シャトー・クリネ Chateau Clinet
ポムロールの中心に位置するシャトー
”シャトー・クリネ”
長らく低迷していた時期が続きましたが、見事に再生を果たす
見事に自らの殻を破ったシャトー・クリネが 衝撃の価格で登場です。
シャトー・クリネDATA
クリネは入念に生産されるワインで、要求する品質はとても高く、その要求はすなわちワイン愛好家の求める品質そのものです。
醸造技術の革新や設備の進歩などのおかげで、品質はさらに高まっています。テロワールを重視し、エコの観点からも環境に対して無茶ことをしないのがクリネの信念です。
クリネはポムロールの中心に位置し、ボルドーの都市部から約40kmの距離です。クリネは名高い区画を保持し、ことメルローに関して世界トップのテロワールです。
この並はずれたワインは、繊細な香りを持ち、赤く熟した果実の複雑な風味、トリュフの強烈かつエレガントな香りなどを併せ持ちます。テロワールと気候と人智の融合の結果がクリネと言えます。
優美さと激しさという矛盾する要素が共存する、希有なシャトー・クリネは同時に頑強なワインでもあり、多くのヴィンテージで4、5年は寝かせるべきで、ポムロールの閉じたワインと言えるでしょう。
醸造所は2004年に改修され、クリネの更なる品質向上に役立っています。木製の発酵樽は定温で、様々な大きさのものが用意されており、キュヴェ毎のきめ細かな作業が可能です。
ロバート パーカー 『ボルドー ~第4版より~ 』
1995年ヴィンテージ
「これまた挑発的な、内向的なヴァン・ド・ガルド(長期熟成型ワイン)のスタイルでつくられたワインである1995年のクリネは、ポムロールのエッセンスだ。ブラックベリー、カシスを思わせる果実味は畏敬の念を抱くほとである。色は縁いっぱいまで濃い黒/柴色で、極めてフルボディで力強く、何層ものグリセリンのしみ込んだ果実味、堂々たる芳醇さ、たっぷりの甘草、ブラックベリー、カシスの風味、厚みのある、とろりとした舌触りがある。予想される飲み頃:2006年~2025年。」
1990ヴィンテージ
「世界的に有名な1989年の兄貴分より成長している。1990年は、試飲するたびに重みや器量を身につけ続けているようだ。ブラインド・テイスティングでは、より若い、それほど成長していない1989年と、この年の超大作の差を見つけるのは簡単ではない。~チョコレート、エスプレッソ、モカなどの趣が、このフルボディで、見事にアロマが強く、けたはずれの凝縮感があるワインのグラスから飛び出す。心動かされるワインだ。予想される飲み頃:現在~2017年。」