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100%徐梗した果実をゆっくりとプレスし、ジュースは重力落下で桶まで運ばれます(ポンプは使用しません)。ワインはそれぞれの品種ごとに別々のプロセスで進められます。 発酵は温度管理に注意しつつ、228Lの小樽(1~2年使用樽)内で6か月間かけて行います。澱引きは2回行います。
7か月間、澱とともに樽の中で熟成。熟成中に攪拌を行います。 アッサンブラージュを経て ワインが安定するのを待ち、重力を利用した清澄を行います。瓶詰後さらに6か月間熟成させます。
樹齢45年のグルナッシュ・ブランの生み出す芳醇でふくよかな味わいと、樹齢60年のブールブランが構築する強いボディ(ストラクチュア)。それが私がこのワインで表現したいテーマでした。そのベースに活き活きとした魅力的なアクセントをもたらすのが、マルサンヌとルーサンヌです。華やかなアロマやフィネスが加わることで、全体が香り高く、複雑で長い余韻を持つワインになります。この土地で素晴らしいブドウに出会い、この白ワインを生み出せたことを私は誇りに思います。
輝きのある、黄金色の色調。白桃やリンゴを思わせるアロマと、甘い蜜の香の花をブレンドしたようなリッチで複雑味のある香り、フレッシュで甘いスパイス、蜂蜜、ナッツのような香ばしさ。芳醇で、構造がしっかりしたクリーミーな口当たり、アロマティックな凝縮した味わいが楽しめる。生き生きとした、エレガントな余韻が非常に長く続く。
アペリティフとして、オイル・サーディンなどシーフードと。メインであれば、ハーブを使ったシーフード料理、鶏肉や仔牛肉の料理がお勧め。カレーや、サフランをたっぷり使ったパエリアなど、スパイシーな料理とも相性が良い。チーズであれば、エポワスやロックフォールなど、味わいの濃密なタイプがお勧め。
エリック・ファーブルは、シャトー・ラフィット・ロートシルトを離れた後、自身のワイナリー設立のため、1994年から7年に渡り、忙しい日々の合間を縫って南仏の畑を訪ね歩きました。そして、ついに一つの魅力的な畑にたどり着きました。
それがシャトー・リヴィエール・ル・オーでした。
1789年に作られた城館。ブドウ畑は緩やかな斜面に広がり、見下ろしたその先には地中海の美しい海岸が一望できました。畑には魅力的な石積みの小屋(Mas)まで綺麗に残されていました。エリックは、一目でこのシャトーに魅了されました。そして、この歴史あるシャトーを受け継ぎ育ててゆくことを決心したのです。今やラングドック最高峰“クリュ”に認定されるラ・クラープの畑に、ボルドー最高峰で培った技を惜しみなく注ぎ、情熱のままにワイン造りに取り組んでいます。
醸造家エリック・ファーブルの経歴
1978年~1986年エリック・ファーブルの息子、ヴィアンネは偉大な醸造家・栽培家である父エリック・ファーブルの技を受け継ぐべく、現在シャトー・リヴィエール・ル・オーでともに仕事に励んでいます。彼はボルドーで栽培・醸造について学んだ後、パリへ出てビジネススクールで経営を学びます。
その後、有名なシャンパーニュメゾン「ボランジェ」の営業職として、5年間世界各地を飛び回る生活を送っていました。
2010年から家族のいるラ・クラープへ移り住み、シャトー・リヴィエール・ル・オーで栽培・ワイン造りに取り組んでいます。
※ガリーグ(Garrigues)とは、ラベンダーやローズマリー等、低木の植物で形成される林の事です。主に地中海沿いの石灰質土壌に見られる風景で、強い日差しと乾燥した空気、アルカリ性土壌の元で形成されます。
※HVEとは、2011年からスタートした認証です。生物多様性、次世代へ引き継げる循環型農法をベースに制定される認証です。
■ワインの骨格を作るブドウ
赤ワイン:ムールヴェードル / 白ワイン:ブールブラン
■ワインにボリューム感、果実味を与えるブドウ
赤ワイン:グルナッシュ / 白ワイン:グルナッシュ・ブラン
■ワインに果実味や華やかさ、スパイス、余韻など特徴をもたらすブドウ
赤ワイン:シラー / 白ワイン:ルーサンヌ・マルサンヌ
ラングドック2つ目の訪問は、シャトー・リヴィエール・ル・オー。
こちらも住所だけを頼りに行くにはなかなか難しい場所にあります。
小さな町をいくつか超えて田舎道を進んでいき、自然豊かな風景の中にこのワイナリーが見えてきます。
到着して周りを見渡すと、海も見えるとても素敵な場所でした。
このシャトーのオーナーは、エリック・ファーブルさん。
彼は元々ボルドーの5大シャトーの、シャトー・ラフィット・ロートシルトで醸造家として働いていました。
ブドウ品種のムルヴェードルに魅せられていた彼は、このブドウの産地で有名なプロヴァンスのバンドールなどで理想的なブドウ畑を探したのちに、2000年代に入ってからラングドックのこの場所に移住しました。
ラ・クラップと言う名のこの土地は、もともと紀元前100年ほど前にフェニキア人の入植によって開拓されたそうです。
元々島だった場所で、周りよりも小高くなっています。
今回の訪問では生憎の雨で海は見えませんでしたが、晴れの日はブドウ畑の奥の方に海が広がっているのが見えます。
エリックさんと、息子のヴィアンネさんがワイナリーを見学させてくれ、奥様のクリスティーヌさんにお昼ご飯のおもてなしをしていただきました。
奥様が作られたテリーヌは、深海魚のロットと言うお魚をベースにお野菜や卵にふわりとしたクリームが添えてありました。
絶品でした!
エリックさんは、「自分が美味しいワインを作り、奥様が美味しい料理を作るから夫婦生活が長続きしているんだ」とおっしゃってました。
お食事の時にはリヴィエール・ル・オーの白、ロゼを頂きました。
食事の後はすぐ横にある醸造所へ。
醸造所自体は二階建てになっており、上の階に直接ブドウが運ばれます。
建物の裏側は入口よりも高い位置になり、裏口から直接トラックでブドウが運べるようになっています。
アルコール発酵が行われるコンクリートタンクは、80年代のクラシックな黄緑色のタイルで覆われています。
その奥にはステンレスタンクも見えます。
2階部分に直接運ばれたブドウは、無理な力をかけられることなく一階部分のタンクに運ばれます。
タンク室の横は貯蔵室になっています。
ここでは赤ワインが貯蔵され、白とロゼワインはまた別の所で貯蔵しているそうです。
樽は直接積まれておらす、黒の枠の上に置かれています。
これによって樽ごとに動かすのがスムーズになります。何列にもわたってワインが貯蔵されています。
次回は日本で会いましょうとお話しして、シャトー訪問を終えました。 次回は晴れた日に訪れて、ぜひ海の見える風景を楽しみたいものです。
|| 商品名
|| テイスティングコメント
100%徐梗した果実をゆっくりとプレスし、ジュースは重力落下で桶まで運ばれます(ポンプは使用しません)。ワインはそれぞれの品種ごとに別々のプロセスで進められます。 発酵は温度管理に注意しつつ、228Lの小樽(1~2年使用樽)内で6か月間かけて行います。澱引きは2回行います。
7か月間、澱とともに樽の中で熟成。熟成中に攪拌を行います。 アッサンブラージュを経て ワインが安定するのを待ち、重力を利用した清澄を行います。瓶詰後さらに6か月間熟成させます。
樹齢45年のグルナッシュ・ブランの生み出す芳醇でふくよかな味わいと、樹齢60年のブールブランが構築する強いボディ(ストラクチュア)。それが私がこのワインで表現したいテーマでした。そのベースに活き活きとした魅力的なアクセントをもたらすのが、マルサンヌとルーサンヌです。華やかなアロマやフィネスが加わることで、全体が香り高く、複雑で長い余韻を持つワインになります。この土地で素晴らしいブドウに出会い、この白ワインを生み出せたことを私は誇りに思います。
輝きのある、黄金色の色調。白桃やリンゴを思わせるアロマと、甘い蜜の香の花をブレンドしたようなリッチで複雑味のある香り、フレッシュで甘いスパイス、蜂蜜、ナッツのような香ばしさ。芳醇で、構造がしっかりしたクリーミーな口当たり、アロマティックな凝縮した味わいが楽しめる。生き生きとした、エレガントな余韻が非常に長く続く。
アペリティフとして、オイル・サーディンなどシーフードと。メインであれば、ハーブを使ったシーフード料理、鶏肉や仔牛肉の料理がお勧め。カレーや、サフランをたっぷり使ったパエリアなど、スパイシーな料理とも相性が良い。チーズであれば、エポワスやロックフォールなど、味わいの濃密なタイプがお勧め。
エリック・ファーブルは、シャトー・ラフィット・ロートシルトを離れた後、自身のワイナリー設立のため、1994年から7年に渡り、忙しい日々の合間を縫って南仏の畑を訪ね歩きました。そして、ついに一つの魅力的な畑にたどり着きました。
それがシャトー・リヴィエール・ル・オーでした。
1789年に作られた城館。ブドウ畑は緩やかな斜面に広がり、見下ろしたその先には地中海の美しい海岸が一望できました。畑には魅力的な石積みの小屋(Mas)まで綺麗に残されていました。エリックは、一目でこのシャトーに魅了されました。そして、この歴史あるシャトーを受け継ぎ育ててゆくことを決心したのです。今やラングドック最高峰“クリュ”に認定されるラ・クラープの畑に、ボルドー最高峰で培った技を惜しみなく注ぎ、情熱のままにワイン造りに取り組んでいます。
醸造家エリック・ファーブルの経歴
1978年~1986年エリック・ファーブルの息子、ヴィアンネは偉大な醸造家・栽培家である父エリック・ファーブルの技を受け継ぐべく、現在シャトー・リヴィエール・ル・オーでともに仕事に励んでいます。彼はボルドーで栽培・醸造について学んだ後、パリへ出てビジネススクールで経営を学びます。
その後、有名なシャンパーニュメゾン「ボランジェ」の営業職として、5年間世界各地を飛び回る生活を送っていました。
2010年から家族のいるラ・クラープへ移り住み、シャトー・リヴィエール・ル・オーで栽培・ワイン造りに取り組んでいます。
※ガリーグ(Garrigues)とは、ラベンダーやローズマリー等、低木の植物で形成される林の事です。主に地中海沿いの石灰質土壌に見られる風景で、強い日差しと乾燥した空気、アルカリ性土壌の元で形成されます。
※HVEとは、2011年からスタートした認証です。生物多様性、次世代へ引き継げる循環型農法をベースに制定される認証です。
■ワインの骨格を作るブドウ
赤ワイン:ムールヴェードル / 白ワイン:ブールブラン
■ワインにボリューム感、果実味を与えるブドウ
赤ワイン:グルナッシュ / 白ワイン:グルナッシュ・ブラン
■ワインに果実味や華やかさ、スパイス、余韻など特徴をもたらすブドウ
赤ワイン:シラー / 白ワイン:ルーサンヌ・マルサンヌ
ラングドック2つ目の訪問は、シャトー・リヴィエール・ル・オー。
こちらも住所だけを頼りに行くにはなかなか難しい場所にあります。
小さな町をいくつか超えて田舎道を進んでいき、自然豊かな風景の中にこのワイナリーが見えてきます。
到着して周りを見渡すと、海も見えるとても素敵な場所でした。
このシャトーのオーナーは、エリック・ファーブルさん。
彼は元々ボルドーの5大シャトーの、シャトー・ラフィット・ロートシルトで醸造家として働いていました。
ブドウ品種のムルヴェードルに魅せられていた彼は、このブドウの産地で有名なプロヴァンスのバンドールなどで理想的なブドウ畑を探したのちに、2000年代に入ってからラングドックのこの場所に移住しました。
ラ・クラップと言う名のこの土地は、もともと紀元前100年ほど前にフェニキア人の入植によって開拓されたそうです。
元々島だった場所で、周りよりも小高くなっています。
今回の訪問では生憎の雨で海は見えませんでしたが、晴れの日はブドウ畑の奥の方に海が広がっているのが見えます。
エリックさんと、息子のヴィアンネさんがワイナリーを見学させてくれ、奥様のクリスティーヌさんにお昼ご飯のおもてなしをしていただきました。
奥様が作られたテリーヌは、深海魚のロットと言うお魚をベースにお野菜や卵にふわりとしたクリームが添えてありました。
絶品でした!
エリックさんは、「自分が美味しいワインを作り、奥様が美味しい料理を作るから夫婦生活が長続きしているんだ」とおっしゃってました。
お食事の時にはリヴィエール・ル・オーの白、ロゼを頂きました。
食事の後はすぐ横にある醸造所へ。
醸造所自体は二階建てになっており、上の階に直接ブドウが運ばれます。
建物の裏側は入口よりも高い位置になり、裏口から直接トラックでブドウが運べるようになっています。
アルコール発酵が行われるコンクリートタンクは、80年代のクラシックな黄緑色のタイルで覆われています。
その奥にはステンレスタンクも見えます。
2階部分に直接運ばれたブドウは、無理な力をかけられることなく一階部分のタンクに運ばれます。
タンク室の横は貯蔵室になっています。
ここでは赤ワインが貯蔵され、白とロゼワインはまた別の所で貯蔵しているそうです。
樽は直接積まれておらす、黒の枠の上に置かれています。
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750mlサイズのお好みのワインを入れることが出来ます。
※ギフトボックスと一緒にワインを複数本、お買い求め頂いたは、どちらの商品をギフトボックスに入れるか、注文時に「備考欄」にてご連絡ください。
1本用
2本用
袋の色はクールグレーのみとなります。
ワイン1本、もしくは1本用ギフトボックスを入れることが出来ます。
「もっと気軽にワインを持ち運びたい」そんな皆様の声にお応えし、ワインショップソムリエロゴ入りワイン用袋をご用意しました。
1本用・2本用・3本用の3種取り揃えておりますので用途に合わせてお選びくださいませ。
ワイン名(原語) | グラン・ヴァン・ブラン シャトー・リヴィエール・ル・オー (CHATEAU RIVIERE LE HAUT GRAND VIN BLANC) |
原産国・地域 | フランス・ラングドック |
原産地呼称(AOC) | ラ・クラープ(LA CLAPE) |
ヴィンテージ | 2019年 |
ぶどう品種(栽培比率) | ブールブラン40%、グルナッシュ・ブラン20%、マルサンヌ20%、ルーサンヌ20% |
タイプ | 白ワイン |
内容量 | 750ml |
ご注意 | 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。 |
保存方法 | 要冷蔵 18℃以下 |
特徴 | 収量:28hl/ha 平均樹齢:28年 発酵:(1~2年使用した228Lの小樽) 熟成:樽で7か月、瓶詰後さらに6か月熟成 |
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