メゾン・ド・サド
MAISON DE SADE
フランスでも最も古いワイン産地の一つローヌ。 |
ローヌは、フランスでも最も古いワイン産地の一つで、古代ローマ時代に遡ります。ローヌ渓谷から地中海に、北から南へ吹き抜ける乾燥したミストラルという強風が畑を通り抜け、湿気を飛ばしてくれるため、カビなどの湿気由来の病気が広がりにくくなります。また、この風が非常に強いため、果実の大きさも自然と小さくなって風味が凝縮する、と言われています。 今回ご紹介するワインは、ローヌ地方の伝統的な品種をアッサンブラージュさせたワインで、世界各地のコンクールで受賞し、その品質の高さを証明したワインです。ブドウ畑は中型の大きな石と小石に覆われた、ローヌ南部の典型的な土壌で、 昼の暑い日差しで石が蓄熱し、夜間に放出するおかげでブドウは完熟し、凝縮感のあるフルボディのワインを生み出します。
深いルビー色の色調で、アロマはサクランボ、プラム、カシスのアロマに続いて、トリュフやキノコを思わせる深みのある香りが感じられます。口当たりは滑らかで、果実味とともに繊細なタンニンの渋み、酸味のバランスが整ったエレガントな味わいです。 肉料理全般にとてもよく合います。牛肉や羊肉など赤身の肉料理と合わせるのがおすすめ。フランスならシンプルなグリルや、南仏のハーブとパン粉をまぶした香草焼きを合わせるでしょう。ジビエにもよく合います。