ロベール・ド・パンピニャック / マーテル
ROBERT DE PAMPIGNAC / MARTEL
ロベール・ド・パンピニャック ROBERT DE PAMPIGNAC
1869年設立の老舗メゾン“G.H.マーテル”は、約200ヘクタールに及ぶ自社畑と550の栽培農家からブドウを調達しており、その生産本数は年間1000万本に達し、第六位の規模を誇ります。
他の大手メゾン、モエ・シャンドン等と異なり、この規模でも家族経営で、他の業界へは目もくれず代々シャンパーニュやブランデー造り一筋と、職人気質を貫いています。
その品質にこだわる姿勢から、数年前までフランスの高級フレンチとして知られる有名レストラン“マキシム・ド・パリ”のハウスシャンパンを製造、供給していた実績を持ちます。
そのほかにも、国内で最も権威あるワイン・ガイド誌“ギド・アシェット”からの高評価、世界各国のエアラインでも採用されてきた実績など、その歴史と品質に対する安心感はシャンパーニュでも群を抜いています。
そのマーテルが手掛ける新たなシャンパーニュブランドが『ROBERT DE PAMPIGNAC ロベール・ド・パンピニャック』です。
シンプルで無駄のないエレガントなデザインと、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネを用いた伝統的なアッサンブラージュによる、和食にも合う繊細な味わいが特徴です。
メゾン・マーテルの歴史
メゾン・マーテルは1869年に、エペルネ近郊のAvenay Val d’Or(アヴネ・ヴァル・ドール)にあるTabourin家(タブラン家)によって設立されました。ベル・エポックと呼ばれる19世紀末から第一次世界大戦までの間、このメゾンは大きな成長を遂げました。
1979年にアンドレ・タブランが他界した後、大株主でもあったRapeneau家(ラペノー家)が、このメゾンを受け継ぎました。ラペノー家は自身でもメゾン・エルネスト・ラペノーを営んでいましたが、このマーテルというブランドを守り、発展させていく事に力を注ぐようになりました。
現在、メゾン・マーテルを取り仕切るのはラペノー家の4代目である、クリストフ・ラペノー氏です。
代表であるクリストフは、社長である前に一シャンパーニュ農家として、既に30回以上も収穫を経験しているベテランであるという事実は、他の大手メゾンと比較する際、有効なアピールポイントになっています。彼は20世紀後半からの急激な気候変動も肌で感じ、いち早く対応してきました。品質の安定したシャンパーニュを継続的に作り続けることにおいて、フランス国内はもちろん、世界的にも非常に厚い信頼を寄せられています。
2015年7月4日には、シャンパーニュの丘陵・メゾンとカーヴ(Coteaux, Maisons et Caves de Champagne)がユネスコ世界遺産に登録されました。
その時認定された施設の一つに、マーテル社のカーヴが選ばれており、このことも同社の信頼を高めています。
マーテルのシャンパーニュは、世界各国のエアラインでも採用される豊富な実績を持ちます。
また、世界各国のミシュラン星付レストラン、高名なホテルにて採用されています。
上記はマーテルのシャンパーニュがオンリストされているホテル・レストランの一部です。