ボルドー・グレーテスト・コレクション
BORDEAUX GREATEST COLLECTION
フランス出身のワインスペシャリスト、クリストフ・カスタニエ氏と、ワインショップソムリエのソムリエ陣が、熟成ワインの管理で定評のあるメゾン・リヴィエールのセラーから、2011年ヴィンテージの金賞飲み頃ワイン6本を厳選しました。ボルドー銘村の紋章や街並みが描かれたオリジナル・パッケージに詰めて現地からお届けします。
ボルドー、メドック、グラーヴ、そしてボルドー奥地のベルジュラックも含む、多彩な味わい。フランス現地の人間でもなかなか飲むことが出来ない、ボルドーファン垂涎の希少なセットになっています。
ボルドーの生産者が口を揃えて「非常に難しい年だった」と語るヴィンテージ2011年。暖かい冬、夏のように熱い春、一転して冷夏となった夏・・・全ての季節が3か月早くやってきた、と言われており、この変わった気候に翻弄され、生産者たちは畑に出てその対応に追われました。
2001年や2008年に近い、と言われ、前年の2010年のような華やかさはありませんが、熟成させることで味わいが深まってゆく、クラシカルな年と言えます。とはいえ、生産者ごとの力量が如実に表れているので、テイスティングには神経を使うヴィンテージでした。
ある程度熟成させることで味わいが深まるボルドーワイン。しかし近年は資金繰りから、何年も寝かせて飲み頃を待つ生産者や仲買人は少なくなりました。
今回のセットは、現地と特別なパイプを持つ、ワインのスペシャリストのカスタニエ氏が参加、
彼の紹介の元、熟成ワインにも強いこだわりを持つメゾン・リヴィエールのセラーから
2011年ヴィンテージを精査、その中から選りすぐりを集めた、“本命”の金賞ボルドーばかりを集めています。
1970年にフランスで生まれる。
幼少時代に母国フランスを発ち、その後18年間をアフリカで、4年間をアメリカで過ごす。
1980年代後半からワインビジネスを確立するために来日するようになり、それから約15年
間の歳月の中でワインのフリーランス、スペシャリストとして経験を積み、日本のワイン市場の発展に多大な貢献をしてきた。
2008年にPerfect Wines 社を設立し、日本だけでなくアジア全域と南米へと活動の場を広げる。「次世代のスターワインの仕掛け人」として、フランス中を駆け回り、優れた小規模生産者を発掘。
親日家でもあり、流暢な日本語を操り、ワインセミナーや、ワイン展示会への出店、また店頭でのデモンストレーションなど様々な活動をこなし、お客様と直にふれあいその感想を聞くことを楽しみとしている。
メゾン・リヴィエールは1875年設立、創業100年を超える老舗のワイン会社。
サンテミリオンを本拠地に、優れたボルドーワインを生産・調達する会社として知られており、大量生産品ではなく、熟成も可能な高品質なワインを長きに渡って扱っている信頼のおけるサプライヤーです。
当主であるフィリップ・リヴィエール氏は、兄のジャン・ピエール氏と共に5つの自社シャトーを経営しており、サンテミリオン、リュサック・サンテミリオン、グラーヴ、ソーテルヌ等の銘醸地の畑を所有しています。また、ボルドー特級ワインの仲買や、小さな優良生産者と販売契約を結びフランス国内及び海外に卸す仕事も行っています(海外輸出比率は60%で、取り扱いワインの半分はグラン・ヴァンと言われる高級ワインです)。
ワイン造りだけでなく、ワイン選定においても、一貫して厳しい品質基準をクリアしたものを集め、さらに「長く寝かせておいても品質が落ちない優れたワイン」であることも重視しています。
これは、英国や日本のマーケット向けにビジネスをやる上では大切なポイントです。
ストックされた良質なワインを飲み頃まで保管し、美味しい頃合いを見てリリースし、伝統的なボルドーワインの啓蒙に努めています。
今回のボルドー・グレーテストコレクションにおいても、同社の豊富なバックヴィンテージの中から、大当たり年として名高い2015年もの、そして熟成10年という節目を迎える2011年ヴィンテージのものを選りすぐってもらいました。
お届けの荷姿について
パッケージの表面にエアパッキンを巻き、お送りします。他ワインとの同梱はできません。
ラザニア、シチューなど、煮込み系の深みのある肉料理や、シャルキュトリー(ハムやソーセージ、パテなど)にもよく合います。チーズはセミハードがお勧めです。
(注)このワインは、AOC上はベルジュラックという産地ですが、昔から、サンテミリオンのシャトーでは、ドルドーニュ川を使ってベルジュラックのワインを運び、醸造していた歴史があります。品種もボルドー品種が使われており、今回のボルドーグレーテストコレクションを選ぶ際には、品質を重視して選んだ結果、このベルジュラックのワインが選ばれています。
1870年以来ボルドーの名家、Borie(ボリー)家が管理するシャトー。
12カ月間フレンチオーク樽で熟成させます。
口の中ですっと溶けるような、和牛を使った料理、ステーキやビーフシチューがお勧めです。ラム(仔羊)にもよく合います。
サンテステフよりやや北、メドックのSaint Yzans(サン・ティザン)にある クリュ・ブルジョワ格付けを持つ上級シャトーです。
ガロンヌ川に面しており、深い砂利質の層の上に粘土質が堆積した土壌です。
42ヘクタールのブドウ畑は、3世代にわたってCHACUN家が大切に管理してきました。
ワインは伝統的な製法で品種ごと別々に醸造し、アッサンブラージュ。
フレンチオーク樽で12カ月熟成させています。
牛肉や羊等の赤身の肉を使った料理が定石ですが、もっと気軽にパスタやピザ、焼肉とも美味しく合わせられる懐の深いワインです。
サンテミリオンを本拠地とするメゾン・リヴィエールが所有するシャトーと同じ名を冠するワイン。粘土石灰質土壌のメルロ種を主体に、エレガントでしなやかな酒質を基調とし、カベルネ・ソーヴィニョンで複雑味を持たせています。
ワインは伝統的な製法で品種ごと別々に醸造し、アッサンブラージュ。
フレンチオークの古樽で6カ月熟成させています。
黒い果実を思わせる果実味と熟成による深みのあるアロマ、滑らかな質感が味わえるエレガントな魅力溢れる1本。
牛肉や羊など赤身のお肉や、マグロのグリル、ローストポークなど、様々な料理と合わせて楽しめます。トマトソースのパスタにも良く合います。
ライムストーンと粘土で構成される粘土石灰質土壌が表面にあり、その下にはとても厚い砂利質の層が堆積しています。水はけが良いため、ワインにも凝縮感がもたらされます。
メルロ、カベルネ・ソーヴィニョンどちらも8か月間オーク樽で熟成させました。オーク樽は1年使用のものと2年使用のものを使い、樽香が付きすぎないよう配慮します。
造ったときに非常にポテンシャルが高かったため、長く熟成させてみたいと思いました。
実際にテイスティングをしてみたところ、非常に良い飲み頃だと感じました。あと数年置いても美味しく飲めるでしょう。
メルロを軸に、滑らかな質感と厚みのある味わいを表現しますが、単調にならないようアクセントとしてカベルネ・ソーヴィニョンとカベルネ・フランをアッサンブラージュし、複雑な香りや酸、渋みを表現しエレガントな味わいに仕上げています。パスタやグリルしたマグロ、グリルした肉料理によく合います。
サンテミリオンのすぐ付近に広がる、砂利質が厚く堆積した下に粘土質とライムストーンの石灰質層が広がる土壌。3品種をアッサンブラージュして造る伝統的な製法で造る赤ワイン。その樽ごとの状態に合わせて、6か月から9か月の間熟成させます(うち1/3は新樽を使用)。
名シャトー、クロ・フロリデーヌ(デュブルデュー教授が着目し、自ら手掛けたシャトー)の付近にあり、赤白共に優れたワインを生み出すと言われる地域にブドウ畑があります。
「グラーヴ」とは砂利質の水はけの良い土壌の事を指しますが、カベルネ・ソーヴィニョンに最適な土壌と言われており、香り高く芯のある味わいのボルドーを生み出します。
ワインは12カ月間樽熟成されています(1/3は新樽、2/3は1年使用樽)。
金賞だけでなく、フランスでポピュラーなアシェット・ガイドでも2スターの高評価を獲得しています。
セット内容 |
●テル・ディノセンス・デュ・シャトー・ベルヴュー・ラ・フォレ ●シャトー・マゼル クリュ・ブルジョワ ●オー・ピカ ●エクセリウム ●カスタニエ・コレクション ●シャトー・ベレール・ギャリエ・プレスティージュ |
原産国・地域 | フランス・ボルドー |
ヴィンテージ | 2011年 |
タイプ | 赤ワイン |
内容量 | 750ml×6本 |
ご注意 | 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。 |
保存方法 | 要冷蔵 18℃以下 |