) |
ヴィンテージ | 2023年 |
ぶどう品種(栽培比率) | ルーサンヌ、ヴィオニエ、グルナッシュ・ブラン |
タイプ | 白ワイン |
内容量 | 750ml |
ご注意 | 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。 |
保存方法 | 要冷蔵 18℃以下 |
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