ル・パージュ・ド・ラ・トゥール・ド・ベッサン
LE PAGE DE LA TOUR DE BESSAN
ボルドーの名門リュルトン家が手掛ける「育ちの良さと魅力を備えた」正当派マルゴー
AOCマルゴーの三つの村、スーザン、アルサック、カントナックに畑を持つラ・トゥール・ド・ベッサンは、ボルドー地方でも有名なワインの造り手リュルトン家が所有するブルジョワ級シャトー。
このシャトーは13世紀に建てられ、長い歴史の中で多くの所有者に引き継がれましたが、1972年ルシアン・リュルトンがクラウゼル家から購入し、1992年、現在のオーナーである娘のマリー・ロール・リュルトン・ルーに経営が引き継がれました。
ワイン醸造学校の学位と実践的な経験を持つ彼女がはじめに行った投資はブドウ畑でした。葉の天蓋を増やすため高さのあるトレリスに交換し、新しいブドウの植え替えをおこないました。
1999年、農学者のエミリー・ルーレがブドウ園の経営者となり、2003年に自然環境に配慮した醸造と栽培を行っている証の「テラヴィティス認定」を取得しました。
ブドウ畑の改良以外にも、テイスティングルームを併設した人間工学に基づいたセラーや、樽の成熟セラーなど、建築家ヴィンセント・デフォス・デュ・ラウによって設計された近代的な建物は、ダイナミックで常に高品質なワインを生み出すシャトーそのものを表現しています。
D.ペッパーコーン氏も「リュルトンのマルゴー帝国の中では、最もつつましい畑で、育ちの良さと魅力を備えた軽くしなやかなワインを造っている」と絶賛!
2003年に厳格な減農薬管理の「テラ・ヴィティス」の認証を受けてから、将来の世代のために可能な限り最善の環境保全をすることを念頭に置き、持続可能なブドウ栽培を実践しています。
2009年以来、化学除草剤を使用せず、雑草の除去は植物の種子や根に影響を与えないよう方法も量も制限しています。また生物多様性を奨励するためにブドウ畑の真ん中に生け垣を設け、周囲の庭園に3つのミツバチの巣箱を置いています。
ル・パージュ・ド・ラ・トゥール・ド・ベッサン
シャトー・ラ・トゥール・ド・ベッサンのセカンドワイン
ステンレス製タンクで12ヶ月間熟成。
正当派マルゴーの豊かで上品な味わい。早飲みできるうれしい一本。