メゾン・ルロワ
MAISON LEROY
ラルー・ビーズ・ルロワ | Lalou BIZE-LEROY
現役のブルゴーニュの伝説的人物。
ブルゴーニュ好きでルロワのワインに憧れを抱かない人はいない、という程の圧倒的存在感を持つマダム・ルロワのワイン。
ロマネ・コンティを擁するD.R.C.に比肩する名声と、実績を持つブルゴーニュの頂点です。
1980年代後半、マダム・ビーズ・ルロワは、買い付けるワインの質の劣化、ブルゴーニュのワイン造りや土壌のあり様があまりにも腐敗したことに見かね、自分の畑を持ち自らの手で葡萄栽培から手掛ける事を決意し、1988年、自身のブランドを興しました。
マダム・ルロワは、『ブルゴーニュの完全主義者』として知られており、自社栽培のものには、ビオディナミ(有機栽培)によるぶどう造り、驚く程の低収量を貫いています。
また、ワインに関して天才的なテイスティング能力の持ち主と言われ、厳しい品質管理のもと、造られるワインは、まさに優雅さとエレガントの極み。
薫り高く、洗練された果実の味わい、素晴らしい濃縮感がありながら、きめの細かいボディは他に類を見ないブルゴーニュワインです。
ルロワのワインはどれをとっても優雅で奥深く、エレガントなドレスのように華やかで絢爛としています。
熟したベリーを煮詰めたような濃縮感がありながら、舌触りは軽やかできめ細かく、よく特級ブルゴーニュを形容して表現するブーケ(花束)のようなむせかえるような香り高さ、そんな飲み手をうっとりするような魅力を持ちます。
メゾン・ルロワ | MAISON LEROY
そのマダム・ルロワの経営するネゴシアンブランドが、メゾン・ルロワです。
オーセイ・デュレスに本拠を置き、彼女の厳しい基準にそって栽培された畑のブドウを購入して作られたワイン。
こうして “ルロワ仕様”で造られた葡萄から驚くような品質のワインが生まれます。
ブルゴーニュで最も高価なワインの一つとして知られる、ルロワのドメーヌものに対して、ネゴシアンものは、要素がやや控え目ですが比較的リーズナブルと言えます。
しかし、その品質はやはり驚異的で、十分に水準以上の品格ある味わいをお楽しみいただけます。