Malenchini
マレンキーニ
70ヘクタールの自家畑はキアンティの中心部に広がり、そのブドウを使って、キアンティ、キアンティ・コッリ・フィオレンティーニ、スーパートスカーナのブルツィッコ、ヴィンサント、そしてオリーヴオイルも造られています。
マレンキーニのワインの礎を築いたのは、今は亡き巨匠「ジュリオ・ガンベッリ氏」です。トスカーナの巨匠、サンジョベーゼを扱わせたら右に出るものはいないと言われた天才醸造家。彼の薫陶を受け、マレンキーニのキャンティは、伝統的な製法で作られています。
醸造所は、11世紀にたてられたメディチ家の別荘を使用しています。
情熱(パッション)こそが、マレンキーニという一族を動かし、2世紀以上に渡ってワイン造りを行い、マレンキーニの遺産でもあるワイン造りのノウハウを育ててきました。
現在オーナーの夫人マリアさんは、キャンティ・ コッリ・フィオレンティーニ協会の現会長を務めており、この土地に貢献し、他の生産者に影響を与えています。
この両輪が高品質なワインを生み出すためには不可欠で、この理念を持ち続けることがトスカ ーナ最高の伝統を維持することにつながります。そして日々変化し続けています。
ワイナリーにある、別荘(ヴィラ・メディツィア・ディ・リリアーノ)は、フィレンツェ市街からわずか数キロ離れた場所にあり、セレモニー、ビジネスミーティング、イベントを行う代表的な場所としても使われています。
土壌:石灰質がやや混じる粘土質土壌
ブドウ:サンジョベーゼ、カナイオーロ・ネロ
密植度:昔からある畑は2500本/ha、
植え替えを行った新しい畑は5000~6500本/ha
標高:200~300メートル
収穫:100%手摘み。
畑ごとの完熟度を見ながら、
9月下旬から10月半ばにかけて収穫。
コッリ・フィオレンティーニはサンジョベーゼ90%とカナイオーロ・ネロ10%をブレンドする。発酵はステンレスタンクで行う。最初の13日間は果皮も一緒に漬け込み、ポンピングオーバーを行い、拡販しながら発酵させる。この時温度はおよそ28度から30度。その後20ヘクトリットルの新樽で4カ月熟成させ、瓶内熟成を3カ月行う。